三蟠鉄道研究会

今はなき岡山の三蟠軽便鉄道の歴史を探り、後世に伝承していくための活動をしています。

道後温泉と松山への旅 

2022-06-23 14:21:53 | イベント

日本最初のの軽便鉄道と呼ばれている松山市にある坊ちゃん列車を見学しました。

 

 


かつて夏目漱石が乗車した事のある為、坊ちゃん列車と言う愛称をもつこの列車は
かつての伊予鉄道で観光列車として人気を集め。現在は復元された1号機の復元機が
道後温泉駅前の引き込み線に展示されています。
この地はからくり時計や、正岡子規の銅像が立っていて、道後温泉を訪れる観光客はみんな目にする光景です。

 

 

 翌日には大洲駅までバスで移動、ここからは楽しい観光列車に乗りました。JRなのですが全席食事ができる観光列車として人気です。名前は「伊予灘ものがたり」の通り、
終点松山駅までをほぼ、絶景と言われる伊予灘を臨む海岸線をゆっくり走ってくれました。
出発前にはプラットホームで、武将姿の男性と大洲城の旗を持つ男性が出迎えてくれ、記念撮影の後、ゆっくりと出発。駅の職員多数が手を振って見送ってくれ、左右の沿道にも多くの地元民が、万歳や手を振ってくれ、都度速度を落としてくれたので、こちらからも手を振って応えました。各駅では、それぞれ趣向を凝らしての歓迎を受け。狸の駅長さん、犬の駅長さんや猫の副駅長が帽子をかぶった姿で、窓際に寄ってきて話しかけてくれたりしましたが、窓は閉まっていて聞こえませんが、とても感動しました。幼稚園の近くでは、園児たちが職員と共に大勢で手を振る姿もあり。愛媛県はとても観光に力を入れているようでした。この観光列車は年間を通じて、このようなおもてなしをされていると知ってさらに驚きでした。軽便鉄度時代とは変わって、鉄道ファンにはこの上ない楽しい旅行だったようです。
もちろん車内では美味しい昼食が振舞われ、ビールなど飲み物も注文できました。

 

 

 

三蟠鉄道研究会として参加した4名も、改めて鉄道人気の強さを実感し、勉強することができました。

 


この鉄道「伊予灘ものがたり」とは別に「アンパンマン列車」も並行して走っているようで、子ども連れの客はそちらに乗るようでしたが、我々は始発駅でしか見かけることはできませんでした。


118年前に日本で初めて国産自動車を走らせたのは岡山だった

2022-06-01 15:10:57 | イベント

 

令和 4年 5月 7日岡山商科大学附属高等学校の生徒たちが、日本で最初に走らせた国産自動車のレプリカ(実物の3分の2のサイズ)を、2年かけて制作した。

当時とほぼ同じコースで軽トラに積んで走行するイベントが展開されました。

この日がちょうど118周年になることに因んで実施されたものです。

出発式にも多くのギャラリーが見送り、ゴールでは依頼主のご子孫や、地元のギャラリー約150名が拍手で迎え、記念撮影しました。

118年前のこの日、制作した山羽虎夫氏の工場から、発注受けた資産家の森房吉、楠健太郎の地元である三蟠の江並地区まで走ったといわれるコースを疑似体験することなので、表町三丁目住民や、三蟠地区住民、マスコミに大いに注目を浴びました。

画像は、岡山の玄関口とも言われた、三蟠での記念式の様子ですが、現在ここはかつて三蟠軽便鉄道の三蟠駅前の広場になっていて、当時の蒸気機関車を模した子ども神輿も

「三蟠鉄道資料館」に展示されていて、コラボ展示となりました。 

今回、私も挨拶の中で、三蟠鉄道とのかかわりなどお話させていただきました。

尚、当時の山羽式蒸気自動車のレプリカは、愛知県にあるトヨタ博物館にも展示されています。

 後に見えるのはかつての三蟠駅舎、三蟠鉄道の蒸気機関車を模した神輿も見えます。

 

山羽式蒸気自動車を模したレプリカです。よくできていると思います。

 マスコミの取材もありました。

イベントには、クラシックカーも多く参加していました。

クラシックカーが、並んでいるところです。

 

幟旗がイベントを盛り上げました。