中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

一日、地元若槻地区で訪問活動です。「棄権はやめた」

2011年08月21日 14時12分03秒 | 活動日誌

たいまつばな 訪問先で

 一日、地元の若槻支部の支部員のみなさんと訪問行動です。今は、午前中の行動を終えて、昼休憩のひととです。

 午前中は、栗岩さんと一緒にまわりました。

 「話できてよかったああ!」と思うお宅ばかりでした。話すといろいろな思いが伝わってきます。

 「うちは5票あるけど、今回は全員で棄権しようと決めたんです」という方ととっくり話しました。

 「何やっても変わらない。投票してどうなるの」とおっしゃるのですが、この間、住民運動がどんなにおおきな役割を果たし、政治を追い詰めてきたか、を、国政や市政で話しました。

 そうしたら市政の住民投票条例案では、「私も住民投票条例の署名しました。あれが役に立ったんですか?」と。

 「そうなんです。署名の数で議会は蜂のこを突っついた騒ぎになって、無視できなくなったんです。市民会館の予算は、設計までしか決まっていません。今度の選挙で選ばれる議員の動向できまるので、希望もあります」

 「まあ、そうなんですか。知らなかった。意味があるんですね」「なんでも最後は私たちの世論で変わってきます。あきらめないで」

 この方は原発の署名もしてくれましたし、後援会にも入ってくださいました。「ぜひ、ご家族にも棄権しないようにお話ください」「そうだね。私は元々共産党が好きだったんです。日曜討論でも、共産党が一番いいこといってくれる。がんばってください」と、本当に嬉しいことでした。

 ああ、でも、「共産党が一番いい」と言ってくださる方が「棄権」を考えていたことは、非常に重要に考えなくてはなりません

 この方は、市民会館の建て替え問題では「私は、イトーヨーカドーのところに作って欲しかった。年を取って、足がない。文化行事が好きだけど、市民会館では行かれない。若里のホクト会館ではなおさら。権堂なら便利だから、そこに欲しかった。北野文芸座は良く行きますが、あそこだけでは小さいしつまらない。もっと幅広く文化に接したい」と言っておられました。

 その案は廃案になったのですが、こんな風に、いろいろなご意見があってまだ出し尽くされていないし、財源の情報を市民に公開して話し合うべきと、一方的な市長と与党のやり方には、とても大きな反発が聞かれました。

 「今度の選挙でまだ展望を作れる」話が、みなさんを激励したように思います。

 原発撤退の署名もたくさん集まりました。

上野事務所の究極の炊き出し!

おいしそうに食べる栗岩さん!

 午前中は10人くらいいたのかな? さあて、午後の部に出かけてきます。

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午前、午後と訪問活動。すばらしき青年との出会い。夜は小集会。原田地域。

2011年08月20日 20時54分29秒 | 活動日誌

 

 原田地域で一日活動。午前、午後と訪問活動、夜は吉地区での小集会でした。

先に出た人もいるけど、「いざ、出発!!」

 訪問活動ではすばらしい青年に出会いました。今日の最高にいいことでした。

 たまたまおうちの方がお留守でしたが、出てきた18才の受験生の青年に、原発撤退の署名をお願いしました。

 「原発はどう考えていますか」

 答えは誠にまじめで率直で、よく勉強しており、頼もし限りだったのです。

 「僕は、災害復旧に考えの違いを超えて一丸となってがんばってもらいたいと思っているのに、国会はけんかばかり。あれはない」

 「原発はエネルギーが足りなくならないか心配はあるし、自然エネルギーはコストも心配。でもそれ以上に危ない。中国ではマスコミの操作をしているのは知っていたけど、まさか日本がしているとは驚きました」

 「もっと言わなくっちゃだめだとおもう。おとなしくしていたから、こんなことに(福島の事故)なってしまう。チェルノブイリだってあったんです。生意気を言っているけど、原発のことはこの頃知ったんです。今まではわからなかった」

 そこで、原発は今の人間の科学ではどうにもならない危険きわまりない「死の灰」を作り出していること。共産党は最初から警告をならしていたこと。でも、電力会社と政府はマスコミをお金で懐柔して、安全神話を流してきたこと。文科省さえ、子どもの教科書にも安全神話をのせ、うその教育をしてきたこと。大元は政府と大企業との癒着、アメリカとの服従の関係から生まれていること。世界は自然エネルギーに転換し始めているし、日本にもできるなどなど・・・話しました。

