アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

今週の騎乗馬

2011-04-28 23:46:24 | 競馬
ちょっと空けてしまいました。
一つだけ、パドトロワがCBC賞と安田記念を両睨みな感じ。
オーソドックスに行くならCBC賞に行って、
その結果次第で休養か北海道あたりだろうけど、
アンカツの手が空いたので安田記念という選択肢も確かにあるわな。
レースレベルが低めなことと、シルポートという逃げ馬がいるので、
やりやすいのはやりやすいんだが・・・どうだろう。
ラスト300でシルポートを交わすところまでは行けると思うんだけどね、
そこから急失速して惨敗となる気がしてならないがw
でもレース半ばまで盛り上がることは出来るんじゃないかな。
とりあえず、正確な次走報を楽しみに待ちたい。

今週は、出れてたら楽勝だったと思えるサイオンの除外が残念でならないが、
それ以外もなかなか面白いんじゃないだろうか。
G1騎乗は無いが、他で大いに楽しめそうだね。






土曜 東京
6R 3歳500万 ダート1400m ケイアイヘルメス
田村厩舎、プルピット産駒の3歳牡馬。
アンカツは3走前に騎乗して2着。
4番手を追走して良い手応えで直線に入ってきながら、
追われてズブイところを見せて3着もないという感じになったが、
そこから渋太く脚を伸ばして2着を確保したレースだった。
それから前々走は2着、前走は6着で今回のレースとなる。

この馬、成績表だけを見れば完全に先行粘りこみの馬なんだが、
実際にはスタートがかなり悪いんだよねw
現実は、成績表からは窺い知れないくらいにゲートが遅い。
よく好位追走を繰り返してるなと感心する。
二の脚が格別に速いとも思えないんだけど・・・。
仕掛けてるうちになんとなく好位にいる感じだ。
とりあえず芝に問題ないのが大きいかもしれない。
まあ今回は東京14なので全てダートなんだけど。

簡単には失速しないしぶとさを持っている。
成績通りにこのクラスでは上位の馬だろう。
強い相手がいなければあっさりまで。順番待ちの馬だな。
相手を見渡すと、トーセンナスクラ、トキノエクセレント、
それからリーサムダイチの3頭が相手のように思われる。
これは・・・こちらがやや優位になってるんじゃないかな?
期待したいね。




9R 陣馬特別 芝2400m タニノエポレット
村山厩舎、ダンスインザダーク産駒の4歳牡馬。
もうちょっと伸びそうな気がする差し馬。
そのもうちょっとが来ないので、単に力が足りないのかもしれないが、
前が詰まってから開いて弾けた6走前の3着の内容からは、
壁を上手に作れたらもっと弾ける気がしてならないが。
逆に、スムーズに回ってきたらあまり伸びない感じがする。
今回は東京となるが、東京では2戦して共に5着。
特に惜しいというところはなく、中団後ろから差し届かずの走り。
得意でも苦手でもなく、無難には走りそう。
ならば、後はどのように直線に持って行って追い出すかだね。
とりあえず、不発でも手堅く掲示板を確保できるくらいに走る馬なので、
もう一つ上を狙って、もっと思い切った競馬を期待したい。

クジュウクシマ、サクラキングオー、サブコンシャス、トレジャーハント、
このあたりが相手になるが、そう手強い相手関係とは思わない。
この相手なら突き抜けることが出来ても良いんだが・・・。




11R 青葉賞 芝2400m ウインバリアシオン
松永昌厩舎、ハーツクライ産駒の3歳牡馬。
1週前にアンカツは感触を確かめていて、走る手応えを得たようだ。
今週はCWの3頭併せで一番から行き、
直線の入り口でいったん離されるような格好になったが、
鞭が3発入って加速すると、しっかりと抜けてさらに突き放した。
今週も馬場はかなり悪かったようなので、合格の動きだろう。
ダービー出走へ向けて、気合の入った仕上がりとなっている。

