アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

アンカツ手記・水曜日 と クイーン賞の結果他

2008-12-10 22:54:11 | 競馬
アンカツ手記・水曜日---------------------------------------

阪神JFは松田博厩舎のブエナビスタで挑戦します。
ただ1勝馬なので、抽選を突破しないとフルゲートに入ることが出来ません。
今はただ、くじ運を祈るのみ。
もし幸運にも出走することが出来れば、
大きな仕事を期待して良いと断言します。

3着に終わった10月26日のデビュー戦でゾクゾクしたものです。
33秒5という上がりタイムも立派ですが、
それ以上に直線の素晴らしい伸びには、
感心を通り越してびっくりしたものです。
そして臨んだ2戦目の前走は、引き離す一方のワンサイド勝ちでした。
新馬戦の内容からあっさり勝って当然ですが、
順当にいかないのも若い馬のレース。
全く危なげなく、楽に勝てたあたり、頼もしく感じています。

兄のアドマイヤオーラもバリバリのオープン馬ですが、血は争えません。
この妹もオーラと同じような非凡な瞬発力を秘めています。
脚質を一言で表すと、ずばりカミソリ。
追ってからの切れ味は天下一品です。
切れる牝馬というのは、繊細であったり線が細かったりするタイプが多いもの。
しかし、ブエナビスタには、そのような危うさがまったくありません。
パドックでも、闘志を内に秘めて堂々としています。
戦前に余計なエネルギーを消費しないのが、
強烈なラストスパートにつながっているのでしょう。

2勝以上している馬がかなりいて、実績上は下回っています。
ただ、潜在能力という点では、逆に上回っていると信じたいし、
おそらく僕の見立ては外れていないと思います。
このひのき舞台を何としても踏ませてあげたいです。
皆さんも無事出走できるように祈ってやってください。

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昨日、リーチについてとんでもない絶賛をしたなあと思ったら、
今日はブエナについて、べた褒めが来ましたw
まあ、誰もが認めるであろう、そういう新馬戦だったからね。
アンカツの言うことは全て当たりだと思う。
今回たとえ出走が叶わないとしても、
来年の牝馬3冠はきっちりといただけるだろう。
スカーレットと同じくらいには強いと思うね。
タイプは全く逆で、まさにカミソリ。
兄のオーラをそのまま牝馬にしたような馬だが、
兄貴よりもどっしりとしている感じがするね。
スタートが妙に遅いのも、どっしりしすぎてるんだろうなあw
切れすぎる馬ってのはマイルから2000m前後が良かったりするが、
この馬は3200でも余裕で走ってしまいそうな感じがするわ。


今日の追いきりはDWで3頭併せで行われた。
離れた位置から追走すると、2頭の内へ滑り込んで追い出し。
追われるとあっという間に抜け出して、さっと流してフィニッシュ。

84.6-67.6-52.9-38.6-11.9

全体時計がそれほど遅かったわけじゃないのに、
軽く追って11秒台が出るのはさすがの一言だ。
走り方も、新馬戦で見せた本気の走りではないけれど、
2戦目のように首を上手に使って軽快に走っているのが印象的。
まだ1勝馬だけど、大物の雰囲気を感じさせる馬だ。
出走さえ叶えば。それに尽きる。
まずは明日の抽選を待とう、話はそれからだ。




ユキチャンは2着
クイーン賞に挑んだユキチャンは、ヤマトマリオンの2着に終わった。

レースはスタート後に少し寄られたところで気合を入れることになって、
それで少し気負った感じで上がって行った感じ。
2番手についてからはしっかりと折り合っていたと思うが、
ヤマトマリオンに3番手につかれたのが厳しかったね。
かなり速いペースで流れていたが、4角前から先頭に並びかけて、
直線そのまま押し切りをはかろうとしたところ、
ヤマトマリオンに外から勢い良く並びかけられて苦しくなる。
それでも簡単には譲らずに直線でずっと叩きあいを続けたが、
最後は内外の問題か、しっかりと抜けられてしまった。

アンカツはもうちょっと行ったら良かったかな?と言っているが、
俺はどうしたって変わらなかったと思うね。
何故なら「ヤマトマリオンもユキチャンと同じ」だから。
ユキチャン自身について突き詰めれば、
スタミナに偏ったタイプの馬で消耗戦歓迎の馬だろうから、
アンカツの言う通りに早めに動いていくのがいいんだろうけど、
ヤマトマリオンも同じように(というかそれ以上に)豊富なスタミナを誇る馬。
後ろにピッタリとつかれた地点で、どう動いたってついてこられただろう。
マリオンの幸はユキチャンしか見ていなかった。
もしどこかでペースをあげていても、絶対にピッタリとついてきただろう。
これは断言して良い。彼は1つだけ、そういう決め事をしていたはず。
どんなペースでも、4角は同じ格好で迎えることになるはずだ。
もし超ハイペースだったら、おそらく着差をつけられて負けていたと思う。
自然に進んだから、この差で収まったのだと思う。

今回は後ろにつかれた地点でほぼ終わっていた。
実際、平均速めで流れていたので、動くタイミングなんてなかった。
ユキチャン的には、望むところの流れになっていたと思う。
ただ、それはヤマトマリオンにとっても同じだっただけ。
マリオンは積み上げてきた実績通りに強かった。
むしろ、ペースを落としてやったら面白かったかもしれない、と思うくらい。
現地点では、少し差があるように感じた。
白いのでこちらが1番人気だったが、
まともなら向こうが1倍台でこちらは5倍ってところだった。
ただ、相手もまだ若いが、ユキチャンはもっと若い。
経験を積んでいけば、この差をひっくり返すこともあるだろう。
今回のレースで学んだことも、ユキチャンのほうが多いだろうしね。
そしてなんといっても、近走の不振を払拭できたのは嬉しいことだった。

ところで、牝馬交流戦線はこの2頭の時代が始まりそうな気配だな。
早くベストオブミーに加わって欲しいものだ。
しっかり立て直せば必ず通用する馬だと思う。



京都金杯でアドマイヤオーラに騎乗
金杯でアドマイヤオーラに騎乗するというソースが出たので、
本当に今更だが、改めて記事にしておきたい。
既に帰厩して調教を始めている。
速い時計も幾らか出してきているように順調の一言。
昨年はエイシンデピュティの2着に敗れたが、
負けて強しの内容だったし、相手は宝塚記念馬まで上り詰めた馬だった。
今年はどれくらいのハンデになるだろうか。
58は覚悟しているが、57.5で止まって欲しいところ。
まあ、斤量はさしたる問題じゃないか。
問題は、良馬場で走れるかどうかだもんな。
金鯱賞、宝塚記念と極悪馬場に泣いてきたので、
年を改めて心機一転、運気も一転で行って欲しいな。
ウオッカやディープスカイを越える現役最強の末脚をもう一度見れる日は近い。
まともなら京都記念くらい強い馬だからな。
今年もドバイDFへ挑んで欲しいなと思っている。