四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

退院しました②入院生活🏥

2024-09-26 | 日記

8年前の左目の時は、最初に診てもらった近所の病院で地元の中核病院を紹介され、さらにその病院でも「ここではこの手術はできない。」とのことでした。
診て下さったその先生が「私ならこの先生に執刀してもらいたいです。」とおっしゃった先生に紹介状を書いて下さいました。
紹介してもらった先生に左目の手術をしてもらったのですが、入院施設はない病院でしたので8年前は日帰り手術。

術後のおぼつかない目で一週間の間に3回程度通院するのも大変ですし、術後管理を自分の責任で行うには難しいところもある「手術→入院 が基本」の目の病気。
今回の右目は、入院施設のある病院から選び、大正解だったと思います!

とはいえ「入院する」のは、、次男を出産した33年前以来のことでした・・^^;

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硝子体手術後、目の中にガスを入れるのですが、
ガスは空気より軽く上にいく性質があるので、手術した網膜の黄斑部にガスを当てるためには、ずっとうつ伏せ姿勢(or うつ向き)をしている必要があります。
寝ている間も(夜間は看護師さんが1時間おきにチェックに来られます)、起きている間も ...  歩く時もうつむいて ... 一週間。。肩凝り・首痛・腰痛に悩まされます。
これが辛いところですが、肝心なとこ。

耐え抜きました!!
そして、ヨガをしていて良かったなあ・・と思いました。

仰向けで大の字に寝転ぶシャバーサナ(やすらぎのポーズ)の、うつ向きバージョンで乗り切りました。
顔だけは横に向けたいところですが、我慢して下向き。
基本的には手の平を上向きで体側に斜めに添わせたり、時々左右の手足をに入れ替えながら
ひたすらうつ伏せ寝。そして腹式呼吸・・

看護師さんが、うつ伏せ用のさまざまなマットを用意して万全の体制でサポートして下さったので、頑張れました!

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そんな入院生活の 唯一の楽しみは食事\(^-^)/

「○○○さ〜ん、お食事ですよ〜」と持って来てくださるのを待ち構えていて、毎度毎度ガバッと起き上がっていました!!

手術の日の朝「お昼ご飯から用意しています。」と言われ、11時からの手術。
1時間半の手術を無事に終え、車椅子で部屋に連れて来ていただきながら
「とてもお昼ご飯を食べる気分にはなれないなあ・・」と思っていました。

ところがお昼には遅めの13時頃、ぷぅ〜んといい匂いをさせながら運ばれてきた食事を目にして
一気に覚醒!!o(*゚▽゚*)o

え?これ お昼ご飯なの??

じゅわっと揚げたての唐揚げは、下味にオイスターソースを使ってあるらしい。
感涙ものの美味しさでした。
朝食もしっかり摂って手術に臨んでいたというのに、しっかり完食☆

そしてさらにこの日の夕食は、たまたま月に1回の行事食の日だったようです。
18時頃「今月の行事食、月見御膳です!」と運んで来られました。ヽ(゚o゚;)



南瓜コロッケの中にはうずらの卵。柿なますには栗も。(^。^)
中秋の名月のこの日「今年はお月見もできない orz..」と思っていたのに、、

 

特別食なのではなく、食事制限がある方以外は皆同じ食事です!!
俄然、元気が出てきました〜〜

この日だけ、手術した患者を慰めるために特別に美味しいものを出しているのではなく、行事食でなくても、毎日毎食美味しく飽きない味付けと美しい盛り付けなのには感動しました。
そして、温かい料理は温かく、冷たい料理は冷えた状態で、です。



毎食、メニューが印刷されたコピーの紙が添付されていたので持って帰り、朝食・昼食・夕食ごとにホチキスで留めてまとめてみました。(行事食の回だけ、紙質が違います)
こんな風で、食事が楽しみで嬉しかったので毎回の食事を携帯で写真を撮ってあります。
参考にして作ってみたいメニューもいくつかあります。
この病院の厨房で作られている食事は、管理栄養士の方の工夫と努力の賜物。
心のこもった美味しいご飯に毎回癒されました。

もちろん、毎日毎食完食!



● 別日の夕食も二日分ほどご紹介 ↓↓

*9/20(夕食)
メインは鱈のアクアパッツァ。手前右は野菜寿司(茗荷)。



*9/21(夕食)
メインは豆腐入り鶏つくね。副菜のどれもお酒が飲みたくなるような・・





● 別日の昼食も二日分ほどご紹介 ↓↓

*9/20(昼食)
メインは揚げ魚(鯖)のおろしソース



*9/21(昼食)
メインはロールキャベツ。ご飯はバターライスでした!



●朝食は洋食でお願いしていたのでコーヒー付。
おかずは卵料理の日もあれば、白身魚のムニエル(マスタードソース焼き)の日や、ポークビーンズの日もありました。

おやつの時間には、手作りのゼリーや杏仁豆腐も♪

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病院食を調べて病院を選んだわけではなかったので、本当にびっくりました。
この病院、特に手術・入院費が高いわけではなく他の病院と比較してもごく普通です。
(むしろ、安いかも・・)
あくまでも、症例手術の実績と医療の水準を考えて選んだ病院。

今回は手術翌々日から首から下のシャワー、4日目から洗顔・洗髪ができました。

・・こんな風で、手術後もむくむくと元気が湧いてきて、「うつ伏せ」を乗り越え
着実に回復してくることができました。
もう感謝しかありません。

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