中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

K保育園で発達相談。ステキなコーヒータイム。

2011年05月17日 17時43分39秒 | 活動日誌

 

 須坂市のK保育園の発達相談日でした。赤ちゃん中心に10人くらい診たかな。今日は大きい子まではできませんでした。もう一度、行かなくっちゃいけないかな。今日診た子どもの話も交えて、6月のはじめには先生方との学習会が予定されています。

ムラサキサギコケ 保育園そばの田んぼの畦に咲いていました。

白いのはサギコケ。トキワハゼと似てますね。きれい。

 子どもの検査で夢中で、保育園の写真は撮れませんでした!!

 お母さん、お父さんが来てくださり、一緒に子どもさんの話ができた方もいました。若いお母さん、がんばっていますね。おばあちゃんも大変です。Sちゃんのお母さん、お父さんは美容師さん。二人とも帰りが遅い。Sちゃんは近くに住むおばあちゃんの家族と一緒に食事をして、8時頃にはおばあちゃんがSちゃんとアパートに移動、寝かしつけて両親の帰りを待ってくださっていると言います。すごいなあ、毎日ですよ。子ども中心の考え方とその努力に感心しました。

 それにつけても、こうした応援団がなくては、とても子育ては難しい。応援団はありがたい。

 しかし、おばあちゃん、おじいちゃんからみれば、子どもにカタがついて、「やれやれ、やっと悠々自適か」と思ったときには、孫育てと介護、なかなか自由になれないのものです。かわいい孫でも、毎日面倒を見るとなると、疲れることも現実かな。でも、年金も安いし、若い親は帰りが遅いし給料も安いとなれば、家族総出、悠々自適など言っていられません。

 ほどほどに応援すれば子育てできるような、社会的な仕組みがもっと必要ですね。親の労働時間の短縮、有給の育児休暇、暮らせるだけの給料、年金額アップなどなど。パート労働者のお母さんは、子どもが病気で休みたいと思っても、休みを取れば即解雇されるとの厳しい現実もあります。労働条件改善と子育て支援の社会保障の充実がなくては。

 外国人の子女も増えています。家庭ではフィリピン語、英語、日本語の3カ国語を使っている、両親が外国人のお宅のKくんは3カ国語が入り交じった会話をするので対話がうまくいかない、まだ良く発達がつかめなかったですね。

 今日の発達検査の結果の総評は「体を作りましょう」かなあ。人間が獲得した直立と2足歩行が、どの子もどうも弱いなあ、と実感します。直立したことで手が自由になり、そこで手の労働が可能になり、手の労働が大脳を発達させてきたわけですから、直立と2足歩行は基本的な土台です。ちょっと心配。いや、ずいぶん心配です。

 さて、発達診断が終わって、園長先生とコーヒータイムを持ちました。これがステキでした。以前いった時には閉まっていた喫茶室に、再び「行ってみよう!」と。今日は開いていました。

入り口

 

喫茶室の窓からの景色

 

テーブルには野の花

  「岩の湯」という温泉宿の一角にある喫茶室です。2階は個室になっていて、ゆったりと過ごせ、こころがいやされました。温泉宿のほうはとってもお値段がいいので、庶民にはちょっと手が届かないかな。せいぜい喫茶室です。

 石巻の党地区委員会から電話がありました。母の訃報を新聞「赤旗」に載せるための聞き取りでした。三浦市会議員が「涙が出ましたよ」と言ってくださって、私は、あらためて母が石巻の党のみなさんにどれだけお世話になったかをかみしめました。

 明日は、県議団と一緒に栄村に入ります。

コメント
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