不利を受けたラジオNIKKEI、弥生賞でも僅差で力負けはしていない。
きさらぎ賞ではちょっと瞬発力不足を露呈することになったが、
そこは乗り方で考えれば良いところだろう。
運の無い馬だが、基本は馬群の真ん中に構えて差すタイプか。
広い東京24で、道中で不利を受ける可能性は小さくなるし、
スムーズに直線に入って進路を作り追い出すことが出来れば、
そこからは、この馬の能力がダービー出走に相応しいかが試されるだけ。
出れる素質を持った馬だと思うけどね。頑張って欲しい。

当たり前だが、ダービー出走に向けてとにかく必死な馬が集まった。
ヴァーザンゲイル、カーマイン、ギュスターヴクライ、
ショウナンマイティ、トーセンレーヴ、リフトザウイングス、
このあたりの、皐月出走を逃した馬との戦いになる。
面白いレースになりそうだな。






日曜 東京
6R 3歳500万 ダート1600m ジャービス
藤沢和厩舎、ゼンノロブロイ産駒の3歳牡馬。
2戦目以来、久々の騎乗となる。
スマートロビンとの一騎打ちに破れはしたものの、
この走りが出来るならOP入りは簡単だろうと思ったものだが、
初勝利をあげてからの3戦はしょっぱい走りが続く。
特に京成杯の内容が酷かったわけだが、この馬に逃げはないね。
2戦目に逃げてそれなりの競馬になっているんだけども、
これは下級条件にありがちな「力が違うので先頭にいた」だけ、
京成杯みたいに仕掛けて出て行くような馬ではない。
前走は中山競馬場らしい競馬になって出番がなかったが、
中団の前目で流れに乗れるようになれば、楽しみがありそうだ。

と、思っていたわけだけど今回は初ダート戦。
やってみなけりゃ分からないってところが多い。
単純に力上位ではあると思うので、
綺麗に馬群の外を回してくるのが正解だろう。
とにかく砂を被らないようにすべき。
出脚が良いなら前での競馬を考えれば良いだろうけど、
ここまで逃げ先行で来ている馬が何頭かいるので、
それらと喧嘩してまで欲しいポジションではない。
オーソドックスに、馬の行きたいところから外へ、で良いと思う。
砂さえあえば、負けるような相手関係ではない。独走まである。
敵はアルデュール、ゴールドロジャーくらい。




8R 4歳以上500万 芝1400m ウエスタンディオ
尾形厩舎、フレンチデピュティ産駒の4歳牡馬。
ここ3走は掲示板を外す形で敗れており、
そこだけ見るとそんなに良い馬に見えないんだけども、
その前には2着と3着があり、何度か現級で勝ち負けしている。
というか、この馬の好凡走の見極めはかなり簡単か。
東京と新潟ではまず好勝負をしており、
中山と福島ではひと息の結果に終わっている。
スタートがかなり速い割にやや後ろ目から競馬を進める馬なので、
東京や新潟があっている(というか中山と福島があってない)のだろう。

再び東京に戻って勝ち負けが期待されるところだが、
同時に相手が非常に弱い一戦に入ることが出来た。
まず、どこからどう見てもウインドジャズが1強のレース。
1点台の前半になるくらいに、この馬の成績が抜けている。
続いてウエスタンディオとなる。
東京の成績だけで考えたら完全に2番手であり、抜けた2番人気だろう。
そして3番手に、立ち直ったどうかさっぱりのメジロオードリーか、
1200m専門のセレスマジェスティがくるという一戦。
ウインドジャズが先に抜けて独走するだろうから、
いかにスムーズに馬群を抜けて追撃態勢に入れるかだな。
これまでは追い込みに近い差しをやってきた馬だけども、
今回は中団よりも前辺りに位置できると文句無いのだが。
これまでに積み上げてきたもの、慣れってものもあるから簡単じゃないが、
この馬のスタートの良さなら、それなりの位置にいれそうなものだが。
とにかく本当に相手が1頭しかいないだけに、一発を期待してみたい。