 「共産党の国会議員の国会討論は聞いたことがありますか?」「自民党と民主としかたくさんやらないから、その考えしか入ってこない。だから、仕方ないと思ってしまうんだと思います」

 ひとつ話すたび、しっかり自分の意見を話してくれました。最後に言った言葉は「仕方ないとあきらめるから、どうにもならなくなる。あきらめないでどうにかしなくてはと思わなくては」と。「そうですね。この頃はみんながそう考えるようになって来ましたね!本当のことを知ったから」

 「僕は大学で経済を勉強したいから、もっと知りたい」とも言います。

 「とてもしっかり勉強していて驚きました。頼もしい。ぜひがんばって大学に入ってください。こんど、パンフレットなど、入れておきますね」と握手を求めたら、しっかり握り返してくれ、「僕はこんな話をしっかりと大人と話したのは初めてです。ありがとうございました」と言うのです。

 りりしい高校生でしたよ。好ましくて心が躍りました。未来は明るい!!この子に笑われないように、大人の責任を果たさなくてはね。

フウセンカズラも秋に向かっています。

 夜の小集会では、区長さんの挨拶のあと、原田市議から市政報告。参加者から浅川ダムや農業問題が出されました。私は、状勢と党の6人当選の意義、原田さんの票を1票でも多く広げてと訴えました。

 明日も一日、若槻地区に入ります。あしたはどんな出会いがあるでしょうか。お楽しみ!

 今夜はテレビで、五味川純平の「人間の条件」の最終日。遅くなって辛いけど見ることにしました。

 

 

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会議の一日でした。

2011年08月19日 21時27分42秒 | 活動日誌

つりふねそう

 

  会議の一日でした。まず、朝は8時からの県常任委員会、10時から終日、県委員会総会。そして、夜はA支部の支部会議に参加しました。

 テーマは、「第3回中央員会総会決定と県党会議の決定を実践的に討議し、大運動に取り組み、長野市議選の勝利を東北の選挙と呼応してたたかおう」というものでした。

 要するに、「国民が自分のくらしのあり方や生き方、そして政治の新しいあり方を求めている今、原発をなくし災害復興に力を入れて国民の苦しみをなくすために、今どうしても党を大きくしよう。それが党の仕事。新しい仲間を迎え入れ、人間的に暖かい、、励まし合える党支部を作っていこう」と、活動を通しての具体的な取り組みを交流し、方針を確認、実践に向かう会議でした。

 市議選はあと1ヶ月後、市議候補からの力強い決意も語られました。

 A支部の会議では話題のひとつとして、中国の列車事故の問題が出されました。

「また中国共産党のやったことが、日本の共産党と重ねられてしまう。本当にいや!」

 「そうねえ、でも、おかしいことはおかしいとはっきり言わなくては。事故を隠すなんて、おかしいよ」「そうだよね」

 「こんなことがあるから共産党は伸びないのかしら」「違うよ。根本はいろいろあっても跳ね返す力が弱いからだよ。どんなことがあっても跳ね返す大きな党にならなくっちゃ。これからもいろいろあるよ。3中総ではそこをいってるんだよ」

 さて、今日のショッキングな出来事は、マイカメラが故障したこと。スイッチが入らなくなってしまった。修理で買うほどのお金がかかりそうなら、買うしかない。しばらくは夫のカメラを借りようかな。

 

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訪問活動で感じた住民投票条例案の否決への怒り。

2011年08月18日 19時50分23秒 | 活動日誌

へくそかずら 久しぶりで描きました。

 

 昨日、市議会の本会議で、庁舎・市民会館の建て替えの是非を問う住民投票条例案が、親友会(自民系)、政信会(民主系)、市民ネット(社民系)の反対で否決されました。(賛成8 反対31)。

 親友会が出した住民投票条例に反対の案は、3票差まで追い詰めました。

 2会派が提案した条例案も否決されましたが、その会派も、3月の予算案には賛成してきたのです。

 やはり、予想を大きく超えた2万2千以上の署名が集まって、「今、そんなムダ使いをするときではない」「住民の声も聞かずにあまりにも強引だ」との世論におされ、選挙が間近であるので、予算に賛成した会派も、修正案を出すなど紛らわしいことをしたのだと思います。

