仕事の合間に以前から興味のあった「日本のチーズ&日本のワイン」の講座を受けてきました。
日本製ナチュラルチーズを食する機会が少ないので、日本事情知る機会にもなりますし、日本のワインは年々進化しておりますので、チーズとのマリアージュだけでなく、数種の飲み比べができることに魅力がありました。
日本製のナチュラルチーズ、様々なタイプ7種、やはり全体的な印象は、香や風味(特に塩味)が、とても穏やかで繊細、日本人の舌には合っています。
私がその中で一番気に入ったのは、セミハードタイプの「コハク」(福岡・糸島ナチュラルチーズ製造所TAK)。ちょっとウォッシュタイプ(塩水や地酒等でチーズを洗ったり、拭いたり、ブラッシングして菌を生やし熟成させたもの)のような風味も感じられますが、旨味とほどよい塩味が感じられ、特にシャリシャリとした外皮にはスルメのような風味があり、お酒のすすむ味わいです。やっぱり私は根っからの呑兵衛なのですかね~
出されたワインの中では、樽由来の複雑味が加味した「桜沢シャルドネ(オーク樽発酵)2015」(山梨・奥野田葡萄酒醸造)、日本酒もありコク、旨味、力強さのある「五橋・純米・あらばしり」(山口・酒井酒造)とマリアージュを楽しみました
コク、旨味のあるチーズには、やはり重厚な味わいのアルコール類が合いますね~
お正月以来ご無沙汰だった日本酒も、やっぱり美味しいですね、米が主食の日本人なので、やっぱり体にすんなり染み渡りま~す
その他のワイン、やはり品性の高まり、チーズと同じように繊細さが感じられました、特に甲州種から造られた「アルガブランカ・クラレーザ2015」(山梨・勝沼酒造)が印象に残りました。「クラレーザ」とは、「クリア」の意味、ステンレス熟成ですが、フレッシュで上品な果実風味、ミネラル感の他にも繊細な複雑さを秘めた魅力的味わいでした。クセのない穏やかなフレッシュタイプ、ソフトタイプとマリアージュ
ちょっと一息、束の間の至福のひとときでありました
これから、アイスワイン後半商戦、行ってまいりまーす
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