アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

今週の騎乗馬

2010-03-04 23:10:09 | 競馬
土曜 阪神
5R 3歳新馬 ダート1200m タツサファイヤ
鮫島厩舎、サクラバクシンオー産駒の3歳牝馬。
先週、今週と続けてアンカツが調教で騎乗。
かなり感触が良いらしいので期待したい馬だ。
先週一杯に追われて、今週は微調整をする程度。
バクシンオーの子だし、いきなりから期待したいと思う。
ゲートの時計も速いので、そこも魅力かな。
いわゆる良血馬とは真逆にいるような馬で、
(遡って、ベルモントサンダーが近親ってことくらいか)
それも俺的にはとても好ましい点だ。

相手を見渡した感じ、スプリングオスロが良いだろうか?
とりあえず抜けている馬ってのはいないと思うが。
そろそろ新馬戦も終わりが近づいてきており、
鮫島厩舎から3頭出しなんていう珍しいことになっているが、
その中でなら、サファイヤが1番なのは間違いない。
それだけなら確信を持って言えるw




10R 仁川S ダート2000m ボランタス
角居厩舎、ティンバーカントリー産駒の6歳牡馬。
登録から頭数が減ったな。
フサイチセブンが回避したので、実績、実力共に断然の一戦。
久々にダートのモンテクリスエスはさすがによく分からんけど、
2戦目を覚えている人間として感想を言わせて貰うなら、
今回は多分どこにもいないだろうと思う。
あえて相手を挙げるなら、ネイキッドがどこまで迫ってくるかって所。
ただし、全てはこちらがまともならばだが。
今回は1年近い休み明けがどう出るかに尽きる。

最終追いきりの動きは、さすがバリバリのOP馬ってところ。
アンカツが乗ってCWで終いを一杯に追われた。
69.4-53.8-39.7-11.8をマーク。
併走したミクロコスモス、レッドバリオスを一蹴している。
とりあえず、横の比較からは素晴らしい動きだと思うが、
縦の比較(この馬自身の過去の動きからの比較)を出来ないので、
そこは何とも言えない。良いんだろうなあ、としか。

何度も書くけど、普通に走ってくれればって言葉に尽きるんだが、
助手さんはかなり自信を持っておられるみたいだ。
帰厩して少しで出走することになるんだけど、
やはり山元トレセンのほうで相当な数を乗り込まれてきたらしい。
(そりゃそうだわな)
休み明けとして出来る事は全てやってあると考えよう。
まともなら単勝1点台の馬が、10倍弱くらいつきそうなんだから、
物凄い妙味があるのは間違いないので、楽しみにしたい。




11R チューリップ賞 芝1600m ベストクルーズ
松田博厩舎、クロフネ産駒の3歳牝馬。
本番の桜花賞へ向けて、変なレースは出来ない。
調教ではここにきて、この馬としては素晴らしい動きを披露している。
横の比較ではやはりボロボロだがw 縦の比較では素晴らしいの一言。
で、調教で大事なのは縦のほうだからね。横は見なくても良いくらいで。

阪神JFの1着馬、3着馬の始動戦に、
一足早くエルフィンSを戦った5頭と、
後は新馬、未勝利、500万を勝った馬が9頭。
2歳馬の重賞ではよくあることではあるが、
3歳のトライアルで大半の馬が前走を勝っているというのは、
意外と珍しいことではないかと思う。
前走でほとんどの馬が勝利を挙げているってことは、
ほとんどの馬が対戦していないということに他ならない。
比較が困難であることを表している。
このレース、じっくり考えようとすると非常に難しい。

どのレースに強い印象を受けたかにかかってくるのだが、
たった一つだけ確実に言えることがあって、
それは、阪神JFが一番高レベルであることだ。異論のある人はいまい。
そこの上位馬が出てきたとなれば、それを受け入れれば良いだけで、
難しく考えなければ、アパパネとベストクルーズで何も問題ないところ。
俺も、複雑に考える事は基本的に放棄しているw
今考えている事は 「今度こそ内枠当たれ」 それだけだ。




12R 4歳以上1000万 ダート1800m ハギノリベラ
鮫島厩舎、シルバーチャーム産駒の4歳牡馬。
普通にスタートをせず、二の脚もなく、
勝負が決まってから追い込んでくるのがかつてのリベラだったが、
ここに来て、目に見える良化を見せてくれている。
まずはスタートで大きく遅れることがなくなり、
それに伴って、遅いなりに序盤に動くようになった。
障害物を避けるように後方集団の前目くらいにつけれるようになり、
それによって、仕掛けてからの始動がかなりスムーズになった。
直線での伸び自体は昔とほとんど変わっておらず、
最初に動けるようになったその分だけ、
前進することに成功して500万条件を好内容で抜けた。
まだまだ良くなりそうな気配がある馬。
昇級戦でも互角に戦ってくれると期待している。

1000万としてはかなり強力メンバーの一戦。
有力馬は五指に余る感じで、間違いなく人気薄になるだろう。
ただ、これには勝てないと思える馬(確勝を期している馬)はいない。
時計的には1分52秒くらいになるんじゃないかと思われ、
もう少し前進できたら、きっとやれるはずだ。
ただ、雨が強く降ったら厳しいかもしれない。






日曜 中山
10R ブラッドストーンS ダート1200m サクセスオネスティ
久保田厩舎、クロフネ産駒の4歳牡馬。
1800mを使ったデビュー直後の2戦は惨敗しているが、
1400m以下を使い出してからは一度も大負けをしていない。
クラスが上がってもその壁にぶつかることがなく好走、
特に苦労することなく準OPまで上がってきた馬。
ハンデ56キロは、下級を強い勝ち方をした馬としては妥当なところなのか、
ドリームクラウンあたりと同じってのはイマイチ釈然としないが、
この馬自身としては苦にするものではないので、良しとしたい。
アドバンテージがあればなお良かったんだけどね。
昨年の11月、500万条件でナムラカクレイ(現準OP)と一騎打ちをして、
最後はねじ伏せられたんだけど、これに近い力を示している。
それを基準に考えて、準OPでもやれるんじゃないかと思われる。

