放送作家村上信夫の不思議事件ファイル

Welcome! 放送作家で立教大大学院生の村上信夫のNOTEです。

6000万で売れるかんぽの宿を1万で売った郵政公社

2009年01月30日 07時33分33秒 | Weblog
 オリックスへの一括譲渡の問題でクローズアップされたが、かんぽ譲渡は、他にもこんな問題が山積み。かんぽの宿で巨額の赤字を作っておきながら、「郵便事業は赤字」の郵政公社の発言は、理解しにくい。たしかに、郵政事業ではなく簡保での損なのかもしれないが・・・。
 この宿の建設を企画した人間、決裁した人間、そして、6000万で売れるのにたった1万円で売った人間、郵政公社は、実名をあげ、個人的に何の利益もえていないことを証明すべきだ。

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009012900974

不動産業者、6000万円で転売=1万円の「かんぽの宿」-鳥取

 2007年3月、旧日本郵政公社から鳥取県岩美町の「かんぽの宿」を土地代を含め1万円で購入した東京の不動産開発会社が、半年後に鳥取市の社会福祉法人に6000万円で転売していたことが29日分かった。民営化を控えた郵政公社が、年間2670万円の営業赤字(05年度)を出す不採算施設として売り急いだ結果、買い手企業に短期で巨額の利益をもたらした格好だ。
 建物は1億円以上をかけて改修され、現在は老人ホームになっている。関係者によると、この社会福祉法人は設立に際し、閉鎖されるかんぽの宿を取得しようとしたが、既に他施設と一括で売却されることが決まっていた。このため、仲介業者を通じて売却先の不動産開発会社と交渉し、6000万円で引き取ることで合意。関係者は「郵政公社が1万円で売却したとは知らなかった」と話している。(2009/01/29-20:49)

企業不祥事が止まらない理由
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