あっという間でした。
でも、色も香りも、充分しっかり、堪能させてもらいました。
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3月末に急性虫垂炎でぶっ倒れて、最初に駆け込んだ最寄りの診療所がヤブで、一週間後にちゃんとした病院にかかり直して、
かれこれ2週間。
一方外界は、桜が満開。春の陽気。
じりじりと耐えながら、悔しがりながら、寝込むばかりの日が続きました。
そして、
久しぶりに 外界に出た朝の、キラキラした感動たるや・・・!
桜だけじゃなくて、ユキヤナギやら ミツバツツジやらモクレンやら、もう、あれやこれやの春の花が吹いて、
梢に やわらかな萌黄色があふれてて、あっちに目移り・こっちに目移り、
めまいがするほど世界がふわふわカラフルで、ぷりぷりの生命感にあふれていて、
「世界が、美しい!!」
って言葉が、本気で文字通りそのまんま、心の底からスパーン!と、まっすぐ湧き出してきました。
やっと外に出られたっていう喜びが、待ち構えていた春の色んな色とりどりに見事に重なり表されて、
嬉しさがひときわストレートに大爆発したような。
これが冬だったら、ここまで喜びに溢れたりしなかったろうな。
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「またふっと痛み出すんじゃないか、、」と、まだ予断を許さぬ、安心し切れない状態ではありますが。
薬の御蔭で、だいぶ治って来ました。
治って来たら治って来たで、当時の苦しみとか痛みとか、すっかり忘れてしまう。
人間って、つくづく現金な奴というか、よく出来てるもんです。
しかし、
普段から健康には、気をつけてたはずだったんだけどなあ。なんで病気になったんだろう。
急性虫垂炎なんて、何をどう気をつければ良かったんだか、全然わからぬ。
色々、謎です。
しかし、
世界は、ものすごく美しい。
今こそ、まさに。
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