 条例案は否決されたので、市民の怒りはますます大きくなっていると、今日の訪問活動でわかりました。 原田市会議員と共にまわりました。

 「オリンピックの借金を、年間200億円返している。作ったオリンピック施設の維持費は8億円。それなのにまた借金を重ねてやるときでしょうか」といえば「長野市は税金が高い。上田と違う。借金のせいか」「市民の声が通らないなんておかしい」「市長の会社が儲かるんじゃないのか」などなど、怒りの声でした。

 「市民会館は造るが、老人憩いの家や小学校、中学校、保育園の耐震化はお金がないと後回しなんです」と話すと怒りは絶頂でした。

 一貫して住民と共にがんばってきたのは会派では共産党だけ。否決はされましたが、たたかいはまだまだ。

 今度の選挙では、自民系の親友会では勇退する方も大勢いるらしい。定数も2減になるので、共産党が6人全員当選すれば、占有率は上がりますから、新しい議会でどんな力関係になるかはまだわかりません。

 だから当面は、この市議選で6人の当選を勝ち取ることが、たたかいの見通しをつけることになります。がんばろう。

 「原発ゼロ」の署名もたくさんしていただけました。

  夜は原田選対の会議に出ました。

山形の知り合いが送ってくれました。だだちゃマメ。本当においしいよね。枝豆のずんだ餅は仙台の名物ですが、私はそれも大好きです。

ああ、仙台と言えば、宮城の復興計画案、あまりにお粗末で悔しさジリジリです。おまけに北海道の知事は泊原発の再稼働をゆるすなんて。 テレビで福島の子どもたちが官僚にあって質問するニュースが流れていましたが、「大人なのに話をちゃんと聞いてくれないことに驚いた」「今度は聞いてくれる人と話したい」などの感想を語っていました。子どもの苦しみが通じないのかと、本当に悲しくなりますね。

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Y支部の新入党員歓迎会。悔しいけど仲間の写真。

2011年08月17日 21時28分34秒 | 活動日誌

 今日のブログにちりばめている写真は、山の友人からの「友情にあふれた」「挑発的な」プレゼントです。お盆休みに、燕から大天井、常念、蝶が岳を歩いたのですって。まあ、悔しいね。

 私は写真を見て感激、「私にはもう無理かなあ・・・」との思いもかすめながら、送ってくれたTさんに感謝です。ありがとう。

これは槍ですね。

 Y支部の新入党員の歓迎会が行われて、参加しました。新しい仲間は5人。私が関わらせていただいた方は、2人お出ででした。お招きいただいて、とっても嬉しかったです。新しい仲間を迎えて、元気がいっぱいのY支部です。40代から70代までの巾のある仲間のお迎えです。

 第一部は支部会議。第二部で歓迎会。簡単な折り詰めと、支部長のOさんの奥さんの手料理が加わって、心のこもった会でした。ちょこっとビールも出ました。私は車だったから、残念でした。

 「今日は是非写真を!」と構えていったのに、それぞれの方の「入党物語」を聞いていたら、すっかりカメラを忘れてしまいました!!これはしまった!!!帰りの車で気がつきましたよ。ああ、残念!

 Tさんからの写真、花の写真も2つ紹介しますね。

とうやくりんどうですね。実際に見たいなあ!!

こまくさ、元白根で見る予定だったのに・・・。悔しい。

 さて、新入党員のSさんは言いました。

 ご主人が「どうも党員じゃないかと思っていましたが、私には何も言わなかった。何となくわかっていましたが・・・。夫が死んで、赤旗もやめようと思いました。でも、夫がやってきたことですから、やめられなかった。そうこうしているうちに、Oさんと原田市議に入党をすすめられました。私は即座に返事しました」と。

 「今、ご主人と共に歩いているんですね」と私が言えば、支部長のOさんが「ご主人が亡くなった日ね、ご主人の日刊紙の配達の日だったんです。奥さんから電話があったんです。『主人が亡くなったので、今朝の赤旗の配達できません』って」

 私は、本当にビックリしました。なんでそんな重大なときに赤旗の配達を思いだすの!!って。本当にビックリして、私にはできるだろうか・・・と、我が身を正しましたね。とても良いご夫婦だったのですね。ステキな話に感動しました。

 同じく新入党員のKさんもNさんが言うことには、「共産党はいいと思っていても、入る前は、一般のマスコミに流されていました。原発も仕方ないなあと。正直、関心もなかった。でも、入党してそうではないんだと考えるようになった」

