エラリイ・クインの「十日間の不思議」という本を読み終えた。
どうなんのか気になっちゃって、昨日今日とで一気に後半を読んだ。
感想は、
ぎゃー
うわー
あー
そうかー
うひゃー
っと、あらゆる感嘆語が出てくる感じ。
すげーなコレ。
よくこんなの思いついたな。
書くのに3年かかったようだが、確かにそのくらいかかるだろう。
それを一週間くらいで読んじゃって、申し訳ないくらいよ。
いやぁ、すごい、すごいや、いままでエラリイ・クイーンの作品をいろいろ読んできたけど、「Yの悲劇」以来の衝撃だな。
それももう学生の頃だからストーリー忘れちゃったけど。犯人の衝撃だけ覚えてる。
んー、本ってすごいよね。
サイズ的には片手くらいのもんなのに(文庫本)、そこに書かれてるストーリーが果てしない。
素晴らしいエンタテインメントだな、ああ面白かった。
タイトルが、不思議ってのはどういうこと?
と思って原題見たら、Ten days wonder だった。
たしかに、ワンダーか、不思議だわ、そのまま直訳で合ってるな。
んー、なんかもっとシャレたタイトルでもいいような内容だったが。まいっか。
今までいっぱいミステリー読んできたけど、久しぶりの大感嘆の声が出るような作品だった。
ちっとも古臭く無いし。
あっぱれ!