3行日記

猫とか漫画とか車とか色々…

整形のお医者さん

2010-03-12 13:42:45 | Weblog
だなぁと思った、母と1緒だった昨日の受診。
今頃なに言うてんねんっ。
いや、そうなんですどね。外来だと診察室には基本自分しかいない訳で、先生が他の患者を診察されているところを見る機会がない。で母が膝の診察を受けている現場に居合わせ、そう思ったと。だから何ってことでもないんだけど何が言いたいかというと…

少しでも立ち位置を変えると、見える景色が変わる…ということ。

診察室の医師と患者の位置関係は毎回同じで、私が見るドクターのアングルも同じ。昔写真を撮って肖像画を書いたときのアングルも同じ。
でも母が1緒のときは患者が座る椅子の横に座るので、それだけで新しい映像になる。診察室というのは滞在する場所ではないので、それほどカメラが固定されるのだ。10年通っていてもやってることは1緒なので、見ている景色もほとんど1緒なのだ。
このことはこの話だけでなく、もっと広い意味で、比喩的な意味で、いろいろな局面で成立する話だと思う。長い間同じスタンスでやっていると視点がロックして、心の視野が狭くなっていく気がする。
そういえばイチロー選手が(おお、音声入力で1発変換)奥さんに「違う場所に立ったら見える景色も違うんじゃない」と言われたので、バッターボックスでの立ち位置を変えてみた、と言ったことがあった。奥さんはそういう意味で言ったわけじゃないらしいんだけど、他人の何気ない1言も吸収して自分のことにしてしまうイチロー選手って、やっぱり天才だと思った。
※1緒=一緒(音声入力だと今はこう出てしまって、訂正面倒なので堪忍やで)