ひめはぎのはな

踏青。翠嵐。蒼穹。凛然。…爽やか、山日和。by sanpoiwa1736

富士写ヶ岳・・・霞み始めてたなびく

2014-02-28 21:33:54 | 登山.歓天喜地

・・・・・富士写ヶ岳(941.9m)


前回のアゲハラ山に続いて、また九谷へやってきました。

対岸へ渡って九谷ダムの上流へ。

新雪が降った直後に、奥まで車で入ったタイヤの後が続いてたので、その轍の跡を歩いて取り付口へ向かいますが、狭いうえに、場所によってはツルツル凍っちゃって、思いっきりこけちゃいました。

五彩尾根登山口。

下りは、枯淵コースを下りましたが、その枯淵コース登山口にはルート変更の案内板。
ここが新しい登山口のようです。



五彩尾根登山口を通り過ぎて、谷を一つ巻きます。
谷の最深部でタイヤの跡は消え、谷へ向かうツボ足が残っていました。

手がヒリヒリするので、見てみると、手の皮がめくれて出血してました。
さっき、コケた時につくったものです。
絆創膏が何枚かあったので、ペタッと貼って・・・。

五彩尾根登山口の尾根から谷を一つ隔てて、取り付けそうなところを探していると、法面につけられた階段がありました。
ここから登ります。



階段を登ると杉林。すり鉢状になっていて、上部に行くほど急です。
そこを登りきると、杉林が整然と並んでいる植林地。



しばらく歩くと、尾根は狭くなって、ご覧のような道。
低木や下枝が邪魔で展望なし。
おまけに、体力消耗。



左に前回登ったアゲハラ山。



右に、富士写ヶ岳。
雑木林越しに常に左前方向に見えます。



地形図の550m(記載なし)ピーク。

ここまで下枝が邪魔だったけど、だいぶ楽になってきました。
けど、ここからがホンマの登山。



菅倉山と奥に大日山。



富士写ヶ岳の山頂から東南東方面、北東と南東に波状する尾根上です。

前回のアゲハラ山の下山後に、菅倉山の下見は終わってるけど、来年以降だな。



山頂もかなり近づいてきました。

正面のコブのようなピークが気になりますが・・・。



大きな雪庇もなく、問題なく通過。



見えていたコブのピークから振り返りました。
標高で850mぐらいか?

前半の薮で、ペースも激落ち。

歩いてきた尾根と菅倉山、大日山、白山。



浄法寺山、丈競山方面。右端に小倉谷山。



最後の登り。
登りつめると、富士写ヶ岳と小倉谷山をつなぐ不惑新道出合。



九谷ダムがあんなにちっちゃい。



ウィニングロード。

山頂に何組か休んでます。



霞んでますねぇ。
でもこれだけ、眺めれればいいかな。

足の指の付け根がつっちゃって、モミモミ。

今回は、まだ登ってない山にいく予定でしたが、お隣のアゲハラ山から見たこの尾根がすごい魅力的だったので、急遽予定を変更して、登りました。
今年は雪も少なく、標高の低いところは薮が出てキツくなってきました。
ギリギリ登れてうれしいけど、達成感は40%ぐらいかな?



1時間程休憩して、下山。
前山から山頂方面と、左に張り出す尾根は登ってきた尾根。



快適な下りだけど、五彩尾根コースをとるか? 枯淵コースをとるか?

このまま五彩尾根コースへ行った場合、ダム周辺は法面になってるので、しっかりと登山口の階段まで導いてくれるか不安だし。
結局、トレースが無いことと、目印のリボンが分岐あたりで見つからないことから枯淵コースへ。 

でも、枯淵コースの道はどこを通ってるのか?
雪のため分からないし、薮も出てて、ホントに道あるの?って感じ。
初めて歩くので地図を見ながら、この辺?って感じで進んでると、尾根のすぐ横に広い道。
一安心。



右が五彩尾根、左が取りついた尾根です。

雪が少なくて、難儀する個所が何度かありましたが、全体的に危ないところもなく楽しめました。


2014.02.26  九谷ダム湖右岸P(8:15-8:30)五彩尾根登山口(8:30-9:00)九谷ダム湖畔取付(9:00-10:15)550mP(10:15-10:55)東南東尾根出合(11:00-11:40)コブ(11:40-11:55)不惑新道出合(11:55-12:10)富士写ヶ岳(13:00-13:05)前山(13:10-14:45)枯淵登山口(14:45-15:05)九谷ダム湖右岸P