アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

日曜日の騎乗馬と予想

2011-04-16 18:23:20 | 競馬
8R ゴーゲッター ◎
南井厩舎、ゼンノロブロイ産駒の4歳牡馬。

南井師
「結果的に仕掛けるのが早かったという事。
 使った上積みは十分だし、今度こその期待」

開催中止になった週に乗ることになっていた馬だが、
仕切りなおしで騎乗することになった。
その前に小倉で使われた一戦は、勝てたレースをミスで落とした。
やや遅かったスタートの割にはそれなりに行き脚があって、
中団から少しずつ押し上げて行くような形に。
ゆっくりと押し上げている間は本当に良かったのだが、
何を思ったか3角を過ぎて本気でスパートしだして、
4角を回るところでは凄い勢いで先頭にたって独走態勢に。
それをやって良いと言える場合もいろいろとあるとは思うが、
大雑把に言うと以下の5パターンだと思われる。
そして6つ目に、あまりにも適当な理由があげられる。

1・馬場が極端に先行(内)が有利な場合
2・馬にいわゆる終いの瞬発力が皆無な場合
3・2と小さく重なるが、自分より確実に切れる馬が後ろにいる場合
4・かかってしまい、それを抑えるリスクが大きくなりすぎた場合
5・単純に実力断然だと思われる場合
6・何も考えてない場合

前走の場合、まず1は当てはまっていない。
2もない、ゴーゲッターは上々の瞬発力を持っている。
3もないね、ゴーゲッターが恐れるような馬はいなかった。
4もなく、6もまあないとして、そうなると5が当てはまっており、
実際そう考えて行ったんだとは思うんだけども、
これをやるなら、どんな理由であっても勝たないといかん。
トシザマキに良いように目標にされて簡単に差されるようでは、
失敗したとしか言いようがない。勿体無かった。
最近、こういう競馬を妙に目にするようになってきたが、
各騎手の意識が悪いほうに変わってきてる気がするねえ。
いやまあ、大半のファンはそれで満足してるのかもしれないけどw
仕切り直しの一戦で、今度はしっかりと力を出し切りたいところ。
このクラスでは完全に力上位のはずだ。


逃げるのは16番のコスモサイキックになるだろうね。
逃げで良績を積んでいる馬で格好の目標になりそうだ。
続いて15番パスピエも前に。
出方次第ではこちらが先手を奪う可能性もあるか。
外回りのマイル戦だが、それなりに速いペースが予想される。
それから大外のセイルラージが少し出して行く感じで3番手の外に。
7番スターウォーズがおそらく最初は出して行くとしてこれも3番手。
ゴーゲッターはスタートが普通ならこれらの後ろの5番手かな。
出て行く馬がはっきりしているのと同時に、
先行できそうな馬が少なそうなので非常に楽なレースになりそうだ。
コスモサイキックを泳がせながらじっくりと行きたい。
9番タガノパルムドール、10番グァンタナメラ、12番ロードセイバー、
このあたりが消去法で好位の一団ということになるかな。
13番ドリームクラフト、11番インプレッシヴデイ、2番クールエレガンス、
それから17番サクラシャイニー、3番プリムールなど、
このレースの伏兵と呼べる馬たちは全て中団の後ろから。

コスモサイキックなりパスピエの作るペースが遅くなりすぎるとは考えにくく、
各馬リラックスした状態で直線まで待機になると思う。
好位のゴーゲッターとセイルラージはコスモサイキックの様子を窺いながら、
その後ろの伏兵たちはこの2頭の動きを見ながら、
じっと脚をタメて直線勝負ということになるはずだ。
粘るコスモサイキックとパスピエに対してまず人気の2頭の強襲。
並び順からして、追うゴーゲッターとセイルラージのほうが有利のはず。
コスモサイキックが簡単に止まる馬だと後ろにもチャンスがあるが、
この馬にある程度の粘りこみが見込まれる分だけ、
番手で追う2頭がそのまま押し切る可能性が高い。
そのうち、確実に走るのはゴーゲッターのほう。こちらはまず2着を外さないと思われる。
セイルラージのほうは、もしかしたらOP級の馬かもしれず、
こちらを千切り捨てる可能性まであるとは思うけども、
同時に力が戻っておらず(もしくは力などなく)凡走の可能性もある。
その時は、ゴーゲッターとコスモサイキックの争いで良いはずだ。
逃げの2頭が喧嘩しなければ、パスピエの粘りこみもありえると考える。
後は、グァンタナメラ、ロードセイバーくらいかな。

