中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

飯山市で行動。井上参議院議員を講師にオスプレー学習会。

2012年09月08日 21時04分37秒 | 活動日誌

 

 午前中は、飯山市のT支部のMさんとTさんと3人で訪問活動、午後は長野に戻って定期受診でした。夜は、井上参議院議員が講師になって「オスプレー学習会」でした。

           ::::::::::::::::

 訪問活動では、嬉しいことがいくつもありました。

 今まで自民党の役員をしてたが、「もう自民は信頼できない。かねがね、共産党は良くやっていると思っていた」と、数ヶ月前に赤旗読者になってくださった方が気持ちよくずっと読者でいてくださって、「赤旗信州秋まつり」をとても新鮮に受け止めてくださいました。

 「共産党はこんなことをするのか。すごいねえ。いろいろ楽しいことがありそうだね。小池さんお話は聞きたいが、予定はどうかな」と言ってくださったことです。

 「赤旗信州秋まつり」を、もっと宣伝しなくては、と思いました。

 もう一つだけ紹介すると、民主党の支持をしている職場の労働者との対話です。

 「組合から情報が入るから赤旗は要らない」といいながら「オスプレーも仕方ない。だって、安保条約があるだろう。安保をなくしたら、中国、北朝鮮とどうやっていくんだ。それに、共産党だって政権をとれば同じことになってしまうさ」との意見です。

 あれこれ話したら、よーく聴いてくださった。「単独で政権を取るつもりはない」との話に「連立を組む政党があるのかね」との深い質問もでました。

 結果は「民主党ももうダメだ。赤旗は読まないが、そのほかは応援するよ」と、言ってくださいました。よかったあ。

 訪問したお宅では、それぞれ良い話し合いができましたよ。話し合いって大事。

    ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

 さて井上さとしさんを講師にした「オスプレー学習会」、大変勉強になりました。

 ここで全部紹介したいくらい!でも不可能ですね。

 井上さんは「オスプレー配備の3つの危険」、「なぜこんなにアメリカ言いなりか」の2点をテーマに、資料を使っての胸に落ちる話、報道された赤旗の記事の内容を、いっそう深める学習会となりました。

 井上さんの講演のあとの参加者の質問や発言も、良かった。

 信濃町では議会として反対の決議を上げた。小布施町の町長は、党小林議員の質問に「沖縄に配備すること事態、反対」との力強い答弁。全県の地方議会で共産党議員、がんばっています。

 日本航空を解雇になってたたかっているパイロットのIさんも「井上さんの言うとおり」との力強い挨拶をしてくださいました。

 全国知事会も反対、長野県の市長会も反対の決議を上げています。

 ただし、阿部長野県知事は、「長野県だけの問題ではないので、相談して・・・・」と逃げていますが・・・・。

 日本の主権と国民の命をかけた大問題、たとえ安保条約賛成の人だって、オスプレーは反対!と、言っている方もいます。世論を大きくしましょう。

井上さとし参議院議員

  ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

 印象に残ったこと、一つ二つ紹介します。

 

   オスプレーは、例えば上空300メートルでトラブルが起きたとしてどうなるか。

  普通の飛行機は、毎分487メートルで落ちるが、オスプレーは1250メートル、3倍の速度。時速90キロ。地面に着くまで12秒!

 ところが、両方のエンジンが停止した場合、着陸のためのモードの切り替えに要する時間は、12秒かかるそうだ。つまり、間に合わない。

 しかも、オスプレーは、後ろからの風に弱いなどの欠陥もある。

 モロッコ、フロリダの墜落事故の「操縦者のミス」とのアメリカの事実をねじ曲げた発表の裏には、こんな相関関係があったのだ。日本政府は、それを鵜呑みにした。(意識的に?)

  スピードの違いは回転翼が小さいため。なぜ回転翼が小さいか・・・それは、空母からの発着を想定しているため。そのことが、オートローテーション機能を低下させている原因。

 ●もう一つだけ

 アメリカがどう考えているか、の例の一つ。

 下記は米軍オスプレー部隊の司令官のコメントです。

 「米本土では遭遇することのできないチャレンジがある。我々の快適な庭を飛びだし、馴染みの薄い過酷な訓練を行う良い機会です」

 なぜ、そんなことを言うのか。

 アメリカでは、規制が厳しく自由に訓練はできません。低空飛行も住宅地では当然できない。自然保護の立場から規制も大きい。だから、アメリカではハワイを初め、住民の意思で訓練が拒否されているところが出てきている。

 アメリカでできないことでも、日本ではできる。住宅地であれ、観光地であれ、農業地帯であれ、かまったものか。なぜなら、日本政府は我々の言いなりだ、チョロいもんだ・。我々の要求が日本航空の法律に抵触していても、政府がうまくやってくれるさ。・・・・・それがアメリカ政府の傲慢な態度です!

 問題は日本政府の態度です。

 訓練の事前公表に着いても、日本政府の全く奴隷になりきった態度です。森本防衛相の答弁にも、その姿勢が出ています。

 「・・・・軍事的な目的に沿って行われる訓練でもありますので、その訓練の性格に鑑み、(公表の)必要はないと考えております」

 日本語に訳すと、国民が墜落で被害に会おうが騒音で苦しもうが、訓練計画さえ知る必要はないのだ。アメリが戦争のために必要と言っているのだから、安保条約を結んでいる我々は、奴隷となって尽くさなければならないのだ」と言っているのですね。

 でも、明日は「オール沖縄」の集会です。そして全国知事会も、長野県市長会も反対の決議を上げています。

 一点共同でがんばろう!! 日本の空を戦争にために明け渡しはしない!!

 最後に、米軍機が通った戸隠村の住民の声です。

 「雷が3つも4つも落ちたかと思うほど、恐ろしかった」・・・オスプレーの低空飛行の被害は騒音だけではすまない。

 

 

 

 

  

  

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする