(715)【「ケイコク」ハイキング・６】 自己責任区間へ

【「ケイコク」ハイキング】の記事 １　大都市近郊で渓流になる武庫川(556) ２　現モグラルートで渓谷へ(580) ３　市外を経由して着く温泉地へ(596) ４　周辺見物を終え、スタートへ(642) ５　市が整備した区間(669) ６　自己責任区間へ(715)

※　写真撮影日：2011年2月19日
※　今回記事でこのハイキングをしてみたくなった方へ。今回の記事の最後より先の部分は，整備がなされていない部分も多くあり，土地を所有するＪＲ側からも危険であり，関係者以外の立ち入りを認めておらず，万一事故が起きても責任を負わないことが警告されています。途中のトンネルは照明が一切なく，長いものもあるので懐中電灯の持参は必須になります。スタートからゴールまで約２時間抜け道がなく，車道も一切ないです。
　前回の記事の最後のトンネル前にある看板。

　この看板の裏へ行くと…

　再び会社側で責任をとらないと念を押されている。整備がなされていないし，部外者が立看板をすることを禁じていたが，トンネル脇には部内者が付けたのか部外者が付けたのか分からない「照明なし」の看板がある。自己責任ということでトンネルの中へ。

　このトンネルは長く，照明を持っていなければ安全に進むことはできないだろう。トンネルの壁を水が流れている。
　このトンネルを抜けると…

　目の前に橋が現れた。トンネルの入口の脇には…

　かつての鉄道施設の跡が残されている。
　橋の前には…

　整備がなされていないはずの場所にフェンスがされていた。確かに橋の状態を見る限り渡れそうな感じはしない。川の向こうへ行くには…

　脇に設けられた通路を進むことになる。通路から線路跡を見る。

　線路と反対側の川の景色。

　橋の渡り終わり。

　市界の川を越え西宮市へ入った。西宮市側から橋を見る。

　その先はすぐにトンネルになっている。トンネルの中から振り返るとまた印象が変わる。

　このトンネルを抜けた後は…

　川の脇を進んでいく道が続く。川の方を見ると…

　渓流の綺麗な景色を見ることができる。現在のトンネルルートでスピードは得られても，この景色は楽しめなくなったんだなと感じながら歩く。もちろん，珍しいからそう感じるのであって，毎日見てたら飽きるだろうし，前後の駅で行き違いのために何分も待たされたらイライラするだろうけど。　

　似たような道はまだまだ続く。

　激しい水の流れについ見とれてしまう。この渓流沿いに…

　またないはずの立看板が。文章通りの素晴らしい環境だった。
　しばらくして…

　トンネルもどきのような構造物があった。落石対策だろうか。そして，整備がされていない場所のはずなのにいつの間にか川側にあったフェンスが真新しい感じのものに変わった。

　長かった渓流区間も再びトンネルが現れ，しばらくお別れに。

　トンネル内には枕木が立てかけてあった。予告通りの危険な場面で，照明を持ってなければぶつかりかねない。
　トンネルの出口。

　ご丁寧に転落注意の表示がされている。

　しばらく行ってふりかえるとトンネルの入口がやぶで隠れた。

　渓流の景色とも再会。

　また整備された感じの柵に変わった。

　またトンネルが現れた。　
　脇の道は何なんだろう。