 「Tさんに誘われて入りりました。党に入っても今までは関心が薄かった。でも暮らしていけなくなって、共産党のいうとおりだと思うようになりました。テレビを見る視点も違ってきました」

 と、それぞれの党への思いを語った話は、ひとつひとつ印象的でした。

 原発問題では盛り上がりました。最後は「説明を丁寧にすることしか、共産党をわかってもらえないのね」

 また、最初に新入党員用の「綱領の話」のビデオを全員で見たのですが、返って来た言葉が「難しい私らにはわからない」でした。それで私が、リピートでエキスを簡単に話しました。

 「言っちゃなんだが、そんな風におもしろくわかりやすく話してもらうと納得するし、綱領も決定も聞いてから読めば理解できると思う」との反応でした。「そうですね、工夫が必要ですね」と、そうなんだ・・・・と、とっても勉強になりました。

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盆休み、カヌーをこいで、ボートもこぎました。

2011年08月16日 22時35分24秒 | 活動日誌

 

 盆休み、松本から娘たちが帰ってきたので彼女らと一緒に、気分転換にアウトドアしました。群馬県に出かけました。

 猿ヶ京温泉に泊まり、1泊2日の小旅行。ロープウエイで谷川岳のからの景観を眺め、カヌーをこいで、ボートもこいで、「吹割の滝」を見に行きました。

猿ケ京は関所のあった宿場町

ふるい木造の建物が多く落ち着いた町並みでした。

 カヌーとボートを楽しんだのが最高でしたね。爽快でした!少し前、転んだことが原因で半月板を痛めてしまい、やっと計画してもらった登山もやめてしまいましたのですこぶるストレスがたまっていましたが、解消しましたね。

 カヌーの写真は撮れなかった。カメラを落としたら大変と、持って行かなかったから。ボートは難しかった。両手をバランス良くこぐって、大変なんですね。どっちかに曲がっていく、それどころか、私がこぐとぐるぐる回って進まない。娘と湖上で大笑いでした。

谷川岳展望台から

ニッコウキスゲ

シモツケソウ

この湖でボートこぎ。

景色の良い湖でした。

吹割の滝。沼田市。

滝は渓谷の一こま。すばらしい眺めでした。

 

 とっても楽しい休日でした。長野でカヌーに乗れるところが見つからなかったので群馬まで出かけましたが、感想は、「カヌーを除いたら夏は長野から出ない方がいい。山はなんと言っても長野が抜群。涼しさも違う。でも、仕事と休みの区別をつけるには、一定の距離は必要だ」でした。ラフティングは長野でもやっていますが、「あれはこわーい!!だめだ」でした。普段、運動不足だからね。

 カヌーのガイドの稲さん、すばらしい青年でした。ガイドの役目はカヌーの操り方が第一ですが、自然の摂理の素晴らしさ、驚異を共感させてもらえるかどうかが、大事だと思いました。

 カヌーをこいで時々休息。その時に彼は語ります。彼の話は、自分自身の経験からの自然への共感を伝えてくれるもので好感が持てました。

 朝夕、湖には「なぎ」の時間帯があることや、その時の湖の表面の変化、そして近隣の動植物の説明・・・今回は紅葉の理由を彼なりの言葉で話してくれました。「ああ、こういう表現があるんだ」と新鮮でした。

 さて、明日から仕事だ!!エンジンをまき直し。市議選だ!!

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母のお骨に復興を誓うお盆

2011年08月13日 19時59分03秒 | 活動日誌

 

暑くてゴーヤも悲鳴かな。よれよれの葉っぱ。

 お盆です。お墓参りに行く人で、道は車でいっぱいで混んでいましたね。

 私は昨日、花を飾るなどして仏壇をきれいにしました。母の好きだった甘いものや果物も備え、あらためて母の出会った災害を考えました。

 実家の宗派は浄土真本願寺派、「お西」です。

 浄土真宗というのは、お盆だからといって、特別のことはしません。迎え火も炊きませんし、だからもちろん送り火もしません。仏はお盆にだけ帰って来るのではないとの考えらしいです。 提灯も飾らないし、また位牌も原則作りません。

 葬式の時には、白装束も着ませんでしたし、刃物もおきませんでした。母の葬式の時に来てくださった和尚さんの説教は変わっていました。「法名は、本来お寺さんがくれるものでお金を出して買うなど本末転倒、権力の表れだ。仏教が権力になびくとは嘆かわしい。自分もそんな転落をしたら、和尚はやめる」と言うのです。

