アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

ダービーグランプリ

2006-09-17 18:40:23 | 競馬
セントライト記念のアンカツコメント
「今日はテンションが高く掛かったが、それでここまで来るのだから能力はある。
良い経験になった」
良い経験になった、か。
その一言が全てを表しているね。見事な表現だ。
全ての面において、良い経験になったと言えるレースだった。


9月18日 G1・ダービーグランプリ 盛岡2000m
1 サイレントエクセル   牝3 岩手・板垣吉則
2 バンブーエール     牡3 栗東・池添謙一
3 ミツアキサンキュウ   牡3 笠松・東川公則
4 マンオブパーサー    牡3 栗東・木幡初広
5 ブラックショコラ     牡3 岩手・菅原勲
6 シルクウィザード     牡3 栗東・田中勝春
7 ティアマット        牡3 笠松・濱口楠彦
8 ダンストーンアレス    牡3 岩手・村松学
9 サンダーオブハード   牡3 船橋・村上忍
10 ヤマタケゴールデン   牡3 美浦・池田鉄平
11 オウシュウクラウン   牡3 岩手・小林俊彦
12 テンショウボス      牡3 岩手・阿部英俊
13 ナイキアースワーク   牡3 栗東・安藤勝己
14 タイセイスーパー    牝3 愛知・丸野勝虎

明日は盛岡にてダービーグランプリ。3歳のダート王決定戦となる。
フラムドパシオン、フレンドシップが離脱して、
残された馬の中での戦いとなるが、なかなか面白いメンバーだ。
チャンスがあるのは、中央の5頭と盛岡のオウシュウクラウン。
この6頭だと思われる。他は大雑把に切ってしまっても構わないだろう。
10馬身程度の差があるだろうから。

まずは脚質から並びを考えてみたい。
逃げる馬が不在に思えるんだが、シルクウィザードが行くだろうか。
オウシュウクラウン、バンブーエールは2番手で競馬したい馬。
マンオブパーサーはおそらくそれを見ながら。
ヤマタケゴールデンが不明だが・・・もしかしたらこれが思い切っていくかもしれない。
ナイキとしては、それらを見ながらの競馬となるのは間違いない。
敵となる5頭は全てが先行馬である。しかも理想が早め先頭の馬ばかり。
これだけ揃って、ペースが速くならないとは考えにくい。
もし誰も行こうとしなかったら、サイレントエクセルかダンストーンアレスあたり、
このあたりの地元馬の超スロー逃げとなってしまうので非常に厳しい。
非常に厳しいが、こうなることはまずないであろうと信じる。
信じないと馬券が買えないw
実際、ドスローに付き合って4角まで我慢できると思えないしね。
2角あたりで誰かが飛び出してしまうだろう。
まずスローは無いものとして話を進めて行きたい。

先行5頭の隊列は正直見えない。
行くことは分かっているが、どういう順番かはねえ・・・。
過去のレースを考えると、全ての馬が2番手から競馬をしている。
出来るならば、2番手が良いに決まっている。
先頭を譲り合いながら、しかし引きすぎたくはない。
このあたりの駆け引きは非常に面白くなると思う。
このメンバーだと、先頭に行ってしまった馬は駄目だと思っている。
もし行く決断をするなら、2番手を離して逃げるくらい思い切るべきかと。
番手に同実力の馬に何頭も張り付かれてしんどいのは、誰もが分かっているだろう。
この5頭、どれが強いということはあまり分からない。実に比較しにくい。
ほぼ同程度なんじゃないか、というくらいの思いでいる。
基本的にアースワークの単で大勝負を賭ける予定だが、
パラパラと連系の馬券を買うなら、シルクとヤマタケを狙ってみたい。


こうやって書いていると希望がどんどん沸いてくるが、
その後ろに追い込み馬がつけたならば、圧倒的に有利だと思う。
追い込み馬ナイキアースワーク。なんとしても6番手が欲しい。
6番手につけたら、ほぼ勝利確定だと思う。
悪くとも8番手あたり。このあたりを追走して行きたい。
スタート後のダッシュがどれだけつくようになっているか。
馬の成長にかかっている。
アンカツは盛岡の鬼なので、作戦については何も心配していない。
アースワークが応えてくれるかどうか、それだけだ。

最終追いきりにはアンカツが騎乗、重馬場のDWを馬なりで流して、
84.8-67.1-53.1-39.8-13.3
ラスト4ハロンから、見事なまでに13.3のラップを連発、
実に落ち着いていると言えそう。仕上げ良好だ。
映像は見ていないが、仕掛けたら弾けそうな印象のする時計だね。
後はレースで、序盤に置かれる悪癖を少しでも解消できていれば、
JDDでやられた馬たちに対して雪辱、
1000万からやってくる馬たちを返り討ちできるだろう。


実に楽しみだ。単勝買って必死に応援するぞ!
盛岡のG1では4戦全勝のアンカツコレクションに、また新たな勲章を!

