アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

来週の特別騎乗予定馬

2008-12-14 19:21:36 | 競馬
ブエナビスタは期待通りの圧勝で2歳牝馬の頂点に立った。

レース前のこと。
松博先生は「普通に回ってきたら大丈夫やろ」と言った。
アンカツは「直線だけで楽に届くよ」と言った。
実に的確なジャッジでした。さすがです。

レースラップは以下の通り。
12.4-11.0-11.8-12.1-
12.3-11.9-11.3-12.4

最初の3ハロンが35秒2、1000mが59秒6。
まずまず、想定されていた流れになった。
この流れを、誰にも邪魔されないように後方3番手で待機。
スタートは若干遅めだったが、過去2戦よりはマシだったね。
むしろ、ああやってゆっくり出るからこそ、
誰にも邪魔をされずに気持ち良く走れるからいいかもしれない。
前の集団をじっと見ながら、いつ動くかを見計らっていたが、
4角に入るくらいから外へ進路を取って進撃を開始。
ほぼ直線的に外に出ているように見える。
内に10頭分くらい置いて外に出ているので不利に見えるが、
直線的に動くことでそのロスは最小限に抑えられている。
かつて「東京のコーナーは直線と思え」という名言を吐いたアンカツだが、
この阪神の外回りも、それが通じるんだよね。

余裕の手応えで大外まで持ち出してスパート。
内で必死にもがく各馬を尻目に、あっという間に先頭へ。
すぐに気を抜くなよと鞭を入れたが、
簡単に抜けてしまって、馬のほうは争うことに興味を失ったようだw
もっと仕掛けを待ってても良かったくらいだね。
11秒3で全体が動いているところは本気で走っている感じ。
11秒か、10秒台に突入しているだろう。
そして最後の12秒4のところは完全に流している。
ブエナビスタのラスト3ハロンは34秒8。
本気出したら今の阪神で33秒台とか余裕で出しそうだ。

ちなみに、今阪神開催の芝は異様に馬場が重くて、
ラスト3ハロンの最速が確か34秒4のはず。
大半のレースで35~36秒台になってしまっている。
2歳戦では37秒台になることもざら。
歴戦の古馬ですら例外でない状態。
ブエナビスタが楽々と繰り出した脚の凄さが分かるところだろう。

ブエナビスタは間違いなく歴史に名を残す名馬となる。
これから2年か3年くらいか。
ブエナビスタとアンカツが作る新しい歴史を楽しませてもらおう。
スカーレットには世界へ出てもらえるとありがたいw





土曜 阪神
北節特別 芝1400m 未定


猪名川特別 芝1800m バージンフォレスト
佐々木晶厩舎、アグネスタキオン産駒の5歳牡馬。
WSJSの抽選で初めて乗った馬だが、
末脚に全てを賭ける形で挑んで最速の脚を繰り出して5着。
流れが落ち着いてやや前残りだったレースで、
鋭く追い込んでの0.4差には満足できるところ。
一時期、現級最強を争うの地位にいた馬が復活を果たした。
ここまで戻ってくれば、もう不発はないだろう。
メンバーにも恵まれ、タガノエルシコの1強で後は相当に軽い。
3番人気くらいにはなるんじゃないかと思う。
距離の短縮も悪くなく、エルシコも食えるんじゃないかと期待。


大阪スポーツ杯 ダート1800m
ピサノデイラニ
藤沢和厩舎、フサイチペガサス産駒の4歳牡馬。
藤沢厩舎未完の大型馬その・・・どれだけだ?
もはや何頭目か分からんけどw 大物っぽい大型の条件馬だ。
この馬は実際にOPまで上がったが、長期休養で準OPに降りている。
復帰してから3戦、惜敗続きであと少しというところ。
さすがの力を見せてはいるが、物足りないとも言える。
いつでもOPに上がる力がある。
力を引き出してあげて欲しい。


マチカネニホンバレ
藤沢和厩舎、シンボリクリスエス産駒の3歳牡馬。
こちらはその力を引き出すことに成功した馬。
前走はそれを踏襲する形で圧勝してくれた。
ダート1600mで引きちぎる一方の1分35秒7。
こちらは余裕でOP級、というか重賞級だろう。
2頭の選択で乗るならこっちかな。贅沢だけどw

ちなみにこのレース、レベルは相当に高い。
その中でも、相手にウォータクティクスがいるから、
壮絶な戦いになりそうだ。
勝った馬はそのまま重賞戦線の上位だろう。





日曜 阪神
摂津特別 芝1600m 未定



逆瀬川特別 芝1800m ダイシンプラン
松田博厩舎、タイキシャトル産駒の3歳牡馬。
後方待機から圧勝の気配で上がってきて、
一度は間違いなく先頭に立ったのにそこで失速。
どう見ても距離が原因という敗戦をした。
さらに距離を短縮して改めて必勝を期す。

