さんぐう直人 公式ブログ  ”未来は、今、創られる”

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リーダーシップの身に付け方

2010年10月11日 10時18分12秒 | 経営改善
 リーダーシップの必要性について異論はないんですが、本屋に行けば「○○を実現するリーダーシップ」と称する書籍が本棚の多くを占め、研修会ではリーダーとかリーダーシップと名のつくテーマで研修会や講演会が大流行りです。かく言う私もおかげさまで講師の立場で研修の機会を頂戴していますが(つまり仕事になっています)、研修の機会を重ねるほどに「なんでリーダーシップ研修なんてものが必要なんだろう?」という疑問が湧いてきました。

 参加者の顔ぶれを拝見すると、なるほどリーダーとしてご活躍で高い志を持っていそうな方、勇退まじかな伯父さまや叔母様、一筋縄ではいかなそうな顔つきの方(いわゆる職場のお荷物らしき人?)、オイオイ大丈夫かと心配になる少年のような表情をお持ちの方など、今更リーダーシップは必要ないでしょう(勉強して自分を変えられるの?)、もういいでしょう(勉強していつ発揮するの?)、まだ早いでしょう(リーダーシップの前に挨拶の仕方からやり直したら?)、いろんな方がいます。
 「勉強しないリーダーはダメ、自分だけ勉強しているリーダーはもっとダメ」というくらいですから、研修で勉強するのは良いのですが、リーダーとしての行動や振る舞い、リーダーシップを発揮するためのテクニックを知ることにだけ期待して参加しているのじゃないかと思ってしまいます。大体、そういう方は、学んだ知識をそのまま使ってみて、ある場面では相手に押しつけて、相手から反感を買い、リーダーシップを学ぶ前より職場の中での孤立を深めているようです。研修の冒頭に「今まで出会った中で一番好きな尊敬できるリーダーと一番嫌いで絶対成りたくないリーダーはだれ?特徴はなに?」と問いかけ成りたいリーダー像をイメージしてもらっていますが、それでもテクニックにばかり意識がいくようです。講師としての力不足は率直に認めつつ、講師として悲しいですね。

前置きが長くなりました。

 「君は今度リーダーだからリーダーシップの勉強して」と言われて研修にでてなんとかなるものでしょうか。「おまえは会社を継ぐんだから」と言われて勉強すればなんとかなるものでしょうか。リーダーシップって勉強すれば身に着くものでしょうか。私の答えはNoです。勉強して身に着くのは精々テクニックです。このテクニックを使うには、その人の器とか人格とか見識とか、いわゆる人間力みたいなものがあってこそテクニックが有効に使えるんだと思います。
 「サル山のボスの条件」をご存知でしょうか。力が強いだけではボスになれないそうです。餌を平等に分け与えるとか揉め事を納めるとか、力の弱いサルを助けるなど普段から献身的に周りの面倒をみるサルがボスとして認められるそうです。
 人間社会にも同じことが言えるんじゃないかと思います。周りがリーダーとして認められていない者が突然リーダーに指名されてリーダーシップを勉強しても存分に力を発揮できないのではないでしょうか。リーダーシップという前にリーダーとして周りから認められる存在になることが重要でリーダーの資質やリーダーシップ力というのはその過程の中でじわじわと時間をかけて身につけていくものだと思います。またリーダーには独創性、自主性、創造性などちょっと人とは違う能力、カリスマ性みたいなものも必要になります。その能力をもって周りにリーダーとして認めさせることも必要です。
   
 最近、子供たちの世界に「ガキ大将」とか「ヒーロー」がいなくなったと思いませんか。「ガキ大将」は悪ガキとは違います。普段は威張っているけど、いざという時は妙に頼りになる存在です。「ヒーロー」とは勉強に限らず、凄く足が速かったり、野球がうまかったり、何か一つ「あいつは凄い」という能力を持っていて周りの子供たちが一目をおく存在です。私が子供の頃はいましたね。でも今は、こうした目立つ子供をつくってはいけないというのが教育現場の方針だそうです。目立つ子供は苛めに会うそうです。
 先日、子供の算数の宿題を手伝って、私の解き方で教えたら、答えは合ってるけど解き方が先生の教え方と違っているので答えも不正解で返ってきました。子供はがっかり、私は呆れました。なにが言いたいかと言うと、人格形成期の小中高の10数年間で目立ってはいけない、全て同じやり方という金太郎飴教育を受けているわけです。決して教育現場を批判しているわけではないですが、あまりに偏ってないかと思っています。そうした子供たちが社会に出ても指示待ち社員になるのは無理もないし、自主性、創造性、独自性を要求されても、そんな簡単には変われないですよね。

またまた話が長くなりました。
 リーダーの育成やリーダーシップの発揮は幼少期からの教育と関連、学校の教育には限界があり、親や家庭での育て方を見直さないといけないようです。
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