 私は宗教のことは、門外漢です。良く分かりませんが、無宗教の私が母の新盆を迎えるには、諸々と都合の良い考えだなあ・・・と思っています。要は心なんだと解釈して。

 また忙しい日常で置き去りにしていたことを引き戻し、あらためてこの日を母を思う日にするという意味で、お盆はいいなあと思っています。

玄関にも花。ヒャクニチソウ。母の長野の友だちからのプレゼント。

 石巻の復興がなかなか進ます、瓦礫の山もまだ半分も片付かず、仮設住宅さえまだ入れない人が沢山います。漁業特区では、上からの押しつけの海への大企業の参入に、漁民は怒りに燃えて立ち上がっています。

 母のお骨箱を見ると、「いつ、普通の暮らしが戻るようになるのだろう。漁業が前のようにできる日はいつか」と思いがめぐります。

 母の入るはずのお墓のあるお寺も壊滅で、墓石が倒れただけではなく流されもし、どこが自分のお墓だったかさえわからない状態なのです。

 ですから、まだ母は納骨できないでお骨のまま、長野にいるのです。でも、納骨できないくらいはいい。遺体がまだ見つからない人もいるのですから。

 実家の墓は、地面と水平に納骨室のふたがあったので中の骨は流れなかったようですが、地面より上にふたのある新しいお墓では、中の骨もみんな流れてしまったようです。

 信心深い母を考えると、父の骨があればいつかは一緒にしてあげられるから、ありがたいことだと思います。そして、一日も早く復興をとげて、犠牲者とご家族のみなさんの無念さをはらしたいと、ジリジリとした思いのお盆でもありました。

 被災地から長野に来るのは大変なことなので、今度母のもとに家族が寄るのは1周期の時との決め事をしましたので、静かなお盆でもありました。娘たちは明日、来てくれるそうです。

 

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作戦会議。訪問活動。住民投票条例案否決。菅総理退陣だが・・。

2011年08月12日 20時42分22秒 | 活動日誌

長野市会議員選挙6人の候補者です

 

 午前中は長野市議選に向けて、共産党医療生協有志後援会のA地区の作戦会議をしました。午後はK地域の訪問活動でした。

 長野市民会館の建設の是非を問う住民投票条例案が否決されました。私たちも共にがんばって署名を集めた住民グループ案に賛成したのは、共産党だけでした。

 規定の6000筆を大幅に上回る2万筆以上の署名が短期間で集まった威力は、市議会を右往左往させました。しかし、自民系新友会によって、修正案も含めいずれの案も否決されました。

 住民の声が届かなかったが、住民の運動の力は確実に貯蓄され広がって、政治を変えるベクトルに集まってくることになると、私は確信しています。

 菅首相が退陣を決意するようです。でも、今日の訪問では、誰一人話題にしませんでした。「代表が替わったところでどうなる」そんな雰囲気です。民主党の代表を変えたって、自民党に変えたって、政治は変わらない。

 変えるにはどうすればいいのか・・・その国民の模索に共産党は真剣に向かうときです。だから、目の前の市議選、勝たなくては。

 今日も、訪問した先では、こちらの「広めて」のお願いに「わかりました。知っている人に声をかけて、共産党の候補者をお願いする」と「がんばれカード」を受けとってくださって、心強い限りでした。

ミニトマトのかわいい花が次々と咲く

 明日はお盆の入りです。我が家もこの5月に母を亡くしたので、いわゆる新盆です。この続きは明日にします。

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訪問活動など

2011年08月11日 21時55分55秒 | 活動日誌

庭のミョウガが取れました。何の料理にもミョウガを入れて、物忘れは大丈夫かな??

 

 長野市内で活動日。党医療生協有志後援会員のIさんとK地区をまわりました。

 今日も暑かったですね。フーフーでした。最後に後援会員のTさんのお宅によったら、冷たいジュースとチョコレート!!ほっと一息つきました。続きは明日の午後にまわることにしました。

 原発のこと、市民会館のこと、国会のこと、話は尽きません。市会議員選挙で共産党候補者の応援と、さらに「広げて下さい」とお願いすると、みなさん「いいですよ。声をかけましょう」と言ってくださいました。

