深夜、友達からの電話。
とってもバカで、カッコつけてて、不器用な友達。
出会った頃、ヤツはバリバリのヤンキーで、
一方の俺は進学校に通っていた。
でも同じリズムで心臓が鼓動していて、気が合った。
それ以来、朝まで飲んだくれたり、
歌をがなったり、
夢や恋を語ったり。
そんなこんなでもうすぐ10年。
そんな友達が、シャレにならないことをやっちまった。
電話の向こうのヤツは、
今まで聞いたこともないようなしょげかえった声だった。
でも、不思議と嫌な気持ちはしなかった。
ただ、落ち込んだ。
ヤツの落ち込んだ声を聞いて、
俺も落ち込んだ。
だからといって、何になるわけでもない。
何の役にも立たないし、ましてや肩の荷を代われるわけでもない。
でも、あの高2の夏、俺の胸に響いたお前のリズムは、
今でもこの胸に響くよ。
お前が落ち込んだ時、俺の心も落ち込むよ。
お前が笑うなら、俺も笑えるよ。
また飲もうよ。
今度は俺が声をかけるからさ。
とってもバカで、カッコつけてて、不器用な友達。
出会った頃、ヤツはバリバリのヤンキーで、
一方の俺は進学校に通っていた。
でも同じリズムで心臓が鼓動していて、気が合った。
それ以来、朝まで飲んだくれたり、
歌をがなったり、
夢や恋を語ったり。
そんなこんなでもうすぐ10年。
そんな友達が、シャレにならないことをやっちまった。
電話の向こうのヤツは、
今まで聞いたこともないようなしょげかえった声だった。
でも、不思議と嫌な気持ちはしなかった。
ただ、落ち込んだ。
ヤツの落ち込んだ声を聞いて、
俺も落ち込んだ。
だからといって、何になるわけでもない。
何の役にも立たないし、ましてや肩の荷を代われるわけでもない。
でも、あの高2の夏、俺の胸に響いたお前のリズムは、
今でもこの胸に響くよ。
お前が落ち込んだ時、俺の心も落ち込むよ。
お前が笑うなら、俺も笑えるよ。
また飲もうよ。
今度は俺が声をかけるからさ。