昨日の新聞紅旗に、志位委員長の韓国・建国大学での講演が載りました。
侵略戦争に対して、きちんとした考えを持ち行動している日本人がいる、韓国の独立を連帯して応援していた政党があった、と言うことを韓国の学生に知っていただけたに違いないと、深い感銘を受けました。
私が韓国へ行ったのは、2009年のことです。
そのとき、ガイドのKさんがこう言いました。
「日本人の観光客は加藤清正、豊臣秀吉のやった事実を話すと、怒る。一度は会社に抗議が来てガイドを非難した。おかしい。加藤清正も豊臣秀吉も、日本では英雄になっているが、侵略者です」
「日本人は、われわれをさげすんでみていると感じていましたが、『ヨン様』のおかげでそういうことはなくなってきました」
3・1独立記念公園の見学に入る前にはこう言われました。
「今はひどくはありませんが、この公園にはお年寄りが集っています。日本人だとわかれば、罵倒されたり相当いやな思いをされることがあります。お年寄りは、忘れていないのです」
中国(「満州」)に行った時も、ドイツに行った時も、日本人として心から恥ずかしいと思った経験をしました。
これからの子どもたちは、国際社会で羽ばたくようになるでしょう。
世界は狭くなってきています。
そんな時、歴史認識もきちんと持たずには、信頼関係は作れるはずはありません。特にアジアの皆さんはシビアです。
私は、安倍政権打倒とともに、今、教育の分野で日本の憲法の素晴らしさや正しい歴史観を子どもたちに伝えるチャンスでもあると考えています。
誰もが「戦争はいやだ」「戦争はなぜ起きるの」「なぜ日本は戦争したの」・・・と考えているからです。
もし興味がありましたら、ホームページに韓国や中国、アウシュビッツの旅などの紀行文を載せてありますので、ご覧ください。