メンバーの半分以上が逃げ先行馬で構成されたメンツなので、
最初に戸惑ったりすると後方からになってしまって、
差し脚のある馬だとは思えないので、そこで終わってしまうだろう。
今回、1200mになるのは多少不安なんだけど、
基本的にスタートは速めなことと、
何より二の脚がかなりあるので、心配はいらないかな。
5番手くらいをついていけたら好勝負になりそうだ。
ドリームクラウン、ファイナルスコアーらを目標に進めたい。




11R 弥生賞 芝2000m アドマイヤテンクウ
松田博厩舎、キングカメハメハ産駒の3歳牡馬。
皐月賞、というよりダービーへ向けて、絶対に2着が欲しいレース。
その準備はきっちりと整っている。
調教の変わりぶりはこれまで散々触れてきたのでもう良いとして、
相手関係について考えてみたい。

まずは1点台前半の人気を背負う大本命ヴィクトワールピサ。
前走はラジオNIKKEIで、中団外々を回って楽に差しきっている。
このレースは、スローと呼んで差し支えないラップで、
これを余裕を持って勝ったのだから、抜けて強かった。
ラジオNIKKEI杯2歳Sで抜けて強いということは、
そのまま翌年のクラシック戦線の本命と言って良い。
差し脚は当然あるし、加えて適度な先行力も兼ね備えている。
現時点で死角はほとんど見当たらない。

2番人気が朝日杯2着のエイシンアポロン。
こちらも先行差し自在で堅実な馬。
G1の朝日杯では、ローズキングダム以外の馬を圧倒している。
ただしローズキングダムには完全に力負けの格好で、
2歳マイル戦線では、上も下も遠い、まさに単独2番手の馬だった。
瞬発力とスタミナ的な面でヴィクトワールに劣ると思われ、
ごまかしやすい中山のコース形態を味方にどこまで戦ってくるかになる。
テンクウから見て、これを超えられないようでは皐月に出る意味がない。

4番人気はダイワバーバリアンだろうか。
朝日杯でエイシンアポロンに続いて3着だが、
直線だけで2馬身離され、逆転はちょっと難しいという感じの内容。
エイシンとはその前のデイリー杯でも戦っており、
この時も4角同位置で2馬身差で敗れていることからして、
この2頭には瞬発力に決定的な差があると思われる。
エイシンは瞬発力勝負でどうこうの馬ではなく(レベルが高いのは前提だが)
それにヨーイドンで負けてしまうのだから、
バーバリアンが上を目指すには、もっと前での粘りこみしかあるまい。
さらに、今年初戦のきさらぎ賞を好位でまったく伸びずに負けているので、
今回は相当に思い切らないといけないと思われる。

バーバリアンと4番人気を争うのがコスモヘレノスか。
前走、中山2000mをまずまずの時計で逃げ切っており、
それだけでも穴人気して然るべき材料。
中山の波乱の歴史は、「警戒されない逃げ馬」が作ってきた。
この馬はどうか。舐められていたら好勝負になるだろう。

同じく4番手の一角なのがミッションモード。
こちらは中山2000mを馬群を縫うように上がって差しきっている。
一度、アンカツがこの馬に乗るという情報が出たときに触れたことだが、
この馬の前走はやや恵まれた面がある。
本来なら前は締まって然るべきところを、
ロフティークリフが弱くてなおかつ上手に下がってくれたことで、
運良く馬群を抜けてロスなく差しきれたという面がある。
前走を見る限りは、そんな強調できることはないが、
もしかしたらもっと強いのかもしれない。
この馬はやってみないと分からない面が強いと思う。
未知の要素を考慮したら、単勝ではこれが4番手になるか。

その次が、マイル戦を走っているダイワファルコン。
京成杯、共同通信杯で完敗も、ほどほどに走っているアースステップ。
ダートからやってくるトーセンアレス。道営からやってきたビッグバン。
スマートジェネシス、ベストブルーム、マコトヴォイジャーが下位人気。


エイシンアポロンとダイワバーバリアンのところに大きな壁があり、
ここを乗り越えてくる馬がいるかどうかを考慮して、
ヴィクトワールからの馬券を組み立てるレースなんだろう。
が、テンクウを応援する人間からすれば、
このエイシンから下のところは考慮の外だな。
いかにしてヴィクトワールと戦うか、それだけを考えたい。
馬券的なことを書くなら、エイシンに距離の壁で飛んでもらうしかないが、
基本的には3連複の1点は非常に堅いんじゃないかと、今はそう考えている。


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2 コメント

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Unknown (たけやん)
2010-03-05 13:04:20
クルーズは5枠、テンクウは大外ですね。クルーズはチャンスで、テンクウの大外はどう出るのか、期待してます。両馬とも勝って、有力馬の一頭として、名乗り出てもらいたいですね。
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Unknown (sankyo)
2010-03-05 22:44:18
クルーズはもっと内が欲しかったのですけど(見たかったのですけど)
まあこの馬に運を求めるのはちょっと無理なのかなw
弥生のほうは13頭立てなので、それほど気になりません。
どちらも勝って本番に向かえたら最高なんですけど、
どちらにも大本命馬がいることだし、とりあえず2着を確保してくれれば良しですね。
クルーズは3着でまったく構わないのですけど、
テンクウのほうは、間違って3着になるくらいなら4着でお願いしたいですw
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