三蟠鉄道研究会

今はなき岡山の三蟠軽便鉄道の歴史を探り、後世に伝承していくための活動をしています。

三蟠鉄道の路線図

2018-09-01 09:56:48 | 三蟠鉄道路線地図
三蟠鉄道は大正4年8月11日に三蟠始発で桜橋駅までが開通しました。
その後、湊駅から櫻橋驛までの間に分岐点を設けて、国清寺駅まで延伸し
国清寺駅を表玄関とする始発駅に変更しました。
桜橋駅は石炭を運ぶ貨物駅として暫くは残っておりました。
鉄道は昭和6年6月末迄の、僅か15年10ヶ月余りと短命に終わりました。

しかし、その間に発行された地図には、鉄道跡がくっきり表示されています。
後に、鉄道を偲んで、ウオークラリー開催した際の図面もあります。

ここではその一部を紹介します。



鉄道路線の8つの駅


三蟠村史に見る三蟠軽便鉄道路線



上道郡図に鉄道路線を表示
 赤線が路線の位置、上道郡の各村役場位置は赤点



昭和2年4月5日発行岡山都市計画街画街路網新地図


昭和4年岡山県産業課発行の平井村付近の地図

岡山瓦斯株式会社網浜工場平面図に見る鉄道引込み線


三蟠軽便鉄道の起点
平成6年三蟠地区旧跡復元事業で設置された三蟠鉄道の起点表示板


同上起点復元記念集合写真



平成7年ウオークラリーで作られた鉄道路線図
三蟠地区旧跡復元事業を終えてのウオークラリー


児島湾開発平面図
旭川東岸に三蟠駅跡も見える。また岡山臨港鉄道が児島湾を跨いで、
宇野線との接続を模索していたことが見える。