腱鞘炎(ジストニア)日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
のんびりと付き合っていきます。

どうして??ギターが増えていくの???⑯

2009-09-04 23:54:04 | どうしてギターが増えていくの?
そろそろ終わりに近づいています。。。

11台-1台+2台=12台目です。

クロダ・マンホン式11弦ギターを手にして、本気でもうモダンタイプのギターを買うことは、無いだろうって思いました。
このギター以上の楽器に出会う事なんて、無いでしょうから!!!

でも、あくまでこれは、モダンタイプの話です。

オリジナルな19世紀ギターが欲しい!!

病気です。。。。
頭の中も根性も腐ってます。私は。。。。


ってな訳で、19世紀ギターの購入資金を作るために、エミリオ・パスカルを1台メディアカームで売りに出しました。

アルゼンチンから個人輸入した方です。


メディアカームには、この時3台の19世紀ギターが置いてありました。




で、奥にある不気味なギターに、すっかりハマってしまいました。
ファブリカトーレです。
どうも私は、変なギター見ると、欲しくなる癖があるようですなぁ。。。

パスカルが売れたら、不気味ギター買いますって、メディアカームのSさんに伝えて帰ってきました。


パスカルが売れるのは、まだまだ先だろうって思って、、、
ブエノスアイレスからこんなギターを購入しちゃいました。


ファン・レスターノ1857年です。



ボロボロのケースに入って届きました。


裏は、こんな感じ

ファン・レスターノは、ブエノスアイレスで活躍した、バイオリニストで楽器商です。
ブエノスアイレスの19世紀ギターってのは、かなりレアなギターなんじゃあ???
実際には、スペインの製作家によって作られて、ブエノスアイレスでレスターノのラベルで販売されたギターです。

スペインの19世紀ギターなんで、扇状の力木だろうって思って、中を覗いてみたら、、、

あらま!!すっからかんです。

好ましい音で、良く鳴っています。
庶民的な19世紀ギターです。


な~~~~んて、またアホなギターを購入してしまって、楽しんでいたら、メディアカームのSさんから連絡があって、、、

「パスカルはまだ売れてないけど、差額でファブリカトーレ売るよ!!」

だって、、、

ジェンナロ・ファブリカトーレ1819は、そのまんま私の手元へ。。。
差額は、ローン組みました。

ファブリカトーレは、

黒田さんのファブリカトーレの元になった楽器です。


表面板一面に貼り付けられた黒檀の唐草模様が、かなり不気味です。。。





見た目の不気味さ加減が、素敵なギターですが、音も素晴らしいです。
ただし、弾きこなすには、かなり厄介なギターです。
うまく鳴らす事が出来た瞬間は、心地良い響きに包まれます。
この心地良さは、かなり危険です。
一度経験すると、現実の世界に戻れなくなりそうで、と~~っても危険なギターです。

幸い未だに弾きこなせていないんで、現実の世界にとどまっていられます。




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2 コメント

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Unknown (河野一筋)
2009-09-05 17:15:25
次々といろんなギターが出てきてワクワクしますね~。^^;

このファブリカトーレは、独特の雰囲気があって、
確かにちょっと不気味ですが、まさか、夜中に
独りでに鳴ったりなんかしてませんよね・・・。^^;

ところで、表面板一面にこれだけビッシリと黒檀の唐草模様を貼ると、
音に悪影響は無いものなんでしょうか?
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音に、、 (サンチョ)
2009-09-05 23:37:37
良いはずは無いんだとうと思うんですが、、、

河野一筋さんどーもです。

でも、素晴らしい響きがするギターなんで、見た目程は、悪影響が無いようです。

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