アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

アンカツ手記・火曜日

2008-12-02 23:47:04 | 競馬
アンカツ手記・火曜日--------------------------------------

今週は、初めて阪神競馬場でジャパンカップダートが行われます。
騎乗予定だったユビキタスが賞金面で除外濃厚だと分かり、
一度は観戦を覚悟しました。
それが先週の火曜日にカジノドライヴへの騎乗依頼を頂き、
参戦できることになりました。
嬉しいし、感謝しなければなりません。

何と言っても初めて乗る馬ですから、どんな馬なのか詳しくは分かりません。
レースぶりも馬の形も外から見るだけですから、読者の皆さんと条件は一緒。
でも、レースビデオを何度も見て、大体のイメージは掴んでいるつもり。
そのあたりを、明日詳しく書きたいと思っています。

先週はちょっと物足りないレース結果が多く残念でした。
京阪杯のビービーガルダンは、ある程度勝算をはじいての参戦で、
手応えがあったんですが意外。
苦戦するとすれば、抜け出して遊んだところを、
どれかに出し抜かれるケースと考えていました。
ところが、いざレースに臨むと、
逃げたウエスタンビーナスさえ捕らえることが出来ず、
後ろの馬には差されて6着。
北海道での強さ、スプリンターズSで善戦したしぶとさを思うと、
敗因がつかめません。
短く刈り込まれてスピードを要する芝くらいでしょうか。
それにしてもショックです。

ジャパンカップのアドマイヤモナークは、
先週の手記でひと雨欲しいと書きましたが、
土曜日、日曜日とも快晴でパンパンの良馬場。
しかも前半がスローで流れ、
上がりが速くなるという不向きな馬場になってしまい、
とても歯が立ちませんでした。

この2戦からも重賞レース、とりわけG1レースで上位に来ることは、
とても大変なことです。
そんなことを踏まえた上でも、
カジノドライヴという3歳馬は魅力的な存在です。
3日の水曜日に阪神競馬場に出向いて追いきりに乗りますが、
僕はとても楽しみにしています。

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レースを見ているだけではあまり感じないことだが、
アンカツの過去のコメントをたどっていくと、
ビービーガルダンは先頭に立つと気を抜く馬だということが分かる。
マシになっているけど、気を抜く面は変わらないというジャッジは、
2着になったキーンランドCの後にもあった。
同時に、4角で反応が鈍くなるという面も持っている。
そういう点も含めて、慎重に先頭に立つ競馬を教えてきているんだけど、
もしかしたらその形に限界が見えたのかもしれない。

まあ、書いた通りにいろんなところで気を抜く面がある馬であって、
単純にガルダンが本気で走らなかっただけかもしれないから、
次走で方針を決めれば良いだろう。
高松宮記念が大目標であり、その後にスプリント戦はないから、
年明けから2戦3戦することは出来るしね。


今週はJCDでカジノドライヴ。
日本で1戦しかしていない馬で、誰もが取得に悩む馬だろうが、
先週の追い切りのVTRを見る限りは、
明日の追いきりで凄い動きを見せると思われる。
馬体にも何か雰囲気があると思う。
アンカツの感想とともに、期待を書いていきたい。

それにしても今年は面白いメンバーになった。
国内の馬はほとんどがG1実績を持っているし、
アメリカから来た馬たちは、カジノ同様に謎に満ちている。
簡単にヴァーミリアンとブロッケンで決まることはないだろうと、
まずは漠然と思っている。明日からいろいろと考えていきたい。