70の瞳

笑いあり涙あり、35人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

理想の夢

2018-03-25 16:20:14 | 愛すべき子どもたち

小学校の卒業式で来賓の方々の祝辞の中で共通な話として上げられたのが、夢を持つことの大切さだった。 これは郷土の偉人である渋沢栄一翁が提唱した夢七訓の影響が大きいからであろう。

夢なき者は理想なし
理想なき者は信念なし
信念なき者は計画なし
計画なき者は実行なし
実行なき者は成果なし
成果なき者は幸福なし
ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず

さて、人は其々の夢を持つ。 大きな夢も結構、小さな夢も悪くはない。 夢は誰かに評価されるべきものではなく、それぞれの胸に閉まっておくのも良し、皆に共有するのも結構だ。 進学のための奨学金の申請書の中に、将来の希望や夢を書く欄がある。これは、その人の人物評価にも関わることになろうし奨学金を出す側にとっては必要な情報かも知れない。

さて、1人の児童が奨学金申請の将来の希望に「奨学金を得て大学を卒業し安定した職業に就きたい。」と花のない現実的な夢を書いてきた。しかしその夢は、その子の家庭環境を考えると職員としては痛いほど良く理解できるものであり、添削せずにそのまま申請した。施設に暮らす子どものことを理解する大人ならば、その平凡な夢の持つ意味を読み取ってくれるとと思ったからだ。

しかし、結果は不合格だった。 参考までに合格した児童の夢は、政治家、声優、作業療法士、保育士などであった。 周りの人にはある種の理想の夢かもしれない。 でもまじめに働いて生活したいという現実的な夢も立派だと思う。

 

小学生の女の子の取りあえずの夢・目標は2重後ろあや飛びができるようになる事だ。それも立派な夢だよ。

 

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2018-03-27 00:31:36
S君のこと宜しくお願いします。

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