アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

アンカツ手記。水曜日といろいろ

2007-04-04 22:24:55 | 競馬
まずは船橋のマリーンC。
サヨウナラは7着に終わったようだ。
負けた結果を知ってるのにVTRを見るのも味気ないなあと思いつつw

快勝した前走の作戦に従って後方3番手からの追走。
序盤はゆっくりと入ったが、地方らしく3角前に進出開始。
6~7番手辺りまで浮上してきたところはおっと思わせるが、
そこからもう一杯な感じで前について行けない。
直線は伸びずにダラダラと雪崩れ込むだけで終わっている。

不良馬場で相当に速い時計での決着となったわけだが、
これはサヨウナラ的にはむしろ望むところだったはず。
あっさりと、地方が駄目だったで終わらせても良いんだが。
馬体が減ったこともなんかあるのかもしれん。
掲示板外に負けたのでアンカツのコメントをどこでも見ることが出来ない。
どっかでアンカツのコメントを見てからだな。
これからは、中央のOP特別で戦うことになるのだろう。
引き続き追い込みに徹して一発を狙い続けるのは良い作戦だと思う。


アンカツ手記・水曜日
ダイワメジャーは530キロもの馬体の持ち主で、ワールドスケールの馬格を誇ります。
対して妹のダイワスカーレットは、490キロ前後。一回り小柄です。
ただ、兄と比較してやや小さいというだけで、
3歳牝馬にしてはちょっとスケールが違います。
共通するのは、競争能力が素晴らしいという点。しかもどちらも安定感があります。
ダイワメジャーは、桁違いのパワフルな走りで荒れ馬場やダーでも難なくこなしそうな動き。
対して、スカーレットはいかにも身のこなしが軽く、乗っていてスピード感にしびれます。
兄が剛とすれば妹は柔といった感じ。
牝馬らしい機敏さと軽快さは、芝のパンパン馬場がぴったりだと思います。
内面の強さはこの馬の真骨頂。
中間のスカーレットの調教に乗ってさすがと思うのは、決してムキにならない点です。
若い牝馬が激しいレースを重ねると、
カリカリしてテンションが上がることが少なくありません。
ところがスカーレットは、デビュー当時と変わらずに落ち着き払い、
まるで歴戦の古馬のようにどっしりとしています。
だから、食べたものがしっかりと身につくのだと思います。
普通の年ならば、桜花賞で押しも押されもしないヒロインが務まる大器です。
しかし今年の場合は、他にもウオッカ、アストンマーチャンといった
素晴らしい3歳牝馬がたくさんいて、「挑戦者:という立場でしょうか。
逆に言えば気分的には楽です。
強いライバルを倒すためには、最高の体調で参戦することが必須条件になります。
4日は追い切りに騎乗して、感触を確かめたいと思います。
明日の締めくくりはズバリ手応えを書き込みます。


今日はスカーレットの特徴というかその辺の話。
最初は兄のメジャーとの比較になってるけど、
メジャーは、誰も文句はないであろう、日本屈指の馬体の持ち主なので、
それと比較するのはどうなんだと思いつつw
まあ、比較対照に兄を持ってこれるくらいに凄い馬だということだな。
「若い牝馬が激しいレースを重ねると・・・」云々とあるけど、
これはまったくその通りで、過去に何頭も潰れていくのを見てきた。
牝馬だけでなく、牡馬だって無茶を続けていれば力尽きてしまう。
各騎手が、新馬戦から慎重に慎重にレースを重ねるのは当然のこと。
前走のチューリップ賞、相手の様子を窺うとともに、
こちらの余力を残すことも当然考えていただろうね。

今回の桜花賞を迎えるにあたって、調教を一気に強化してきた。
限界点を見極めながらの、激しく攻めつつ慎重な調整だったと思う。
そして今日の最終追い切り。もちろんアンカツが騎乗
今日も坂路で2本。
1本目は71.0-51.0-33.9-17.2
そして2本目が本追い切り。
53.0-38.0-25.0-12.7
ふわっと入って、最後の2ハロンを強めに追う調教。
終いは抑える感じで入ったようで、これで最終調整完了。
松国さんもアンカツも大満足だったようだ。
後は木曜、金曜、土曜と微調整を松国厩舎のスタッフに託すのみ。
日曜日、素晴らしい状態のスカーレットに会えることだろう。
まずは、明日の手記で語られるその感触を楽しみにしよう。


スカーレットの調教は午前9時過ぎだったわけだが、
(スカーレットはいつも9時過ぎに追いきりが行われる、なんでかは知らんけど。
 坂路は3時から空いているはず。
 いつでも快時計を出す馬だが、
 9時だと、均しても馬場は荒れている状態だ)
7時過ぎには、来週の皐月賞出走のホウオーの調教に騎乗している。
1本ゆっくり入った後の2本目。
52.3-37.7-25.0-12.8をマーク。
先週自己ベストの52.4をマークしたが、さらにそれを少し縮めてきた。
途中まで相手に併せてあげたもののようなので、かなり余裕があった模様。
ホウオーが坂路で動くようになってきたのは非常に興味深い。

3年前、キングカメハメハの調教。
カメは坂路で一杯でも54~55秒台しか出せない馬だったのだが、
京成杯が終わった後、いきなり51秒台を出せるようになった。
そしてレースでも、すみれSから明らかに別馬となっていた。
そこまでとは言わないけど、ホウオーもかなり変わって来た感じがするね。
前走後辛口だったアンカツの真意も、
「それだけ期待しているからね」ということ。
現段階でもトップに立っているわけだが、
さらなる上積みがあれば、もう恐れるものなど何もない。
3冠への第一歩にして最大の難関な気がする皐月賞。
とても楽しみだ。


美浦ではシャドウストライプの追い切り。
重馬場となった芝コースに入って馬なり調教。
66.8-52.0-38.5-12.5
予想以上の時計を計時したようで、加藤征さんは自信満々。
いつものことじゃないかというツッコミは置いておくとしてw
芝コースに何度も入っているようだが、
かなり素軽い感じで悪くないのは間違いなさそう。
別に抜群にあう必要などない。こなす程度走れれば勝てると思う。
砂の9割程度走れれば、この相手なら接戦になることもあるまい。
ここは圧勝を期待している。


コスモマーベラスが、入厩後に軽い熱発があったようだ。
これで福島牝馬Sの参戦が微妙になった模様。
これはかなり楽しみにしていたんだが、体調不良じゃどうにもならない。
そういう話ならば、しっかり回避して本番へむかってほしい。