 常々Iさんが、医療生協でお付き合いしている親密度が伝わってきました。普段のお付き合いは本当に大事ですね。困ったときの助け合いはここからですね。

 赤旗では、第2回の枯れ葉剤被害者国際会議が8日、9日とハノイで開かれ、米政府と製薬会社に対して全面的な責任を果たすよう求めるアピールを採択して終了したニュースが載っていました。

 枯れ葉剤がまかれてから50年もたっているのに、いまだに第2世代代、3世代にまで障害をもたらしています。むごいことです。最近読んだベトナム関係の本に、年老いた母が枯れ葉剤の影響で障害を持っている息子の介護で「もう、限界」との声をあげていました。

 私は、福島原発事故の被害者の問題と重ねながら記事を読んで、放射能の影響も、どれだけ後世まで被害を出し続けるかと深刻になりました。放射能は、空間的にもどのくらい広がっていくのか、見当もつきません。チェルノブイリもいまだに被害を引きずっているのです。

 アメリカは、ベトナム侵略で世界最大の化学兵器を使い、日本には実験として原子爆弾を使い、その非人道的な戦略の恐ろしさに戦慄を覚えます。でも、そのアメリカも、力づくで世界を制覇しようとの野望はもはや破綻がきています。

 しかし、移動しながら国会中継をききましたが、日本政府と国会のお粗末さは私たちが変えなければいけない責任があるなあと、つくづく思うのです。

 日本が毅然として国民の立場に立ち復興に全力を注ぎ、原発の撤退を決めること。アメリカには従うのではなく対等に友好を築くため、憲法をしっかり守れば、アジア諸国から信頼される。アジアの平和、世界の平和のカギを握っているのは日本だと言って、言い過ぎではないと思います。だから、共産党の果たす役割が重要になっています。大きく強くならなくてはと、強く思います。

 明日は午前中はA地区の医療生協有志後援会の会議、午後は今日の続きでK地区で訪問活動をします。

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長崎市長の平和宣言に感動。市議会で「住民投票条例制定を要求する会」代表の意見陳述を傍聴

2011年08月10日 19時17分35秒 | 活動日誌

 

 昨日の長崎での平和式典での田上市長の格調高い平和宣言に、心から感動をしました。「核兵器はいらない。人類が保有する理由はない」とはっきり宣言、非核3原則の法制化と北東アジアの非核兵器地帯の創設と「国際社会は、今こそ核兵器禁止条約の締結に向けた努力を」と訴えました。

 菅首相の演説は、きれい事の言葉を並べるだけで具体性がなく、惨めさを増しました。

 世界は、平和に向かって確実に前進をしていますね。「福島のみなさん、希望を失わないでください。東日本のみなさん、世界がみなさんを応援しています」の言葉には、泣けました。

 さて、長野市議会です。今日は市民会館問題の山場でした。

 「市庁舎、市民会館の建て替えの是非を問う住民投票条例を制定を要求する市民の会」の代表の意見陳述が行われましたのです。傍聴に行きました。

市民会館です。

 6000人分が必要な署名が、はるかに越えて2万2千843筆も集まったのです。代理人も800人を越えました。共産党も、市民の会のみなさんと一緒に必死に集めました。共産党長野市議団も、街頭に立って連日の署名行動をしました。

 私たちは、財政が困難なおり、しかも震災のあとなのに子どもたち学校の耐震工事もまだ終わっていないのに、耐震工事で十分対応できるとの専門家の意見も聞かずに強引なやり方で、莫大な税金を使っての立て替えには反対です。

 その上、ゴミの手数料を上げたり水道料の値上げ、一人暮らしのお年寄りの緊急通報システムのペンダントを有料にするなど、市民には8億円の負担増をおしつけての建設案です。

 代表の山岸あや子さんの意見陳述は20数分に及び、情報を市民に知らせてないこと、市民合意が得られてないこと、財政問題を柱に説得力のある内容でした。傍聴席は満員、あふれていました。

 この条例制定案のほかに、新たに3本の案が出されています。「条例はいらない」とする自民党系親友会、修正案は民主系の政信、新たに公明党も出しました。

 市議選が間近ですから、これだけ市民が声をあげている問題にそれぞれの市議がどう対応するか。明日の総務委員会で審議が行われる予定です。

 

ギャラリー?いいえ、共産党市議団の控え室です。

作者は古川画伯、実は県委員会の常任委員の古川さん。版画です。

もう一枚アップ。額縁は100円ショップだそうです。

 さて、午後は再び栄村へ飛びました。今日は入党のお誘いなどの仕事でした。栄村日参です。

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