日曜日の結果

2006-09-17 16:02:21 | 競馬
堅かった。無茶苦茶に堅かった。急遽乗った人気薄の最終まで来るとは。
加藤征先生の馬で勝てなかったのが心残りだけど(2着1回、3着4回てなあw)
レース内容としてはどれも秀逸なものばかりで、
必ずや次に生きるであろうと思う。
次に乗る馬もいるだろうし、乗り変わる馬もいるだろうが、
是非ともまとめて勝利を挙げて欲しいものだ。次走の健闘を祈りたい。

そして大事な大事なキストゥヘヴンの復帰戦。
本番へ向けて、良いレースとなった。
馬体の成長も確認した。なんとか我慢も効いた。距離もこなすことはできそうだ。
秋華賞制覇、大いに期待しているよ。

さあ、明日はG1を獲ってくれ!


1R ホットファッション 1着
微妙に立ち遅れ、追っつけてすぐに行き脚がついて遅れを取り返しに行く。
内枠であったことが幸いして、4番手のインにさほど苦なくとりつけた。
手応え十分に前の3頭を追走し、4角も余裕の感じで空くところを窺っていたが。
コーナーから直線半ばまで、完全に前が詰まった。外も無い。
ひたすらに我慢して待つだけの直線。終わったと思った・・・。
ラスト250mあたり、本当に僅かに空いたスペースに態勢を崩しながら強硬に飛び込むと、
一瞬で突き抜けて先頭、首だけ抜けて最後は手綱を抑える余裕まで見せてくれたw
焦った。よく我慢したということだろう。
まあアンカツはこういうのは得意だしな、なんてことはないんだろうけど。
とりあえずは、なんとも喜ばしい初勝利。
この馬はアンカツが言うように本当に賢い。そして根性も凄い。瞬発力もあることが分かった。
これはかなりのところまで行けるかも知れない。先が楽しみだな。

デイリーよりアンカツコメント
「前がフラフラして小差の結果だが、勝負どころでの手応えが違った。
今日はスピードの違いで押し切ったが、もっと距離があった方が良いね」
余裕のコメントだなあ。
子供子供してる馬たちを相手に、遊んでやったという感じだ。
さすがはデビュー戦でアンカツに賢いといわせた馬。
わずか2戦で、仕掛けを待てる頭脳、精神力、瞬発力、根性があることが判明した馬。
この抜群のレースセンスならば、もちろん距離は伸びていいだろうね。

2R ロードフィーバー 3着
好スタート、スッといけるかと思ったが、先生の心配どおり、芝の部分で他馬に遅れをとる。
毎回文句言ってるが、何でダート競馬で芝適正を問われなければならんのかw
なんとか5番手について競馬が始まると、すぐに行き脚がついて3番手に浮上。
前を行く2強、ベルモントエースとアルマージを追っかける。
4角に差し掛かるところで前の2頭がさらに加速、これについていくスピードが無い。
必死に追うが前との差は開く一方で、逆に後ろからオンワードカルマが接近。
勢いからして3着もちょっとヤバそうに見えたが、
400mに渡ってなんとか脚色を一緒にして3着を守りきった。
非常に良く頑張ってくれた。成しえる事をやり遂げた最高のレースだった。
時間的に余裕が無い。次は必勝を期して福島の1150mが良いんだけど、これには芝がある。
仕方ないので、芝の部分が無い福島の1000mで頑張ってくれ。
ああ、交流戦があればそちらで。その時は是非ともアンカツでよろしくお願いします。

