70の瞳

笑いあり涙あり、36人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

見に来てほしい体育祭

2017-09-14 16:05:28 | 愛すべき子どもたち

先週の土曜日は、さんあいの子どもたちの通う中学校の体育祭があった。雨は降ることはなかったが、ジリジリする残暑の中、子どもたちは元気で参加することができた。中学生と言えば思春期・反抗期にさしかかる時期である。親に向かって、「絶対に見に来ないでね!」などと言う子がいても不思議ではない。

一方、さんあいの子たちはと言うと、「絶対に見に来てね!」と職員に確認する子が殆どだ。そして当日ともなれば競技中に運動場に来た保護者の中からキョロキョロと職員を探す子どもが多い。 微笑ましい情景だが、でも心の底では普通の家庭の子のように本当の親に来てほしい想いもあるだろう。それも思うと、運動会ばなりでなく、彼らのこれからの歩みそのものを「頑張って!」と心から応援したくなる。

ここで見てるよ、頑張って!

 

運動会、誕生日、入学式、卒業式などの写真は、それぞれの子どものアルバムにして退園する時に渡すことになっている。

 

 


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