闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

会社が生み出す価値

2007年03月29日 01時02分17秒 | Weblog
今期もあと2日、営業日なら1日、今期のまとめは明日に回すとして
今期は今一煮え切らない1年でしたね・・・

ところで三洋電機は、井植家以外から社長が就任しますね。
井植支配体制を何処まで刷新できるのか、佐野新社長さんのお手並み拝見です。
古今東西、同属支配の会社は、どうしても一族の私物化が避けられず
腐敗する事が多いですね~、パロマも例に漏れずです。
結局、身内に甘いから、見えなくなるんでしょう。

会社を自分の子供や兄弟に継がせたい気持ちは、わからないではないですが、
会社は独立した意思であり、そこに情を持ち込むのはどうかと思いますね。
特に上場企業の場合、株主様から大切な資金をお預かりして
会社を運営させて頂いている訳ですから、業績第一でしょう。

同属で株式を押さえていても、会社から生み出される製品の向こうには
お客様がいる事を決して忘れてはなりませんね。
私は、「製品の価値はお客様が決めるもの」という教育を受けているので
会社は価値を生み出す使命があると考えています。

私は時々テレビで、テレビショッピングやモシモシショッピングの類をよく見ます、
ジャパネットの高田社長さんの甲高い商品説明が見たいからではなく
商品の販売価格が流れる前に、
自分だったら「このくらいの価格なら買ってもいい」と説明を聞いて
自分なりに価格設定してみます、もちろん原価の予想なども。

それで私の設定価格と実売価格が均衡していたら、
私自身としては、適正価格で販売されていると感じます。
中には、私の予想と実売価格に大きな差がある場合がありますが
その場合は「高いなぁ」と思ったり、「ご~つっぅ安い!」と思います。

ブランド物についても、かなり高価なものが多いのですが
購買するお客さんは、その商品にそれだけの価値を見出しているから
高価なものでも売れるのでしょう。

それに引き換え、私たちの業界では、多くの場合、開発費とそれを回収する期間で
価格を設定している場合が多いですから、本来の商いから言えばおかしいですな。
今まではそれでも、選択肢が少なかったので、「泣く泣く買わざるを得ない」
という事もかなり多かったのですが、少しずつ変わっては来ているようです。
しかし、もっとドラスティックな価格破壊が起こる日も近いと思いますね。

と、偉そうな事を言っていますが、うちの会社が儲からないのは
結局、社会に価値を生み出せてないからです。
もっとアイデアを出して、社会に認められるような価値のあるものを
作らなければなりませんね。


今日目に付いた記事:
 ・関西テレビが訂正放送 捏造・改ざんの7件について
  この番組を見ましたが、どうしてトップが出てきて説明しないんでしょうね。
  以前のNHK不祥事の時もそうですが、一アナウンサーが説明するのは
  どう見ても茶番に見えて、経営層の反省が感じられないのですが。

今日の気持ちステータス:

今日のオススメサイト:
 ・サンパウロ新聞
  日系人のための新聞ですが、現地の日系人のことを知るには良い機会になるかも