9R 府中S 芝2000m ミッションモード
藤沢和厩舎、ガリレオ産駒の4歳牡馬。
登録段階から相手は弱めだと感じていたが、
さらに頭数も少なくなってやりやすくなった。
最近の実績的にはミカエルビスティーが1強のレースだが、
少し前の実績を含めるならミッションのほうが上。
4歳世代の重賞でも1秒差くらいで頑張っていた馬なので、
準OPあたりは一発で抜けられて良い。
ミカエルとは同じ4歳、「経験の差」を見せたいね。

マイネルグート、アグネスエナジーと2頭逃げれる馬がいる。
ただこの2頭は何やってんだか分からない競馬をすることもあるので、
こいつらが前に行くと決めて考えることは出来ないのだが。
どうあれ、これらが行くならば控えて好位で、
誰も行かないならハナへというスタンスで良いだろう。
まあ逃げて勝ち上がるとどうしてもその先で苦労するので、
どちらかに行ってもらって控える競馬が出来ると良いね。




10R アハルテケS ダート1400m カジノドライヴ
藤沢和厩舎、マインシャフト産駒の5歳牡馬。
無事に出走が叶って良かった。
ドバイにまで遠征したパートナーに久々に騎乗。
他馬の都合などで乗れなかったり、希望のレースに出れなかったりで、
もう縁が無くなったかと思われただけに非常に嬉しい。
2009年のフェブラリーSの死闘は未だに覚えている。
悔しかったし、しかし同時にとても楽しいレースだった。
あの時に競り合った2頭はもうターフを去った。
そして4着馬が現役最強馬として君臨している。
カジノから見て敵ではない馬だったのだが、随分と差をつけられたものだ。
まともなら、そのエスポワールくらいの成績を残していて然るべきだが、
屈腱炎での離脱でまったく成績を残せていない。

復帰後、順調ならば前走を勝って、もう一つ使って勝って、
秋にJCDを使って引退ということだったらしいのだが、
前走を惨敗してしまった以上、使って調子を戻していくしかあるまい。
幸いにも、道中の軽さと雰囲気は2年前のままだった。
息切れしたとしか思えない内容だったので、今回の期待は大きい。
1400mについて行くスピードも十分あるだろう。
屈腱炎を発症しては、全盛期の力はさすがに望むべくも無いが、
9割くらい戻っていてくれればなんとかなる。頑張って欲しい。
あえて書くが、インペリアルマーチ、ナムラタイタン程度に負けるようなら、
再びG1を目指しても仕方あるまい。




12R 4歳以上1000万 ダート1400m ジャズピアノ
加藤征厩舎、マンハッタンカフェ産駒の4歳牡馬。
これまで5戦、全てで1番人気を背負っている馬。
それに相応しい走りを出来ているかと言うと、かなり疑問だが。
未勝利戦を力の違いで逃げて独走したレースは確かに強かったのだが、
500万を勝ったレースは追っての反応の鈍さが目に付くし、
1000万に上がってからは馬群の中で何も出来ていない。
現在の人気は、未勝利戦の幻想を引きずっていると言って構うまい。

1000万での2戦は本当に大した走りを出来ていないのだが、
フォローするなら、2戦とも最初から最後まで馬群の中を走らされているので、
これで馬が気持ちよく走れていたとは思えない。
人気を背負ったなら、もっと競馬場を広く外を回す競馬をしないと。
断然人気を背負いながら伏兵の競馬をして負けた、とは言っても良い。
今度はさすがに人気を落とすだろうけども、
アンカツがこの馬の力をどこまで引き出せるのか(あるのか分からないが)
それを楽しみにしたいレースだ。

スガノメダリスト、ワーズワースが2強の1戦。
他は大したことがなさそうで、3番人気にはなるだろうか。
まあ、これくらいのオッズなら馬券は買いやすくなるね。