JA 高知県 イベント 情報 地域貢献 環境活動 ブログ 「のうきょうのきょう」

高知県のJA(農協)での出来事や将来像についてのブログです。もちろんイベントや地域の身近な情報もお伝えします。

ありがとうございます

2010-12-31 10:14:46 | 日記
きょうは、感謝のはなし。

今年もいろいろありました。

私事ですが…7月には教育から総務への異動もありました。
新しい勤務先ではいろんな人の助けがあって
お蔭様で現在まで仕事を進めることがができています。

プライベートの時間では「掃除に学ぶ会」への参加や読書の時間が減り
ちょっともどかしい時が過ぎていますが、
これも来年の楽しみにとっておきたいと思います。

また、以前からの念願だったブログを、11月からはじめることができました。
(今ではすっかり自宅での楽しみの時間となっています。)

両親や家族、そして皆様のお力添えをいただきまして
今年も無事に終わることができました。
皆様に感謝申し上げまして今年の書き納めにしたいと思います。

本当にありがとうございました。

来年もよい年になりますように心からお祈り申し上げます。


(見えますか?季節外れの大雨の後ににじが出た。事務所から見た四国山脈)

好況よし、不況なおよし

2010-12-30 19:18:38 | 経営
きょうは、経営者の覚悟のはなし。

タイトルの言葉は、経営の神様、松下幸之助氏の名言。

好況のときは、誰でもやる気になるし、前向きになれる。
しかし、不況のときはなかなかそんな気になれない。
つい「不況やから何やってもあかん」と投げてしまう。

上甲晃さん(元松下政経塾の塾頭)によりますと、
松下氏は、こう語っていたそうです。

「好況の時にはだれがやってもうまくいくが、不況は違う
 不況のときこそがライバルとの差のつけどころや」
「人材育成や仕事の見直しなど忙しくてできんかったことが
 不況になったらできるのや」と。

景気など、自分の努力以外のところで全てが決まってしまうのならば
経営者・リーダーは必要ない。

今しかできないことがあると気づかせて、
組織全体を動機付けるのがトップの役割。

実際、世界的に有名な大企業は不況に起業したものが多く
好況に創業した企業は現在あまり残っていない・・・とか。

経営は、人の考え方(思い)次第。
「願わない方向には勝手に進まないし、
 思わないことには何も始まらん」

この年末、事業・仕事への「思い」を棚卸して
前向きな思いだけを在庫にして来年に臨みたいです。


(年末の夕暮れに来年の飛躍を誓います)

新たなチャネルで市場拡大を

2010-12-28 00:18:38 | 情報
きょうは、JA土佐あきがダイドードリンコとゆず供給の協定をした話。

「JA土佐あき」と飲料メーカー「ダイドードリンコ」は
ゆずの振興に関する協定を結んだそうです。
(協定には高知県も入って、12月に締結式が行われました。)

JAにとっては“安定した販売先を確保することができる”
ダイドーにとっては”高品質な原料を安定して調達できる”
と両者の思惑が一致したもの。

ダイドーの高松社長は
「高知のゆずを全国29万台の自動販売機で届けて行きたい」と語ったとか。

JA土佐あきも長年ゆずドリンクの開発・販売をしてきましたが
今度は全国のチャネル(販売網)を使ってへ土佐のゆずを供給する。

JA独自での販売では、どうしても販売先に限界がありますので、
今回の原料供給を通じて全国からどんな反響があるのか楽しみです。

 ゆずの市場拡大につながることを期待


(土佐あきの「はちみつゆず」もロングセラー商品です)

JA土佐あきのHPは→こちらから

ピンチのときがチャンスのとき

2010-12-27 00:35:13 | 経営
きょうは、イノベーションが起きるときの話。

前回のブログで書いたJA馬路村の東谷組合長の話より。
「馬路村には田舎しかなかった」というセリフにイノベーションのポイントが。。。

過去に同じような話を聞いたことがあります。

かつて高知は、全国に先駆けて夏野菜の冬季の促成栽培に成功しました。
その後、生産技術の高さを背景に安定生産する産地「高知」を指して
「園芸王国」と呼ばれるようになりました。

その先駆けとなった農家に話を聞いたときのことです。
(当時の方は亡くなっていますのでご子息に)

●どうして冬に夏野菜を作ろうと思ったのですか?(との質問に)

「米で儲かっていた時代に、水田をわずかしか持っていなかった。
 与えられた条件で成功するためには、誰もやってない方法でやるしかなかった。
 もし水田を持っていたら、米をつくっていただろう。」
と答えてくれました。

「条件が悪いからもう無理や」というのか
「何とかできる方法を探そう」と努力するのか、この違い。


ご存知の通り…野菜の周年栽培の技術は
日本人の食文化の創造に大きく貢献してきました。

・農業は儲からないと言われる現在
・生産過程において地球環境への配慮が問われる現在
 
既存の枠組みにとらわれない新たな着眼と、農業への熱い思いで
次世代農業へのイノベーションが求められています。



 (国民の食を支えてきたビニールハウス)

