中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

浅川ダム工事中止の県への申し入れ。支部会議と行動。母親大会報告の会議。

2012年09月07日 21時27分50秒 | 活動日誌

 

 浅川ダムの建設が強引にすすめられ、19日には定礎式が予定されています。 

 今日は、「浅川ダム建設中止を求める5団体会議」が知事に対して申し入れを行いました。

 申し入れは2点。

 1 ダムの安全性を確認した根拠を示さないまま工事をすすめないこと。

 2 ダム工事を中止し、定礎式を行わないこと。

 ところが、知事は出て来ず、建設部長、河川部長らとの交渉となりましたから、らちがあきません。

 部局のみなさんは、技術的な説明はできるが、政治的判断は知事がしたものですから、結局最終的には「知事に申し伝える」としか言いようがありません。

 それでも県側は、「知事は専門家の意見も踏まえて、活断層はないと判断した。2回の県民への説明会もしたから(われわれの意見はちっとも聞かず、県の一方的な説明でアリバイづくりだった)、ダム建設には支障はない」

 「(ダム工事で掘鑿したため)FV断層が表面に現れたが、疑問があるから調査したのではなく、念には念をいれてやっただけ」

 頼まれた産総研の学者はちゃんと調査などしておらず、前の資料の確認が主な作業内容だった。それでも、学者の良心からか、活断層ではないとしながらも「安全とは言いきれない」との結論を出してるのに、それは無視です。

 どこまで行っても話は平行線でかみ合わない。

(建設部長が応えています。マスコミがたくさん入りました。)

 県側は、国土研など私たちが頼りにしている小坂先生、松島先生などの専門家集団の「FV断層は活断層だ」との意見には、全く聞く耳を持たないのです。

 「活断層の上の建造物は活断層が動けば全部破壊される。地震とは違う。だから、法律で活断層の上には建造物を造ってはならないとの法律を持っている国もある」と会長が最後のだめ押しで発言しましたが、みなさん、震災から教訓を学んだとは思えない。

いや、職員は立場上があって、心の中では苦しいのだ、と考えた方がいいかもしれませんね。

 でも、これしきであきらめる私たちではありません。19日の定礎式には抗議の行動をします。

   

 イヌタデ

 

 午後は中野市のT支部の会議、会議のあとには訪問行動を行い、赤旗が増えて、嬉しい。

 支部会議では本日の日刊赤旗のトップ記事、医療費の話題。Kさんが「私の薬代は、85日分で62650円、ほら!」と、領収書をみなさんに見せれば一気に盛り上がり、「私も!」と、次々と話が続きました。

 「薬をやめるか人間をやめるかの世界だ」と。「こんな政治、やめさせなくてはダメだ!」

 夜は新婦人の班会で、日本母親大会の報告会でした。

 

 

コメント
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