アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

先週の反省

2009-04-20 20:44:01 | 競馬
土曜 阪神
1R ティックルピンク 1着
「おっとりした性格のためか、スタートが遅かったけど、
 直線で追ってからはしっかりしていた。反応も良かったから、
 キャリアを積めばもっと行き脚もつくようになりそう」
気性が荒くてゲート試験に受からなかったわけじゃなくて、
のんびりしているから受からなかったのか。
それならば、悪いほうのゲート難ではないな。良かった。
ブエナビスタみたいなものだ。

今回は少し出した後に行かせなかったから後ろからだったけど、
出てからすぐの動きからして二の脚はありそうだし、
流れ次第で出して行くことも構えることも出来そう。
鞍上の言うことをよく聞く走りをしてくれそうな馬で楽しみ。
調教通りに脚力は十分。初戦から力の違いを見せつけた。
まずは底が見えない勝利だった。とにかく次走が楽しみだね。


4R タクティクス 4着
「スローでもあったからある程度行かせてみたが、結果、追ってからが案外。
 気の良いタイプだから、我慢して終い勝負のほうが良いのかもしれない」
これはどうなんだろうな。
俺もアンカツの言うとおりに瞬発力を生かす馬にしたほうが良いとは思うけど、
今回の負けに関しては、単純に馬場の内外の状態差にしか見えなかった。
気の良い馬というのは分かる。これは最初から鞍上の指示に従順だよな。
いろいろ試しているけどまだ結論は出ないか。
とりあえず1個勝って、それから考えよう。
本質がどうあれ、とりあえずそろそろ勝てるだろ。
中京開催や札幌開催に持ち越しなんて事はないと思うがw


5R キングバンブー 9着
「最後もばったりきているわけではないんだけど、
 もうひとつグッと来るところがなかったね」
3着のアズマタイショウがこちらよりも明らかに力上位で、
すんなりとまくられてしまったので、
止まってしまったことに関しては仕方がない。
アンカツの感触では完全に脚をなくしたわけじゃないみたいので、
見た目以上には余力が残ってて、捲くられたことをあわせると、
着順ほどに悲観してみる必要はないかもしれない。

と言っても負けは負け。今の実力と受け止めたい。
今回は相当にレベルの高い一戦ではあったけど、
かなりレベルが落ちたときに狙うことにしたい。


6R ナンヨーアイドル 2着
「今日もしっかりと末を伸ばしてくれた。
 このクラスだと安定して走ってくれるんだけど、
 いつも何かにやられるね。もうちょっとなんだが」
文句のないレース。
単純に勝った馬がこちらより少しだけ強かった。
いつも何かにやられているのは事実だが、
3走前、4走前の不甲斐ない走りの印象は完全に払拭。
次は相当な相手にぶつからない限り、勝てるだろう。
今回の感じでそのまま成長してもらえれば。


10R ビービーガルダン 8着
「ペースが遅くてハナへ行ってしまう展開になったからね。
 瞬発力勝負になるとちょっと厳しかった。
 もっと行きたかったが、気の悪いところがあって、
 この馬はハナへ行くとハミを取らないだけに・・・」
レース前から行きたくないとは言っていたが、
そうは言ってもこの面子だと押し出されるのは仕方なかった。
途中から併走してきたタマモサポートが半端だったのが悔やまれる。

ところで、ハナへ行くとハミを取らないって話は初めて聞いたような。
「抜け出すと気を抜いてしまう」ということは、
北海道のときから口をすっぱくして言っていたが、
具体的にどうなるかっていうと、そういうことらしい。
その性格は特に変わっていないようだ。

結局、マイルについてよく分からないままに終わってしまったが、
レースは上がり33秒の極限の瞬発力勝負に持ち込まれていて、
この争いで3馬身差に踏みとどまったということは、
普通に2番手からレースを出来たら、なんか通用しそうだな。
とりあえず1400mの京王杯SCを使ってみるのはどうだろうか。
その内容で、安田へ行くか函館SS(札幌)へ行くか決めれば良いと思う。


11R シャドウストライプ 3着
「初ブリンカーだったけど、凄く行きっぷりが良くなっていたね。
 最近、ズブさが出ていただけに収穫だった。
 今日はテンから出していった分、引っ掛かり気味になっただけで、
 次はもっとジワッと出していけるね。
 最後の詰めも違ってくるよ」
アンカツは喜んでいるが、
効いたってのを通り越えて、効きすぎだったw
その上で出していったからねえ。かかったのも無理はない。
まあアンカツの言うとおりに、これでそろっと出していけば、
ちょうど良い感じで追走できて終いも爆発するだろう。
そう信じたいw




日曜 中山
11R フィフスペトル 7着
「体形や走りを考えても距離は微妙だったからジックリ乗ったんだ。
 3角手前で外に出すチャンスはあったけど、
 外を回って勝ち切る脚はないと思って脚をタメているうちに
 外からこられてポジションが悪くなってしまった。
 それでも最後は脚を使っているし、
 大事に乗ればこの距離もこなせるんじゃないかな」
まずこういう競馬を試みた理由。
レース前に考えていたことをそのまま実践した感じ。
3角手前で外に出すチャンス・・・とあるけど、
これは2角あたりの間違いかな。そのあたりではまだ猶予がある。
3角に入るところから最後までは、外には出れないように見える。
が、いろいろなことを考えた上で、博打に出ると決めてのことだから、
それはそれで良いと思う。
誤算といえば、アンライバルドが恐ろしいほどに強く、
さらに残りの2強はびっくりするほどに不甲斐なく、
大外を回していたらかなり楽な展開になっていたことだが、
それはそれ。そんなことはあの地点では分からない。

直線で窮屈な形になったことで、
これまでの2戦よりもさらに慎重な競馬になったが、
そのせいもあるだろう、最後までしっかりと伸びている。
アンカツの言うとおりに、慎重に乗れば2000も大丈夫だろう。

これで中山の3戦は連続して後手後手の競馬になった。
朝日杯は被せられ、スプリングSはカットされ、皐月賞は詰まった。
この馬の依頼を貰ったときと、今週の最初の展望で、
基本的に中山は向いてないと思うと書いたが、
これは納得してもらえるのではないかと思う。
それぞれのレースで騎手が距離を疑いながら乗っていたこともあるんだけど、
それと同時に、この馬自身の性格として、
「他を押しのけてでも」って気持ちが薄いんじゃないかとも感じている。
そういう性格だと、前のごちゃつきを制した馬が勝ちやすい中山は向かない。
逆に広い東京では能力を全開に出来ると思う。
マイルになれば折り合いを気にすることもなく、
自然な感じで進んで直線で爆発する事が出来るだろう。
NHKマイルへの参戦を切に願う。