vol273:秋の気になる学習系イベント特集

「勉強の秋」ということで、10月に開催される学習系のイベント・学会・セミナー等についてご案内いたします。
ワークプレイスラーニング２００８「企業教育」の新たな役割をさぐる「組織」と「学習」に関する産学共同シンポジウム

日時　2008年10月31日（金） 午前10時 - 午後5時
会場　東京大学本郷キャンパス・安田講堂　
参加費　4000円
以前本メルマガでも紹介しました「ワークプレイスラーニング2008」ですが、申し込みがなんと1,100人を突破したとのことです。
凄いことになってきました。昨年が400人だったので、約3倍の規模での実施となります。この規模で実施されるHRD関連のイベントはかなり珍しいと思います。

日増しに申し込み者が増えていく様子をみていて、筆者はWoodstockという伝説の野外ロックフェスを思い出してしまいました。Woodstockは1969年に開催され、3日間に渡り50万人以上の人達が集まった愛と平和のロック・フェスティバルです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/「ウッドストック・フェスティバル」
一方こちらはHRDというオカタイ仕事の世界。扱うテーマも動員人数も全く異なります。しかし「ここから何かが変わるかも知れない」という期待を持った人々が集まってくる点が似ているのでふと思い出したのかもしれません。

ちなみにワークプレイスラーニング２００８に登壇する3人の先生をWoodstockの出演者にたとえると
東大の中原先生はジミ・ヘンドリックス
小樽商科大の松尾先生はカルロス・サンタナ
本学の長岡先生はジョー・コッカー
といったところかなあ？
イベントのOpeningは長岡先生の"With a Little help from my friends"なんてことは絶対ありませんのであしからず・・・

With a Little Help from My Friends (Joe Cocker) Universal このアイテムの詳細を見る

詳細ならびにお申し込みは http://www.educetech.org/wpl2008/　まで
Sold Out寸前です。お早めに。

社会人教育と先端人財育成の現場から
日時　2008年10月15日(水) 18:00-19:30
会場　霞が関ナレッジスクエア
参加費　1,000円
こちらは、虎ノ門の文部科学省のあるビルの一角にある霞ヶ関ナレッジスクエアで開催されるイベントです。大学冬の時代を迎え、従来の学生教育だけでなく「社会人教育」にどう取り組むかが各大学の経営課題の一つになりつつあります。
本セミナーでは、100以上の大学の社会人向け教育プログラム取組実態の調査報告等をもとに、社会人教育に大学がどう関わっていくかを考察します。
詳細ならびにお申し込みは
http://www.kk2.ne.jp/seminarevent/sem_ino03.html
まで

日本教育工学会　第24回全国大会
日時 平成20年10月11日(土)～13日(月)
場所 上越教育大学
筆者は金欠と、13日（月）がアンハッピーマンデーで授業となるため参加できないのですが、これは面白そうな全国大会です。特に初日のシンポジウムでは、筆者の尊敬する"Rock魂"安武先生の「高等教育におけるSNSの活用と今後の課題」という発表もあります。お金と時間に余裕のある方はぜひ直江津までお出掛けのほどを・・・
詳細は
http://www.jset.gr.jp/taikai24/