70の瞳

笑いあり涙あり、35人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

アンガーマネージメント研修

2019-09-13 13:06:58 | 愛すべき子どもたち

NPO法人コンパスナビさんのご支援で、さんあいで「アンガーマネージメント研修」を実施いたしました。児童養護施設で職員が一番悩んでいる問題の第1位は、子どもの暴言や無視です。「ウザイ」「キモイ」「ババア、ジジイ」「死ね」等々。一般の職場ならハラスメントの範疇ですが、この現場は傷ついた子どもたちをケアするところなので、ハラスメントは適応されません。

ただ、職員とて人間、暴言にたいして「その言葉傷ついたよ、謝って」と指導することはできます。一方、人間には感情がありますから、良かれと思ってやったことに暴言を吐かれては、子どもとはいえ怒りを覚えるのは当然です。そこでその怒り(アンガー)をどう管理(マネージメント)するかを学ぶのが研修の趣旨です。

まず、怒りは神様から人間に与えられた感情で悪ではありません。「怒りっぽい」をリフレーミングすると「情熱的」ということもできます。しかし、怒ったままではストレスが溜まりますし、上手に処理をした方が自分にとっても相手にとっても得です。それを論理的に技術的に身に着けてゆくのが研修の目的です。

視点は変わりますが、聖書にはこんな言葉があります。「日が暮れるまで怒ったままでいてはいけません」つまり、怒り続けてはいけませんといことです。それぞれの人の「日暮れ」には、時間差がありますし、傷つき度合いによって1日の時もあれば、数年間の時もあります。でも「いつかは赦せるときがくる」という基本がなければ怒りのマグマは、自分自身の心を蝕んでゆきます。怒りを管理することは、取りも直さず自分自身のためなのです。

 

講師の先生は分かりやすく怒りそのものを否定せずに教えてくださいました。近隣の施設からも多数の参加がありました。

 

グループわーくでは、普段感じている怒りやそのコントロールのことで話が盛り上がりました。

 

色んな場面の怒りのケースがあり、質問や感想もより具体的です。

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