70の瞳

笑いあり涙あり、36人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

中庭コミュニケーション

2018-09-16 11:31:37 | 愛すべき子どもたち

井田端会議というものがある。江戸時代の長屋の主婦たちの共同井戸の周りで洗濯や炊事に集まってきた。その女性たちのコミュニケーションの場で家族の課題や夫婦問題が語られたことからそのように称したのであろう。

さて、さんあいの園舎のつくりも長屋と同じだ。それぞれにユニットには、独立した玄関があり小さな庭もある。子どもたちは学校から帰ると、それどれのユニットに帰り、部活に忙しい中高たちは他のユニットの子たちとゆっくりと話す機会は少ない。

でも、さんあいの良いところは、コの字型に配置されているユニットの中心に中庭があり、そこが子どもたちのコミュニケ―ションの場になっている点だ。

夏の猛暑の間は、さすがに中庭に出てくる子たちの数は少なかったが、最近では学校の後や休みの日は小学生を中心に子どもたちの遊ぶ姿が戻ってきた。子どもたちが中庭に戻ってくると職員も中庭で見守る時間が多くなり職員同士のコミュニションの場も増えてくる。さんあいにとって中庭は欠かすことのできないコミュニケーションの場になっている。

このところの雨で中庭の芝が程よく伸びてフカフカ状態です。こんな中庭は気持ちいい!

 

こちらでは小学生たちの「ゴッコ遊び」が始まりました。

 

こちらは、宿題かな?

 

 

 

 

 


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