5R カタマチボタン 3着
若干の立ち遅れ、その後に挟まれたか?立ち上がる格好で後退。
無理をせずにまずは馬の気分を落ち着かせることに終始、
スローペースの中でも動じずに後方2番手をゆっくりと追走。
800mを通過したあたりからスルスルと浮上開始、
実に気分良さそうに外を上がってきて、4角大外で先頭まで取りついて持ったまま。
5頭雁行状態の外目だったが、これは一気にぶっちぎるか?って感じだったが、
さすがにちょっとばててしまったのだろう、追い比べで遅れをとった。
それでも、これはOPまで行くだろうというのをはっきりと感じ取った。
先頭から15馬身(2秒半)くらいあった差を、
まったく馬なりのままで、わずか400mくらいで詰めたもんなあ。
先生もまだ途上だけど先は走ると言われてたが、まさにその通りの内容。
次走は早くも圧勝濃厚だな。

デイリーよりアンカツコメント
「少し神経質なところがあってゲートを出て行かなくて後方から。
外に出してからはスムーズに上がっていけたし、素質の高さは確認できた。
走ってくると思いますよ」

ふむ、神経質なのか。
今日のレースは、ゆっくり入って徐々に加速する形でまずは順調なスタート。
これから、じっくりと調教を重ねて大きく出世させるべき馬だろう。
加藤征さんならば問題ないだろうな。

9R チザルピーノ 13着
普通に出たがちょっとよれ気味。
すぐに立て直して強く追っつけて先行していったが、好位につくまでは至らず。
6番手からの競馬になったが、この地点でこのレースは終わったといっていいだろう。
包まれて、徐々にやる気をなくして後退していった。
先行馬が少ないように思えたんだが、もっとメンバーが楽になら無いと駄目か。

10R ビッグカポネ 2着
まずまずのスタート、最初から急かさずじんわりと進出。
誰一人として行こうという騎手がいないのを見届けてから、
1ハロン過ぎてじわっと外から出て行って先頭。
この形は最高だったんだが・・・行ってからが速すぎた。
1000m通過が58秒くらいか、ちと速いよなあ。まったく馬なりだったのに。
気分良く行かせすぎてしまった、その後ろのマシュリクに絶好の展開に。
余力がないこともなかったが、最後の坂で鮮やかに差しきられた。
完敗は完敗なんだけど、相手に勝ってくださいと言わんばかりだったなあw
まあ、近走の競馬が競馬だし仕方ないかなあ、
馬が気持ちよく前に行くことを覚えてしまっているようだ。
勝ち負けだけに徹して勝利を得た代償は、やはりあるものだ。
このままでは出世は覚束ないので、なんとか番手からの競馬を再教育しないと。

11R キストゥヘヴン 5着
プラス20キロで登場。そんな太くない、背が伸びたということだろう。
やたらと前かきしていたが、タイミングあって好スタート。
馬なりですっと中団まで進出していく。
完全に馬群に包まれる格好で終始かかり気味、
なんとか宥めて宥めて、ひたすらに宥めながらの競馬。
他馬が3角から4角へかけて動いていくところでもひたすらに我慢。
4角に入るあたりからさあ行こうというところで、すぐ外のほうで2頭落馬。
直接影響はなかったが、ちょっとびっくりはしたか?
あのあたりでキスに限らず中団馬群がなんかバラッとして変な雰囲気。
直線入ってすんなりとは外のほうへ出て行けなかったが、
直線半ばで外のほうへ出ると、弾かれたように伸びてきて5着だった。

うん、これはトライアルとしては素晴らしい結果だね。
馬体に大きな成長あり、距離も2200mなら問題なし、一回使って落ち着きも出るだろう。
秋華賞はカワカミプリンセス、アドマイヤキッス、シェルズレイ、そしてキス。
この4強であると言っても良さそうだ。燃えてきたな。

12R マイネルスカット 2着
あぶねえ、出走10分前に乗る事に気づいたw
かろうじて滑り込みで単複を買うことが出来たが、ほんとに良かった・・・。
上原厩舎、サクラバクシンオー産駒の3歳牡馬。
2歳時に京王杯で5着あたりで頑張ってた頃はまずまず輝いていたが、
それ以降は低迷していて今回も人気薄だった。
好スタート、無理することはないが、スッと出て行ってハナを窺う。
外からタマヒカルがアホみたいに特攻して行ったので付き合わずに3番手に待機。
先頭のペースはかなり速い、それをスルーして良い感じでインを追走、
4角にかけてジリジリと前に接近して直線に向いてもまずまずの勢い。
前を行くダンスフォーウィンを追いかけたが、これはさすがに相手が強すぎた。
それでも後続を完璧に完封。パーフェクトなレースだったと思う。
この感じなら2勝目も間近だろう。この条件でこんな梃子摺る馬じゃない。