グロリアスウィーク、テイエムアタック、ファストロックと、
OPで通用するはずの素質馬が揃った一戦だが、
だからこそ面白いというもの。これらを圧倒して欲しいね。
来年の安田記念はこの馬で挑む(行ける)んじゃないかと睨んでいる。
ここを勝って、来年はまず東京新聞杯かマイラーズC、
このあたりを制して欲しいと期待している。


阪神C 芝1400m ジョリーダンス
堀厩舎、ダンスインザダーク産駒の7歳牝馬。
5戦ぶりに騎乗することになる。
古馬混合G1では4連続で二桁着順。
さすがに古馬牡馬のG1級が相手では厳しい。
しかしG2ならば。2走前のスワンSくらいならば通用する。
アンカツが春に乗った2戦は積極的に前で攻めて行ったが敗退。
あれは相手が強かったとして、今回もこれで良い気がするが。
相手を見渡しても逃げ先行馬が少ないしね。
強いと言える馬もスプリングソングとファリダットくらい。
これならばスワンSとなんら変わらない。
もうそろそろ引退だと思うが、もう一花を期待しよう。

日曜日の結果

2008-12-14 11:16:06 | 競馬
3R ブルーモーリシャス 5着
そこそこのスタート、全体の中では遅め。
出して行かずに待機したが、やはり1枠、これが仇になった。
中団後ろで少しずつ加速していきたいところ、
メイショウマレンゴが邪魔になってまったく身動きとれず。
どうにもならないままに直線に入ると、
前走で見せた反応の鈍さを今日も出して、追ってもなかなか伸びない。
ラスト200mを過ぎて画面から消えたあたりから急速に加速。
止まった前の集団との差を一気に詰めたところがゴール。

加速するのに少し時間がかかる馬。2戦して同じなので、ほぼ確定。
今日のように包まれてしまっては持ち味が出てこない。
1枠になった地点でかなり不利だったわけだが、
とりあえず少し出していく必要があったかな。
レースとしては上がりが非常にかかる前崩れのレースで、
普通に反応する馬ならば、最高の位置取りだったんだけどね。
そういう馬じゃなかったということだ。次で違うレースをすれば良いだろう。


5R ロイヤルネックレス 9着
それなりに出たように感じたが、すぐに1頭がたっと置かれた。
バランスも崩れて後方からの競馬に。
立て直して馬群の後ろに取り付くと、仕掛け気味に進出。
ペースがスローだったこともあって意識して行ったのだろうが、
余裕があって動いている感じではない。
仕掛け気味に動いているだけに4角では先団のすぐ後ろまで来ていたが、
追い出されるとまったく反応せずに、
前には逃げられ、後ろからも差され放題。
相手がどうこうより、この馬自身が全く走らなかった。
最初にリズムを崩したのが全てだろうな。
今日は度外視して、また次走で期待してみよう。


10R コレデイイノダ 1着
藤沢則厩舎、バブルガムフェロー産駒の8歳牡馬。
佐藤哲が負傷したので急遽乗ることになった。
過去に乗ったことのある馬で勝ったこともあるし、
かつては準OPで上位争いをしていた馬だが、
さすがに歳を取って衰えたと思われていた。

好スタートから少し出していく感じで好位の一角。
そこから少しずつ下げて行って中団の後ろになった。
最内まで入れてロスなく我慢の追走。
手応えが意外と悪くない。掲示板くらいあるかの気配。
直線に向いて空いているスペースを探しながら追い出して、
わずかに空いた内のほうにそのまま突っ込んでいくと、
驚くほどの伸びを見せて鋭く全馬差しきってしまった。
元々力のある馬だから出来たことだが、芸術的な差しきりだったな。
とりあえずアンカツだしと思って少しだけ買っておいてなんだが、
素直にびっくりしたw

それにしても急にインしか伸びなくなっている。何なんだ?
これはちょっとメインでの不安材料になりそうだ。


11R ブエナビスタ 1着
まあまあ、予想通りの着差かなあ。
期待通りの競馬をしてくれた。さすがアンカツ、全て分かってた。
しばらくは興奮に浸りましょう。
詳しくは後ほど。


12R オネストジョン 9着
まずまずのスタートから追っつけながら前へ。
ミリオンディスクと並んで2番手にいたのだが、
何か感じるところがあったのだろう、
すっと位置を下げて6番手についた。無理はしていない。
ペースは確かに速かったように思う、
脚を伸ばせるならそこでありだったんだが・・・。
アンカツの考えでは、ミリオンディスクが抜けた後を追って、
それを目標に差し込もうと考えていたのだと思うけども、
そのミリオンディスクが3角から不自然極まりない動きをしていて、
ずっと目の前から動かず、左右どちらへも抜けなかった。
そうこうしている内に、脚がなくなってしまったね。
意図は分かったが、下げたのは大失敗だった。