庭いっぱいのヒメオドリコソウ
県常任委員会でした。
参議院選挙は7月4日が告示です。21日が投票日ですから、投票日までちょうど4か月。告示までは3か月しかありません。あっという間にやってきます。
3月度は前進しようとの話し合いでした。
会議の中で話題になりましたが、マツダの「派遣切り」への不当な扱いを訴えていた裁判闘争に、山口地裁が「正社員の代替えにしてはならない」という労働者派遣法の原則に立ち、マツダの雇用責任を認めて「正社員に」との勝利判決を勝ち取ったこと、私もとても励まされています。
全国の労働者をどれだけ勇気づけたことだろうと、感激です。
赤旗新聞ニュースを見るだけでも、辛かったたたかいの年月、生業をうばられて、きっとあったであろう会社の誘惑にも負けず、どれだけ凄惨な生活をしてきたか、容易に想像できます。
実際に話をお聞きすれば、表には出ない家族の皆さんの辛さも含め、文字にはできないもっともっと大変な頑張りに驚愕するに違いない、と思っています。
裁判の勝利には、一に、原告団の不屈な頑張り、きっと会社の誘惑がたくさんあったと思うのです。それをはねのけて、正義を貫くには家族を巻き込んでも、食べることにも苦労する暮らしを選んだ強さ。
それはきっと、自分だけの問題ではない。労働者の権利を守るのだとの心意気がなくてはできないと思うのです。その崇高な思いに心打たれています。
二に、原告団を支えた支援部隊と世論の力もあってこそ。私は、浅川ダム建設中止の裁判の原告団の一人でもあるので、それがよくわかります。
「一人はみんなのために みんなは一人のために」 そうやってがんばれるのが、私たち庶民です。
話はとびますが、訪問活動では、いつも就職が話題になります。
私の夫は医療生協長野中央病院の医師であり、副院長で、常任理事でもありますが、個人的な人事権はありません。当然です。
しかし、「なんとか孫を」「なんとか息子を」「仕事がない。パートでもいい。臨時でも派遣でもいい」「中央病院で雇ってくれないか」との話が毎日です。電話でもあります。
でも、申し訳ないけれども、正規のルートで入職試験を受けていただくしかないのです。
「臨時でも派遣でも働ければいい」というのですよ。「派遣より辛いんだ」と、藁をもつかむ思いでどんな手づるでも頼むいうところに、私は事態の深刻さを実感します。
本人の辛さはもちろんですが、こどもが仕事につけなくて、独り立ちできない。親にとってもこんな切ないことはありません。
親が子どもに1500万円を相続できる人は、庶民にはいません。減らされる年金で暮らしてゆけないのが実態ではありませんか。
今回の参議院選挙で比例ででる国会で頑張っている井上さとし参議院議員はじめ、5人の候補者は、雇用問題でも頑張り抜いてきたベストメンバー。
長野選挙区の唐沢ちあき予定候補は、それこそ自らが派遣労働者としての辛苦をなめてきた人です。
共産党の勝利に、日本の活路がかかっている、と、今日の会議でいっそう強く決意を固くしました。
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