小山仁郎さんの個展を観賞しました。
緻密な友禅草木染にはいつも感歎していますが、今日もまた。
着物だけでなく、屏風やキャンバスに描かれた作品に、引きこまれていきます。
例えば「砂丘」という作品をみていると、我が身が今、砂丘にいるかのように想像が膨らんでくるのです。
私は特に、ここ数年の作品に感銘を受けました。
卒寿に向って衰えない創作意欲に圧倒されます。小山さんのアトリエを何度も訪ねるときにも、それは感じました。
とくにコロナになってからは「私は高齢です。持病もあります。感染したら死亡するでしょう。
だから、命との戦いで描いています」と言われた言葉の重みを実感しています。
私は卒寿まで20年を切りました。
小山さんのように頑張りたいなと、元気をいただきました
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