JA馬路村の東谷組合長が地域づくり総務大臣表彰大賞に

2010-12-26 08:09:12 | 経営
きょうも高知県の朗報について。

何と・・・2010年度の地域づくり総務大臣表彰大賞に
高知県のJA馬路村(うまじむら)の東谷望史(とうたにもちふみ)さんが
選ばれました

●地域づくり総務大臣表彰とは
 地域の個性豊かな発想を活かし、住民をはじめとして様々な主体が取り組む
 魅力あふれる地域づくりを積極的に推進し、顕著な功績のあった
 市区町村及び地域づくり団体等に対して行われる表彰。今年で28回目。

ご存じない方のために、JA馬路村は~

山林が96%を占める人口1,000人の小さな村から、
ゆず飲料「ごっくん馬路村」やポン酢しょうゆ「ゆずの村」などの
ゆずを使ったヒット商品をつくり出しました。
特色あるロゴデザイン・画像によるパンフレット・CMづくりで、
馬路村を丸ごと売り出す戦略をとり、県外にもリピーターがいっぱいつくり、
年間30億円を売り上げるまでになったJAです。

この大賞で個人の表彰は初めてのことだとか、まさに快挙ですね。

組合長には何度もお会いして、お話を伺ったことがありますが、
情熱と包容力があって素晴らしい方だと思います。
印象的な言葉は
「馬路村には何もなかった。田舎と自然しかなかった。」
という開発の頃の回顧。


馬路村の取り組みは、私たちに大きな示唆を与えてくれています。
いろいろも持っている方が成功できるとは限らない。
ないからこそ集中できるという強みがある。


これからは化粧品にも力を入れるそううです。
現状に満足せずに次へ次へと挑戦する姿勢、これこそが成功の源でしょうね。

JA馬路村のHPは→こちらから

高知のお米が日本一になった

2010-12-24 21:56:31 | 情報
きょうは、お米のはなし。

高知県本山町の田岡清さんが作った「にこまる」が・・・
11月下旬に静岡で開催された「お米日本一コンテスト」で最優秀賞に選ばれたそうです。

何と 全国36都道府県の397点の中での最優秀。
西日本では初めての受賞だとか。

高知県は園芸の盛んな地域。
しかも、冬場に加温して栽培する施設園芸の発祥の地として発展してきました。

お米では、長い日照時間や温暖な気候を生かした二期作が有名でしたが、
食味となると、県外での評価は高くありませんでした。

なのに今回の受賞です。
TPPなどで農業に明るいニュースが少ない近頃にあって、
思いもしなかった朗報に高知全体が沸いています

田岡さんをはじめ本山町の方々が長年苦労してきた成果でしょうね。
おめでとうございます。


 (土佐のお米もおいしいぜよ~)

実は、高知には本山町の他にもおいしいお米はいっぱいあります。
「やっぱ、うちでとれた米は最高!」だと思いますが、
いろいろ食べ比べてみることもよさそうですね。

本山町のあるJA土佐れいほくのホームページはこちら

エコとは一隅を照らす・・・その2

2010-12-23 13:57:04 | 環境
きのうのつづき、一燈照隅。

歴代総理の指南役と呼ばれた安岡正篤師は、最澄の話から深い気づきを得て、
私たちに人生のテーマを投げかけてくれました。

~一隅を照らす生き方~

 「賢は賢なりに、愚は愚なりに、一つのことを何十年と継続していれば、
 必ずものになるものだ。別に偉い人になる必要はないではないか。
 社会のどこのあっても、その立場立場においてなくてはならない人になる。
 その仕事を通じて世のため人のために貢献する。
 そういう生き方を考えなければならない。」
 (藤尾秀昭著「小さな人生論」より)

環境活動は、トップが決断して設備に投資することで実施できますが、
一方で私たちができることもたくさんありますね。
身近なことから、いっしょにがんばりましょう


 (自転車通勤も楽しい)

感想はツイッターでもどうぞ

エコとは一隅を照らすこと

2010-12-22 23:23:51 | 環境
きょうは、環境保全活動です。

「環境保全活動」って聞くと、地球規模の大きな取り組みと考えがちです。
しかし私たちが実際にできることは、一人ひとりがやるべきことをコツコツとやること。
しかしそれは、楽ちんではない。面倒で、時間のかかることでもあります。

一人の行いは小さくても、続けていれば、思いを同じくするものが集まり
10人で10倍以上の力に、1千人集まれば大きなうねりができます。
こうして地域社会や国やといった組織と個人とつながり、動いていくのだと思います。

「一隅を照らすもの、これ即ち国宝なり」とは比叡山天台宗の最澄の言葉。
昔の中国の話で、魏王が言った「私の国には直径一寸の玉が十枚ある、これが国宝だ。」と
すると斉王が「私の国にはそんな玉はない、しかしそれぞれの一隅を守る人材がいる、これが国の宝だ。」と語ったというもの。

