お正月の準備もろそろしないと・・・今日は昼も氷点下でした。時は今!としきなつくりをしました。
我が家の雑煮の具です。
大根と人参と、ゴボウを線切りにしてゆでこぼす。それをお団子に丸めて、凍らすのです。暖冬の時は冷凍庫で凍らせますが、氷点下はラッキーです。
鶏だしの澄まし汁に必要なだけしきなを入れ、お餅を入れる。上に、イクラ、かまぼこ、セリを飾る。これが、我が家の雑煮です。
私は幼い時からこの雑煮を食べてきました。だから私も、結婚後もずっとこの雑煮でお正月を迎えています。我が家の人達もこの雑煮が大好きです。
母はしきなをつくり、子どもたちは炉辺の自在鉤の真ちゅうの部品を磨きあげるのが仕事、父はマキを割ってお風呂を沸かす。年神様にはお膳をそなえる。
今考えると、一つ一つに新しい年を迎える躍動感があった。
行事とは、暮らしてゆくために、歴史を体で感じ気持ちも切り替える大事な儀式だなあと、思う。
今は現代的に合理化されてはいるけれど、「これがあると正月だ」というものを我が家なりに残し、子どもたちに伝えたいなと思いながら、しきなを作りました。
だから大分迷ってはいるけれど、やはり、黒豆を煮てなますや伊達巻を巻き、最低のおせちは作ろうなあと思っています。
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