とってもいいことが2つあった日でした。
一つ目。
原田さんと訪問行動の予定で事務所で合流。
原田さんから「ほら、昔、若槻に住んでいたSさん、知ってるでしょう。カンパをしたいので、二人で来てほしいというんだよ」
Sさんは17年前に引っ越しされて、今は市内ですがちょっと離れたところにお住いです。
お孫ちゃんの児童館のお迎えまでには帰れるという事で、方針を切り替えて、出かけました。
17年もお会いしてなかったから、懐かしくうれしかった。
お元気おそうでしたが、病も持っているとのこと。
「86才ですから、明日、どうなるかわからない。
思い立った時にやってしまわないと・・・と思ってきていただきました。
私は、ご存じの通り、一番安い公営住宅に住みつつましく暮らしてきました。ひとりだし、これからもそう、お金がかからない暮らしをしますから大丈夫ですよ」
と渡されたカンパは、なんと50万円でした。
ただならぬ金額です。年金暮らしのSさんにとっても、どれほど貴重なお金でしょう。
私は率直にお聞きしました。
「これからの暮らし、本当にだいじょうぶですか?」と。
「大丈夫ですよ」
感動しました。
いつもいつも、自分のことより困っている人を助けてきた方ですが、50万円にはその生き方が凝縮されていると思いました。
それも、わざわざ古巣の仲間に託して下さるなんて。
それから、懐かしい話に花が咲いて、楽しいひと時を送りました。
とてもいいこと二つ目。
Kさんから、山菜が届いた!!
コゴミとタラの芽!
コゴミは今晩のおかずの一つに。胡麻和え。
お孫ちゃんが、「もっとほしい。おいしい」とお代わりしました。
今晩はパパが当直でいないので、タラの芽は明日、フライにしてみなでいただきます。
ああ、春だ、山菜だ!! 八百屋の野菜が色あせてしまう春だ。