今JAグループ高知では環境保全活動に取り組んでいます。
実施事項の中にはコツコツとした取り組みがたくさん見られます。
階段を使う 自転車を使う エアコンを使いすぎない とか


(きつい階段は運動不足の解消になり一石二鳥)

誰かがやってくれるものではなく、今、私がやることですね。


感想はツイッターでもどうぞ

よい食プロジェクトのCMが公開

2010-12-20 23:57:32 | 農業
きょうは、よい食プロジェクトのCMを作成したので紹介します。

前回のブログで書いたこのよい食プロジェクト
もっともっと多くの皆さんに知っていただきたい
世界に誇れる日本のおいしい農畜産物の価値をみなさんに見直していただきたい
という思いで制作しました。

また、生産者の皆さんにも、まだまだ日本には新しい市場があり、
食文化を創造する可能性があることを気づいていただきたいと思います。
(大きなことは言えませんが固く信じるものです。)
CMはこちらをクリック


(自慢の野菜は価値の分かる人に届けたい)

制作には、株式会社リクルート提供のWebサイト「コマーシャライザー」を使いました。
(先月から参加しているIT経営革新塾で習ったものです。)

作り方は簡単 たったの4工程
 1.作りたいテーマを選ぶ
 2.CMにしたい写真やイラストデータをアップロードする
 3.コメントを入力する(コメントの最後にHPを登録します)
 4.最後に作成ボタンを押すだけ。
しかも「無料」です。

みなさんも自分の思いをCMにしてみてはいかがですか。

感想はツイッターでもどうぞ

みんなのよい食プロジェクトって何?

2010-12-18 17:03:34 | 農業
きょうは、みんなのよい食プロジェクトについて。


(ポスターやTV-CMなどで見たことがあると思います)

みんなのよい食プロジェクトとは、
「これからの日本人にとってほんとうに『よい食』とはなにかを、生産者、JAグループ、消費者のみなさんがいっしょになって考え、行動していく」運動です。
平成20年に“JA全中”が提起しました。

例えば、食品に関するヤバイ話ってありますよね。
 すべての食品の値段が値上がりしている気がする。
 →穀物の価格が世界中で高騰し、さらに原油の値上げによって輸入食品全体の価格が値上がりしています。
 地球を半周くらいしてきたモノばかり食べてるのって日本人だけらしい。
 →食べ物の産地から食卓までの輸送に要した「距離×重さ」をあらわすフードマイレージ。日本のフードマイレージは圧倒的に世界一なんです。
 わしたちの口にしているものの60%が輸入品であるって本当?
 →40年前には70%あった食料自給率は、今は40%になってしまいました。これは先進国の中で最も低い数字です。

このように・・・
そろそろ輸入に頼りきった私たちの食生活を見直すときがきています。

全国的な運動として「シンボルマークの笑味(えみ)ちゃん」を用いてPRしています。


(JAビルの周りのものぼりがあります)


みなさん一人ひとり、家族や友達と「よい食」かんがえてみましょう。

こちらの全中の「よい食」のHPをどうぞ。



世界にひとつだけの職場だから、

2010-12-15 22:41:51 | 経営
きょうは、春野の研修施設へ行きました
駐車場から玄関にお伺いすると、いきなりクリスマスリースでお出迎えが。

玄関を入ったロビーには、パッチワークのクリスマスツリーが飾ってありました
ツリーをよく見ると・・・靴下が「J」に、その右隣のサンタさんは「A」になっている
(見えるかどうかは現地で確認してください)

みなさん職場づくりしてますか
建物は自分では変えられないけれど、中はいくらでも工夫できますね。

今回紹介したJA教育研修センターは
訪れた方に少しでも居心地よく、元気になって帰ってもらいたいという気遣いでいっぱいですね

ここの食事はとってもおいしいし
研修生は仕事に帰りたくなくなるかも(笑)


食堂のサンタクロースも目を楽しませてくれます。


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エコキャップ運動はじめました

2010-12-14 22:17:28 | 環境
きょうは、環境保全活動の一環としてのエコキャップ運動です。
連合会では中央会と共済連が始めました。

エコキャップ運動とは、ペットボトルのキャップを集めて、回収業者に持ち込めば
買い取り金額が「発展途上国の子供たちのワクチン代」に寄付されるというもの。



~キャップ800個をもやせば6,300gのCO2が発生するが、回収すれば子供1人分のポリオワクチンになる~
「NPO法人エコキャップ推進協会HPより」

ごく簡単なことで、ごみ削減になり、子供の命も救える

職場で毎日集まるキャップを眺めては、ニコニコできる。
すばらしいリフレッシュではありませんか。

「積小為大」とは江戸末期の偉人:二宮金次郎の信念。
JAグループや高知県内でこれからもっとエコキャップ運動が広がればと思います。

JA高知共済連のHPはこちら
JA高知中央会のHPはこちら

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