サナリ日記

貧乏でもがんばっている編集プロダクションの日常

ささやかな喜び

2009-09-11 08:24:35 | Weblog
珍しく朝8時から出社しております。
本日、DIYの初校出し。で、戻し。
明日修正をして、14日に入稿です。

来週はやっと日本の地理に専念します。
なんだか疲れたな~。


今週あった、私にとっていい話。

DIYの撮影の時に、講師から年齢をたずねられたので、
正直に答えたら、

「えー!!20代だと思ってた…。私より年上っ」

20代に見えたことはうれしかったのですが、
講師が私より年下だったことにびっくり。

先生、貫禄ありますね。見習いたいと思います。




昨日、社長と他社の編集者と3人で、
近所の食堂で一杯やりながら話してた時のこと。

ひとりでご飯を食べにくる男性客が多いこのお店は、
昭和レトロな昔ながらの食堂。
社長は昔を思い出すと言って、とてもお気に入りです。

その日も4人ぐらいの男性が、それぞれ「おひとり様」で
遅めの夕飯をしていました。
その中の1人。帰り際に私に、

「これ、あげる」

と、お寿司の折詰をくれました。
なぜ食堂で食事をしているのに寿司の折詰をもってるんだ?

一応、ありがとう♪と、喜んだものの、
知らない人から物をもらっちゃいけないと、
子どものころから厳しくしつけられてきました。

社長と編集者は、

「なんだよ、お前だけ!なにもらったんだよ?ずるいじゃねーか」

と、キャンキャン吠えておりましたが、
私はおばちゃんに、

「あの人だれ?これ、大丈夫かしら?」

と聞いたら、

「大丈夫ですよ。あの人常連さんなんです。お姉さんが綺麗だからくれたんでしょう」


とのこと。
寿司の折詰もよく買ってから食堂に来て、
帰ってからまた食べるみたいです。
確かに体格は良かった。

でも、あきらかに私より年下。
それでもお寿司はありがたく頂戴いたしました。


こんな些細なことをバネに、
辛い日々を乗り越えています。
来週もなにかしらいいことがありますように。