70の瞳

笑いあり涙あり、35人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

髪の色と多様性

2021-11-12 16:05:24 | 愛すべき子どもたち

昨今国際結婚の親をもつ子たちも珍しいことではなく、こんな田舎にも元々茶髪の子たちがいる。そんな子たちが中学や高校に上がる時に悩むことは髪の色が黒と規定されている校則だ。特定の身勝手な方々の発想で「学生らしさ」という型をつくり、そこに子どもたちをはめ込もうとしている。これは明らかに子どもの人権を無視している行為だ。しかし子どもや親たちは、進学のための内申点に影響がでることを恐れて声を上げることが少ない。そして本来茶色の髪を黒に染める子もいる。これは多様性を否定し、子どもたちに単一性が優位であるという発想を植え付けていることに他ならない。

オリンピックのテーマは「多様性と調和」だった。先の衆議院選挙でも「多様性」を叫ぶ政党や候補者が多かった。しかし、それはあくまでも建前で、本音は日本人としての単一性を重んじ多様性に不寛容な社会を維持することに腐心しているように思える。日本のトップリーダーたち、子どもたちがこの不寛容な社会にどれほど苦しんでいるかを理解し、早急に人権を無視した校則の撤廃を進めていただきたい。

 

子どもたちのために、詩人金子みすゞが謳ったような「みんな違って、みんないいい」といえる時代がくることを切に望む。

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