70の瞳

笑いあり涙あり、35人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

昭和の原風景

2014-07-24 14:44:47 | 児童養護

さんあいの園舎の周りは農地や林です。また園舎の中庭は芝生があり周りは草花であふれています。そんな環境なので、春先から夏場かけての子どもたちの人気遊びは、トカゲとりです。大きな石の下や茂みの中はトカゲの大好きな居場所です。そっと石を上げると危険を察知したトカゲが、その場からダッシュで逃げようとします。しかし小学生の高学年ともなるとトカゲに勝る反射神経で上から首のあたりを押さえつけ、そして指でつまんで虫かごの中へ捕獲してしまいます。哀れトカゲくんたち! 子どもたちは虫かごでそれらを数日は飼いますが、遊びで生き物の命を粗末に扱わないことを指導をしているので、その後はリリースします。そしてリリースされたトカゲくんたちは、また石や茂み中に戻って行きます。(その中には、また子どもたちのキャッチされてしまうのもいますが、、)トカゲをとって遊ぶ子どもの姿は、今となっては自然の豊かな田舎にあってもそう見られるものではありません。しかし、ここさんあいの中庭では、よき昭和の原風景のような子どもたちの遊ぶ光景を今も見ることができます。そんな子どもたちですが、それぞれ小さな肩には担いきれないほどの重荷を背負っています。さんあいでは、その重荷を軽くしてあげることはできないかもしれませんが、将来子どもたちが大きくなった時にしっかりとそれぞれの重荷を背負って行けるような養育をして行けたらと思います。

http://www.san-ai-jidouyougo.net/index.html

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