中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

全県地方議員会議でした。菊地村長の話に感動しました。

2011年08月04日 20時18分41秒 | 活動日誌

  先日大阪のホテルで、暑くてクーラーをつけて寝たせいか風邪をひいたらしく、セキ込みが激しくてここ2晩、眠れないほどでした。それで昨日は早々布団に入って寝てしまったのです。だからブログはお休みでした。今日は劇的に直ってきました。まあ、若いからと言うことにしておきましょう。とにかく、急速に「収束」しました。

 今日は終日、全県地方議員会議でした。

大勢の議員団はとっても頼もしい。

 

 午前中は今井県委員長、大池自治体部長からの報告のあと、菊池南牧村長の講演がありました。これがすばらしく、感動しました。 午後は分散会で、各市町村の取り組みの交流や今後の方策などの話し合いでした。

 菊池村長は、ご存じのように共産党員村長です。どんな施策をとっているか、きく者も真剣でした。

菊池村長です

 まず災害の問題から入った菊池村長、福島県伊達市の子を、3泊4日で受け入れているとのこと。子どもたちはもちろん全額無料。3食5000円で宿泊を頼んでおり、子どもたちは牛の乳搾りをしたり、自分たちでバターを作ってパンにつけて食べたり、しぜんの中で思いっきり遊んで「もっといたい」という感想が多いそうです。南牧村は乳牛の村、人口と牛の数が同じくらい、3000頭ほどいるのです。菊池村長は「日本は、広島、長崎、そして福島。放射能の国、世界にこんな国は他にない」と原発への怒りを静かに語りました。

 野辺山には50軒ほどの温泉宿がありますが、今は不況です。「村営でやってもらえないか」との声もあったそうで、そこにヒントを得て、「ホットホット事業」を始めました。手を挙げた業者の方8軒で、65才以上のかた対象に、昼食を中心にして楽しく過ごす事業です。理学療法士も頼んで、健康体操もしているとのこと、これが大人気だそうです。財源は「住民生活に光をすすぐ補助金」を当てているとのことです。

 「希望の家」も作りました。高齢化率27・8パーセント、一人暮らしのお年寄りが111人、夫婦二人暮らしが99世帯、また障がい児をもっている家庭のご苦労にも報いるために建てたグループホーム的な住宅です。家賃は、所得によって4千円から5万円までのランクがあります。食事付きだから、安心で、話し相手ができてこれも人気だそうです。

 鳥獣被害対策では、鹿一頭しとめると1万円の報酬を出していること、昨年は942頭だったそうです。また、国の補助金制度を使って、村全体を網で囲う対策も取りました。 「鹿をしとめたら1万円の制度で、奥さんに喜ばれました。パチンコで遊ばず、お金も入る」には大笑い。

 地デジ対策は以前、このブログで知らせたとおりで、村として地デジ交換機を説けたので、村民は今のままのテレビで大丈夫。

 その他、保育料の軽減、学校では少人数学級のために村費雇いの教員が4人、などなど、嬉しい話をたくさん聞くことができました。

 一番心打たれたのは、村長自ら村民の声を直接聞き、役場の職員と相談しながらすすめていることです。役場職員の力をとても評価し、頼りにしていました。良心的な首長なら、みなさんあたりまえのこととして実行していることと思いますが、それこそが共産党の役目、住民にいっかり寄り添っている姿に、共産党首長をもった誇りを覚えました。

 県都長野市の首長は、住民の声をまるで聞きませんけども・・・。!

 国政でも共産党議員が多くなれば、こんないいことがどんどん進んでいくのだろうなあ・・・と元気が出ました。そうしてゆかなくっちゃ!!

 3つに別れた分散会では、私は「社会保障」の司会をしました。国保税、介護保険が中心でした。福祉医療の窓口無料も、県議会でなんとしても突破するため、署名運動を強めようとの確認もされました。

 そして最後はやっぱり、「国の政治を変えなければ地方自治体では、国保も介護も他の問題ももう限界」だから、「党を大きくしよう!!」で締めくくりました。

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