まずはお知らせです。
福島への救援募金ですが、昨日の会場での募金もよせて、昨日あべ県議にお渡しした30万円に加えて20万円送り、予定通り50万円、福島に渡すことができました。良かった!!沢山の募金をありがとうございました。
昨日のおまつりの後片付けデーでした。でも、私はたいしたことはしなかった。申し訳ない。
午前中は外科を受診しました。
15日の夜、煮立った油を右手の甲にかけてしまって、2度のやけどをしました。ああ~あ、なんておっちょこちょいなんだ。しかし、病院に行く隙間がなかったのですよ。
でも大丈夫。うちには一応お医者さんがいるので、お祭りが終わるまでの応急処置をしてもらいました。
初めはとにかく冷やすことですね。氷水で手がしびれて感覚がなくなるくらい冷やして「やけどより凍傷か!」と心配!!その後も、アイスノンで冷やし続けました。それから手当て。
それが良かったのか、痛むはずが全然痛くない。やっぱり最初の処置は大事です。実感しました。
外科外来では、「痛いでしょう?」と先生も看護婦さんも同情してくださったけど、痛みは全くありませんでした。
実は昨日は包帯ぐるぐるで大げさになっていたので、会う人会う人みなさんにご心配をおかけしました。「ブログには書いてなかったじゃないか!」としかられたりもしました。すみませんでした。全然大丈夫です。
夕方からは、昨日お祭りに参加してくださった方を、入党のお誘いをしながら訪問して歩きました。
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「おもいでボタン」
赤旗まつりで、わざわざ私を捜してくださった鬼山さんから、「中野さんにぜひ読んでいただきたい」と「おもいでボタン」という可愛い本をいただきました。
ことば きやままさと
文 きやまとみこ
まさとくんはダウン症の障がいを持つ青年です。お母さんが、まさと君のことばをこころで受け止めたことを記した、20ページに満たない小さな小さな本です。
まさとくんの優しさあふれることばに、心が洗われる思いでした。
「おもいでボタン」との題名にもそれが出ています。洋服は着古して廃棄するけどボタンはとって置こうと、お母さんは取ったボタンを分類をします。透明のガラスのビンに「三個組」「五箇組」と。「はんぱ組」も作りました。
まさとくんは、はんぱ組なんて「ボタンがかわいそう」と、そしてそっとつけてあげた名前が「おもいでボタン」でした。
まさとくんの感じ方に、人が人と共に生きる原点を感じます。その純粋さが伝わってきて、葛藤を乗り越えながら培ってきたご家族の愛情の深さと、まさとくんのこころの豊かさに、涙がにじみました。
これは命の賛歌の本です。
もうすぐ初めての孫との出会いが、私を待っています。そんな時に読ませていただいた本。まさとくんの生涯とまだ見ぬ孫の生きる時代への、我々の責任を深く感じたことでした。
どんなに重い障がいがある子でも、発達を保障し親亡き後の心配も要らない、「それは国が責任をもちます」と、これが当たり前になる社会を作りたい。
まさとくんの優しさに、勇気づけられました。