「夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった」

2018-05-28 12:36:28 | 日記
詩なんか、ほとんど読ま
ない。

それなのになぜか、国語の
教科書に載りそうな
谷川俊太郎・・・・・・・・・。

「夜中に台所でぼくはきみに
話しかけたかった」

これは、この本のタイトルでも
あるが、これでひとつの完結
した話である。

これだけの詩・・・・・・。

一行だけの詩。

夜中に台所でぼくはきみに
話しかけたかった。

どんな感じかな・・・・・・。

眠れない静かな夜、

ほんやりひとりで台所に
いる・・・・・。


そして誰かのことを思う。


そんなに不幸でもものすご
く幸せでもないけれど、

でもどちらかというと穏やかな
気分。


全ての詩が読みやすいわけ
じゃなかった。

正直、読み進むのに苦労した。

だけど、いくつかの詩はわかる
ような気がした。



思うんだけど、ドリカムの歌詞
がいいな・・・・・・・・と思う気持ち
と、

谷川俊太郎の詩がいいな・・・・
と思う気持ちは、

まるっきり同じでかまわないと
思う。

どこか、自分の心に響く部分
があればいいわけで・・・・。



夕暮れ近く、外は霧雨。

ラジオのJ-WAVEからは、
サイモンとガーファンクルが
流れて、(何だか詩と非情に
合っていた)

谷川修太郎の詩は、私の
中にぽっかりとひとつの
世界を作ってくれた。


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