6年生の孫の所属する長野児童合唱団のレッスン日で、会場のホクト文化会館まで送迎しました。
長野市にある3つの子どもの合唱団が、プロの東京混声合唱団が12月に開催する長野市芸術館での演奏会に出演し、何曲か歌うことになりました。
孫の入っている合唱団も歌うので、今はそのレッスンをしています。
「ぜひ、聞きに行きたいねえ」というものの、「でも、チケットは4000円だよ。家族でいけないねえ」との声も聞かれます。
コンサートや演劇などのチケット代としては、べらぼうに高い額ではないですが、庶民のお財布には負担が大きいです。
演奏者も同じだと思います。
援助がほとんどない中で演奏会を開くとなれば、会場代初め諸経費を一生懸命チケットを売って捻出しているのが実態です。
チケット代を安くできない事情がある。
チケット売りは、本当に並々ならぬ努力なのです。
私も友人のチケット売りのお手伝いをすることがありますので、よくわかります。
日本でも世界でも有名なプロなら、別でしょう。一流になる道のりは大変だったことでしょうが。
多くの芸術家は苦しい暮らしを強いられています。
聞くところによると、役者さんも、爆発的人気を得た人は別だが、老後、生活保護を受ける方も多いという。
いずれにしても「芸術では食べていけない」貧しい国、日本です。
国民の側からは言えば、貧困と格差は、幼いときから芸術にふれるチャンスも奪い、享受する権利を奪っていると言うことです。
なんとかできる問題だと思います。
一方で、庶民が暮らしの中で生み育ててきたすばらしい芸術・文化を守っていきたいですね。
盆踊りやどんと焼きなども大切にしたいし、腹の底にずーんと響く和太鼓はすばらしい。
年中さんになる孫は来週の運動会で、太鼓のリズムに合わせて荒馬を踊り、「キッズソーラン」も踊るそうです。
「キッズソーラン」はソーラン節の子どもバージョンです。
「荒馬」作りを母ちゃんと一緒に一生懸命やって、はりきっています。家の中を「ドンドコドンドコ ドンドン・・」といいながら踊りまくっていますよ。
ぜひ、応援行きます!
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