暑い毎日ですねぇ。
3月に田植えした前の田んぼもずいぶん稲穂がたれてきました
月末には稲刈りでしょうか。
自宅前のブラックベリーもたくさんの実をつけ、熟れてきました
先週末のウエディングケーキはこのブラックベリーをデコレーションに
使おうと思っていました。
今回のケーキは子供の頃、よく遊んでもらったいとこのケーキです。
私からのお祝いにプレゼントさせてもらうことにしてました。
ウエディングケーキを作るときはいつも
営業中、接客やカフェのオーダーを作りながら、、、ではなくて
夜中～明け方の静かな時間にそれだけに集中して作ります。
ずいぶん手前からお二人の希望を聞いて、
イメージにあったもの、花嫁さんの衣裳にあったもの、
季節にあったもの、、、など色々考えて
オンリーワンなものを作りたいと思っています。
お花屋さんをまわってイメージをふくらませたりする時間は
とても楽しい時間です。
作りはじめたら、、、
お二人のことを思い、ゲストに喜んでいただけることを思い、
気持ちをこめて作っていきます。
夜が明けて、カフェが明るくなりはじめたころケーキが完成します。
カフェのテーブルに置いたケーキは朝日をあびて
白さが一段と増してとてもきれいなんです。
そうして今回もできあがったケーキ、
運搬には本当に胃がいたくなるくらい緊張して会場に届けました。
数時間後、会場の厨房から電話がありました。
”ウエディングケーキを落としてこわしてしまいました”って、、、。
言葉がでない私。。。
”新郎（いとこ）には許可をいただいて、こちらでかわりのものを
作っていますが、ご報告とおことわりをと思いまして、、、”
なんて言っていいか言葉がみつからず、怒ることもできず、
正直、何をしゃべったかはっきり覚えていません。
お菓子教室スタート直後でみなさん静かに待っていたので
これ以上話をすることはだめだと電話をきりました。
お教室は参加のみなさんのおかげで
終始笑いの絶えない楽しい楽しい時間で
この出来事のことは忘れて過ごすことができました。
披露宴会場では私のではないケーキが
”サオリスイーツさん提供の、、、”というアナウンスがあって
ケーキを出していたということも聞かされ、
夕方一人になってから
悲しいのか、怒りなのか、悔しいのかなんかわからないけど
こんなに泣いたの何年ぶり？ってくらい号泣しました。
私からいとこへのプレゼントはその時間のその舞台でしか
渡せなかったものなのでもう今さらどうすることもできません。
ぼんやりと片づけをしながら 頭の中をあるセリフがぐるぐる
まわっていました。。。
少し前に 世界でもトップレベルの実力をもつ和泉シェフの
講習をうけたのですが、
会場は設備が悪く、シェフの作業台付近は熱がこもる場所で
３０度超えの気温。
その中でなんとチョコレートのデモンストレーション、、、
ありえません。
必要な道具は用意されてなかったり、
あわてて買いにいったものは使えないものだったり
これでもか！といわんばかりの悪条件がそろいます。
その中でシェフは怒ったり、誰かを責めたりを一切せず、
その都度、大丈夫です！何とかします！と笑顔でおっしゃって
臨機応変に作業をすすめていきました。
私は最前列に座っていたのですが、
シェフが
”いろんな経験をすると強くなりますから、、、”と
誰にいうでもなく笑いながら言った一言がきこえました。
世界のいろんな場所で本当にいろんな経験をされ、
それらを乗り越えてきたシェフからでたその言葉は
本当にずっしりと重くひびきました。
トラブルや困難にどう立ち向かうかを楽しんでいるようにさえ見えました。
何かを極めた人はその技術だけでなく
人間の器も大きいんだーーーと思ったことでした。
披露宴翌朝、料理長さんがわざわざ謝りに来てくださいました。
電話の時には正直、大変なことをしたって思ってる？
本気で謝ってる？という印象があったのですが、
実際お会いして話を聞くと
口べたで不器用な方だったのかなと思えたので
もう許そうと思えました。
気持ちがはれました。
怒っても、責めても ケーキとあの時間は帰らないのですから。
辛いこの出来事も、私が成長するために必要な経験だったと
のちに思えるように気持ちをきりかえようと思えたのは
和泉シェフのあの一言があったからだと感謝しています。
今回の経験で、ミスが許されない仕事だということが本当に実感できたので
これからは”楽しい”だけでなく、
責任の重さも感じながら取り組もうと思います。
この騒動の中誕生日を迎えたわたし、、、
ちょっときついけど、歳に見合う中身に成長してない私に
神様がくれた”成長への試練”というプレゼントだったのかも。。。
でもね、ちゃんとご褒美もくれたんですよ。
お菓子教室と洞が島ナイトバザール！
楽しくてうれしくて大収穫のイベントでした。
こちらはまた次に書きますね♪
それから、痛みをわかちあってくれた相方さんの存在にあらためて感謝。
（↑めったに褒めないわたしですケド（笑））
私以上に怒ってくれたり、楽しい時間を作ってくれた友人たちにも
本当に感謝です。
またこの一年も前にむかって歩いていきます！！
なんだか重い内容でスミマセン。
でも、すっきりしたよーーー！
次回は楽しい内容で（またまた長文になる模様（笑））お届けします♪
この週末、
１８、１９日は私的、土佐の三大祭り 絵金祭りが開催されますよ！
１９日はヤシィパークでも恒例のマリンフェスティバルがあります♪
ご予定のない方、ぜひイベント盛りだくさんな香南市へ
お越しくださいませ～
