70の瞳

笑いあり涙あり、35人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

子どもの権利擁護

2018-12-29 12:13:36 | 愛すべき子どもたち

さんあいでは、夏と冬に第三者委員をお招きして、子どもの権利擁護の説明をしている。子どたちが、さんあいでの生活や学校のことなど、困っていることで職員にも話しずらいことがあれば、投書や第3者委員に直接連絡できる旨を知らせている。それと当時に、一人ひとりにはどのような権利があるのかを子どもたちに啓発している。 

おそらく一般家庭では、子どもの権利ついて親子で話す機会はないであろう。施設では第三者を入れてキチンと確認し合う機会があり、その点では子どもたちは恵まれているといえる。

第3者委員のお二人のお話が終わり、子どもたちに「何か質問や言いたいことはありますか?」と尋ねたところ、ひとりの小1男児が手を上げ、マイクを向けると「お母さんにはいつ会えるんですか?」と質問した。

一瞬の沈黙が会場を包んだ。そして誰も質問に答えることはできなかった。「あとで職員と二人で話そうね」と職員がうまくその場を収めて会を閉めた。彼の心の叫びは、「僕が一番困っているのは、お母さんにあえないことだ。だから、何とかしてほしい。」ということだった。彼にはお母さんにあう権利がある。勿論、施設や児童相談所はお母さんに会えるように努力している。でも様々な大人の事情で彼の権利は守られていないことに改めて気づかされた。

 

今日の午前中は寒かったけど、みんなホールに集まって真剣に第三者委員のお話を聞きました。

 

職員による具体的な権利の説明をスライドで使ってしました。

 

 

 

 

 

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