春の庭坂（その２）

続き。

実は本では桜は1本しか写ってなかったのですが、実際には左右に計2本ありまして。

横位置にしてみようと思いまして。
ただ、前回も言ったように全部取り込もうとすれば日の丸構図になってしまうし・・・。
でもどれも捨てがたいのも事実・・・。

で、結果はこうなりました。



えぇ。もうあえて日の丸構図です。
黄金比率にこだわりすぎるのも問題だという教えだったので。（笑）
水鏡は入れます。これははずせないと判断しました。
きれいに鏡になる率は低いですが、もしカットして、列車が来たときにきれいに鏡になったら目も当てられませんからね。
春爛漫に囲まれたつばさです。



少し左の桜を削りました。右の山が雪を被ってたのでそちらを入れて少しでも列車が対角線に来るようにしてみましたが・・・。

・・・にしてもなかなか水鏡にならない！
2，3分前まではきれいに見えるのにいざ列車が来るときになってさざ波が立ってくる！（T皿T)
しかもなんか向かってくる下り列車の方が去っていく上り列車よりも乱れ方が大きい気が・・・。

あ、実はこの各駅停車に合宿を抜けてきた友人が乗ってまして。
無事お互いを確認できました。（笑）



列車が来ないときはこんなにきれいに見えてるのにっ！！！



・・・やはりだめか・・・。orz
いや、もう申し分ないんですよ。こんだけ揃えば。
でもあと1歩だし・・・。



上りつばさ。
これで最後です。さっきの下りよりは少しは水鏡の乱れ方は少ないようです。

「こんだけ山がくっきり見えて桜が満開でなんて滅多にないよ。これ以上望むのは贅沢ってもんだ。」（笑）

と地元の方が仰ってたし、私もそう思いました。
だって雨男の私が初めて行った場所でこんだけいければ大成功でしょう。
大糸線に続くホームランじゃないのかな。

満足して片付けてあぜ道を歩いてたらタクシーが来て。
なんて良いタイミング！

もう運転手さん、神！！！（T∀T)

今回もタクシーの運転手さんに助けられました。
あぁ、来て良かった。

新幹線に乗り、友人を追って山形へ向かいました。