姫路城英語ガイドのひとりごと

姫路城英語ボランティアガイドでの出来事や姫路城のあれこれを綴ります。

特別公開

2019年02月17日 | 作事
姫路城冬の特別公開で英語定点ガイドをしてきました。
この特別公開は姫路城外国語ガイド協会(VEGA)も協力していて、ろノ渡櫓付近で外国人に英語で案内します。三左衛門の当番の時は残念な事に西洋人は3組6名だけでした。しかもその内2組5人はVEGAのガイド仲間が案内しており私の出番はありません。そして、残りの1人は英語ができませんでした(^^;;
外国人に対する宣伝が足りないのかな?ちなみに、説明文の英訳もVEGA が協力しています。

約10年ぶりになる今回の特別公開は乾小天守最上階から見える大天守が1番のウリだと思います。
三左衛門が初めてそこから大天守を見た時は、あまりの素晴らしさ立ちすくんだのを忘れもしません。



もう一つのウリは「ロの渡櫓」の床板でしょう。
手斧で削った400年前の板がズラリと並んでいます。



ところが、三左衛門が渡櫓で立っていて、1番印象深かった日本人の反応は
「あの釘のようなものは火縄銃の火縄や火薬、弾薬を吊るためのものだったのか!」



「これはやっぱり鉄砲や槍を置いておくものだったのか」





という多くの人の声でした。

そうこんな風に展示すれば分かりやすく、天守の中は空っぽでつまらないと言われないとあらためて実感し、大天守もこうすれ良いのにと思わざる得ませんでした。
なお、姫路城大天守の内部は城郭ホームページでは秀逸の「お城めぐりFAN」

上記のページに詳しいです。これほど詳しい資料は無いといって良いぐらいでしょう。

それにしても、年間1番の閑散期にこれ程お客さんが登城し、そして、300円の特別料金を払って小天守群に入城されるとは思ってもみませんでした。おそるべし姫路城。
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