では楽しい連休を～♪
3月に田植えした前の田んぼもずいぶん稲穂がたれてきました
月末には稲刈りでしょうか。
自宅前のブラックベリーもたくさんの実をつけ、熟れてきました
先週末のウエディングケーキはこのブラックベリーをデコレーションに
使おうと思っていました。
今回のケーキは子供の頃、よく遊んでもらったいとこのケーキです。
私からのお祝いにプレゼントさせてもらうことにしてました。
ウエディングケーキを作るときはいつも
営業中、接客やカフェのオーダーを作りながら、、、ではなくて
夜中～明け方の静かな時間にそれだけに集中して作ります。
ずいぶん手前からお二人の希望を聞いて、
イメージにあったもの、花嫁さんの衣裳にあったもの、
季節にあったもの、、、など色々考えて
オンリーワンなものを作りたいと思っています。
お花屋さんをまわってイメージをふくらませたりする時間は
とても楽しい時間です。
作りはじめたら、、、
お二人のことを思い、ゲストに喜んでいただけることを思い、
気持ちをこめて作っていきます。
夜が明けて、カフェが明るくなりはじめたころケーキが完成します。
カフェのテーブルに置いたケーキは朝日をあびて
白さが一段と増してとてもきれいなんです。
そうして今回もできあがったケーキ、
運搬には本当に胃がいたくなるくらい緊張して会場に届けました。
数時間後、会場の厨房から電話がありました。
”ウエディングケーキを落としてこわしてしまいました”って、、、。
言葉がでない私。。。
”新郎（いとこ）には許可をいただいて、こちらでかわりのものを
作っていますが、ご報告とおことわりをと思いまして、、、”
なんて言っていいか言葉がみつからず、怒ることもできず、
正直、何をしゃべったかはっきり覚えていません。
お菓子教室スタート直後でみなさん静かに待っていたので
これ以上話をすることはだめだと電話をきりました。
お教室は参加のみなさんのおかげで
終始笑いの絶えない楽しい楽しい時間で
この出来事のことは忘れて過ごすことができました。
披露宴会場では私のではないケーキが
”サオリスイーツさん提供の、、、”というアナウンスがあって
ケーキを出していたということも聞かされ、
夕方一人になってから
悲しいのか、怒りなのか、悔しいのかなんかわからないけど
こんなに泣いたの何年ぶり？ってくらい号泣しました。
私からいとこへのプレゼントはその時間のその舞台でしか
渡せなかったものなのでもう今さらどうすることもできません。
ぼんやりと片づけをしながら 頭の中をあるセリフがぐるぐる
まわっていました。。。
少し前に 世界でもトップレベルの実力をもつ和泉シェフの
講習をうけたのですが、
会場は設備が悪く、シェフの作業台付近は熱がこもる場所で
３０度超えの気温。
その中でなんとチョコレートのデモンストレーション、、、
ありえません。
必要な道具は用意されてなかったり、
あわてて買いにいったものは使えないものだったり
これでもか！といわんばかりの悪条件がそろいます。
その中でシェフは怒ったり、誰かを責めたりを一切せず、
その都度、大丈夫です！何とかします！と笑顔でおっしゃって
臨機応変に作業をすすめていきました。
私は最前列に座っていたのですが、
シェフが
”いろんな経験をすると強くなりますから、、、”と
誰にいうでもなく笑いながら言った一言がきこえました。
世界のいろんな場所で本当にいろんな経験をされ、
それらを乗り越えてきたシェフからでたその言葉は
本当にずっしりと重くひびきました。
トラブルや困難にどう立ち向かうかを楽しんでいるようにさえ見えました。
何かを極めた人はその技術だけでなく
人間の器も大きいんだーーーと思ったことでした。
披露宴翌朝、料理長さんがわざわざ謝りに来てくださいました。
電話の時には正直、大変なことをしたって思ってる？
本気で謝ってる？という印象があったのですが、
実際お会いして話を聞くと
口べたで不器用な方だったのかなと思えたので
もう許そうと思えました。
気持ちがはれました。
怒っても、責めても ケーキとあの時間は帰らないのですから。
辛いこの出来事も、私が成長するために必要な経験だったと
のちに思えるように気持ちをきりかえようと思えたのは
和泉シェフのあの一言があったからだと感謝しています。
今回の経験で、ミスが許されない仕事だということが本当に実感できたので
これからは”楽しい”だけでなく、
責任の重さも感じながら取り組もうと思います。
この騒動の中誕生日を迎えたわたし、、、
ちょっときついけど、歳に見合う中身に成長してない私に
神様がくれた”成長への試練”というプレゼントだったのかも。。。
でもね、ちゃんとご褒美もくれたんですよ。
お菓子教室と洞が島ナイトバザール！
楽しくてうれしくて大収穫のイベントでした。
こちらはまた次に書きますね♪
それから、痛みをわかちあってくれた相方さんの存在にあらためて感謝。
（↑めったに褒めないわたしですケド（笑））
私以上に怒ってくれたり、楽しい時間を作ってくれた友人たちにも
本当に感謝です。
またこの一年も前にむかって歩いていきます！！
なんだか重い内容でスミマセン。
でも、すっきりしたよーーー！
次回は楽しい内容で（またまた長文になる模様（笑））お届けします♪
この週末、
１８、１９日は私的、土佐の三大祭り 絵金祭りが開催されますよ！
１９日はヤシィパークでも恒例のマリンフェスティバルがあります♪
ご予定のない方、ぜひイベント盛りだくさんな香南市へ
お越しくださいませ～
では楽しい連休を～♪