少し怖いが、セイルラージが強くないことを期待して単勝勝負。
後は、セイルラージが来ても大してつかないので、もういないものと考えて、
コスモ、パスピエ、グァン、ロードの4頭へ、馬単4点、3連単12点で。






おまけ 11R マイラーズC
展望だけ。

逃げるのは17番のシルポート。
この馬、別に速いペースで逃げて後続に脚を使わせる馬ではなく、
平均程度で淡々と逃げて、ピリッとしない上がりのレースを何となく残すのが本質なのだが、
ここ2戦は最初から妙に速いペースで行ってしまって自滅している。
本気を出せば相当に速いことは分かったが、それで結果の出る馬じゃない。
小牧のペース配分がそのまま展開を大きく左右するだろう。
2ハロン目に速い脚を使わず、出来れば11秒台で流すこと、
これを出来ればこの馬が逃げ切る目がかなり出てくる。
全てが小牧の自由ならば、その可能性は高いのだが。

ここで重要なのは当然ながら2番手の馬たち。
今回2番手になりそうなのが3番のコスモセンサーだが、
これに乗るのが松岡というのはちょっと嫌らしい。
とりあえず前に行ってりゃ良いと思ってる節のある騎手なので、
もしかすると自分がハナくらいの動きをするかもしれない。
枠でもこちらがかなり内の3番というのがね。
他には逃げ馬がいないだけに、シルポートの敵はこの馬だけ。
これがいなきゃあ、シルポートの単勝を買ってみても良いんだが・・・。
阪神マイルのことなので、そうそうハイペースにはならないはずだが、
コスモが最初の1ハロンで前に出てたら、おそらくそこでシルポートは終わり。
頑張って脚を使って先頭に立つも、最後の200で止まるだろう。

8番ガルボが3番手、9番スマイルジャックが4番手か。
2番ライブコンサート、7番クレバートウショウ、10番ショウワモダンもこのあたり。
ショウワを除いて先行して安定してきた馬なので、今回も型通りに。
これらの馬は好位で落ち着いてレースを進めるので、
前の2頭と喧嘩をするつもりはまずないはずだ。
これらは後続の格好の目標になる立場で、同時に逃げ馬にとっての壁の役割も果たすので、
そういう意味でも、シルポートは狙いたいんだけどねえ。

4番ロードバリオスが中団のうち。
3冠牝馬アパパネは先団を見ながらの中団位。
13番ゴールスキー、6番ショウリュウムーンもこのあたりで脚を溜めながら。
15番キングストリート、5番リーチザクラウンがこの後ろで折り合いをつける。
後はごちゃっとして、ダノンヨーヨー、フラガラッハ、アブソリュートあたりは、
後ろの自分がついた位置で末に賭けることになりそうだ。

先行差しの実力馬の数が程よい程度に揃っており、
中団以降の人馬としては、それらをけしかけてまで前に絡む意味を感じない構成。
それだけにシルポートの逃げ切りを期待したくなるが、
コスモセンサーがいることでどうも買う気が失せる。
平均よりやや速い流れになって、最後は外を底力で差す馬が上位と考えたい。
アパパネの自力の高さは明らかだけど、この馬の休み明けでのしょぼさも明らかであり、
中山記念の予定が狂った後のレースって事も考えると、積極的には行き難い。
後は・・・マイル重賞の上位を形成する先行~追い込み型の馬が揃っているから、
それぞれ好みの馬を買えば良いんじゃないかと適当に思っているw
特に展開の有利不利はないと見る。前2頭はないんじゃないかってくらい。
末脚比べではダノンヨーヨーの優勢が明らかで、ちゃんと届く構成だと思うが、
それより一つ前でこの馬に近い脚を使えそうな馬を狙ってみたい。
調教を強化してきたキングストリートの単複に期待。