3行日記

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ささやかな後悔

2011-06-07 21:05:35 | Weblog
父が介護施設に入ってから母は料理をしなくなったので
たまに自分ちのおかずを冷凍して母に持って行ってる。
うまく出来たものだけ持って行くこともあるが、かなり美味しいのだそうだ。
ぶっちゃけ私は母より料理は上手い(モノによる)w

惜しいなと思うのは、父にはそれらを食べさせてあげられなかったことだ。
誤解のないように言うと、父は生きている。
ただ、口からものを食べることができないのだ。
胃から腹を貫いて外部へ管を出す胃瘻(いろう)という栄養摂取法をとっている。
これまで父に私の手料理を振舞ったのは2度とか3度とか、それくらいだ。
理由はいくつかある。
私が長く手が不自由で、実家に料理を作ってもらったりしてたことがあり、そういう空気じゃなかった。
実家が建て替えして、キッチンの勝手がまるでわからなかった。
母がちゃんと料理をしていて、わたしに頼ってくることがなかった。
などなど。
そうこうしているうちに、父は物を食べられなくなった。
もし今母と一緒に食べたら、きっと美味しいと言ってくれただろうと思う。

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